「街のコンシェルジェ」

“加齢こそ、価値がある社会づくり”を目指し、高齢世帯の困り事を、有償ボランティアがお手伝いするNPOの事業。

ありがとう!街コン!

2005年10月28日 23時59分50秒 | コンシェルジェ
<第27話>ありがとう!街コン! ~街のコンシェルジェのひとり言~

一周年、おめでとうございます。
カラオケ・記念パーティーと続けて参加し、楽しい一時を過させていただきました。
思い起こせばこの一年、いろいろな事がありました。我儘と贅沢はあまり出来ないけれど、自由気まま、自らのルールで、生きる喜びの毎日でした。しかも、定年も卒業も肩書きもない“ヨコ社会”のこれからに、物心両面の余裕を持ち合わせているということが確認できました。ありがとう。
目標を明確化し、日々新しい発見と小さな感動・進取の精神を持ち続けるよう心掛けてみると、37年間のサラリーマン生活がいかに狭く、閉鎖的で、小さかったがよく分かりました。心から「井の中の蛙」を実感させられました。口では「世の中は広い。いろんな人がいろんな事をしたり、考えたり、支え合っている」といってきましたが、本当は、何も知らなかった。実感していなかった。
かって、山本五十六海軍大将は「やってみせ、いって聞かせて、行なわせ、ほめてやらねば、人は動かじ」といったとか。退職してから、ようやく、それが本当だと実感できました。遅かった。
さあどうする。人生の先輩として、若い世代に何を残し、何を語り継ぎ、何を伝えていくか、課せられた責任は重いです。
これからの日本の進むべき道を真剣に希求する心を持たせたい。360度の変革ではなく、1度の改革をひたすら願い求める毎日である。
それを分からせてくれた街コン活動に、心から感謝している。ありがとう。
◆品川区・61歳・自由業◆