オールドレーシングカー談義

1950~1970年代のレーシングカー、その他のマシーンについて語り合うブログです

F1メキシコGP-2016

2016-11-04 | F1・2016

F1メキシコGP。
FP3

順位ドライバーチームタイムラップ数
1 M.フェルスタッペン レッドブル 1:19.137 16
2 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:19.231 23
3 D.リカルド レッドブル 1:19.370 17
4 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:19.618 27
5 V.ボッタス ウィリアムズ 1:19.811 19
6 S.ベッテル フェラーリ 1:19.937 16
7 K.ライコネン フェラーリ 1:19.994 16
8 F.マッサ ウィリアムズ 1:19.997 22
9 N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア 1:20.255 21
10 C.サインツ トロ・ロッソ 1:20.325 22
11 S.ペレス フォース・インディア 1:20.472 20
12 D.クビアト トロ・ロッソ 1:20.586 20
13 F.アロンソ マクラーレン 1:20.600 18
14 J.パーマー ルノー 1:20.959 18
15 J.バトン マクラーレン 1:21.152 19
16 M.エリクソン ザウバー 1:21.245 21
17 E.グティエレス ハース 1:21.338 16
18 K.マグヌッセン ルノー 1:21.345 17
19 R.グロージャン ハース 1:21.601 15
20 P.ウェーレイン マノー 1:21.758 23
21 E.オーコン マノー 1:21.921 22
22 F.ナスル ザウバー 1:22.354 18

予選
2016年 F1 第19戦 メキシコGP 予選結果

順位ドライバーチームQ1Q2Q3
1 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分19秒447 1分19秒137 1分18秒704
2 ニコ・ロズベルグ メルセデス 1分19秒996 1分19秒761 1分18秒958
3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分19秒874 1分18秒972 1分19秒054
4 ダニエル・リカルド レッドブル 1分19秒713 1分19秒553 1分19秒113
5 ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア 1分20秒599 1分19秒769 1分19秒330
6 キミ・ライコネン フェラーリ 1分19秒554 1分19秒936 1分19秒376
7 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分19秒865 1分19秒385 1分19秒381
8 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ 1分20秒338 1分19秒958 1分19秒551
9 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分20秒423 1分20秒151 1分20秒032
10 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 1分20秒457 1分30秒169 1分20秒378
11 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分20秒552 1分20秒282  
12 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分20秒308 1分20秒287  
13 ジェンソン・バトン マクラーレン 1分21秒333 1分20秒673  
14 ケビン・マグヌッセン ルノー 1分21秒254 1分21秒131  
15 マーカス・エリクソン ザウバー 1分21秒062 1分21秒536  
16 パスカル・ウェーレイン マノー 1分21秒363 1分21秒785  
17 エステバン・グティエレス ハース 1分21秒401    
18 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1分21秒454    
19 フェリペ・ナッセ ザウバー 1分21秒692    
20 エステバン・オコン マノー 1分21秒881    
21 ロマン・グロージャン ハース 1分21秒916    
  ジョリオン・パーマー ルノー      

関連:【動画】 2016 F1メキシコGP 予選ハイライト

F1 メキシコGP 予選:トップ10ドライバーコメント
2016年10月30日
2016 F1 メキシコ 予選

FORMULA 1 GRAN PREMIO DE MÉXICO 2016

1位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「ここまで本当に堅実な週末を過ごせている。実際、Q3は僕にとってはあまり良くはなかった。ポールを獲得したけど、あまりいいラップではなかった。その前はセッションを通して、かなり堅実なデルタがあったけど、Q3の最初のラップでかなり多くのタイムを失ってしまったし、2回目のラップでもそうだった。それらのどれも3つのセクターをまとめることができなかった。全てをまとめられていれば、あそこであとコンマ3~4秒は縮められたと思う。レースに関しては、ターン1までがとても長いので、スタートが重要になるだろう。でも、僕たちのロングランのペースは本当に強そうだし、タイヤも有利なので、兆候はいい感じだ。レッドブルはスーパーソフトなのでスタートでわずかにアドバンテージがあるかもしれない。でも、あのタイヤは摩耗もかなり酷そうだ。いつものように僕たちのストラテジストは素晴らしい仕事をしてくれた。ソフトタイヤを労わって、ロックアップやフラットスポットを避ければチャンスのはチャレンジだと思う。でも、今週末、クルマは素晴らしいし、明日もそれが続くことを願っている。まだ勝ったことのないレースだし、週末ずっと本当に素晴らしいこの驚くべき観客の前でリストにチェックを入れたい」

2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「今週末は自分のリズムを見つけるのにちょっと長くかかっている。予選の最後はクルマの感触にかなり満足していたし、なんとか良いラップを決めることができた。でも、ルイスの方がちょっと速かった。ポールポジションを逃したことには満足していない。でも、その一方でここでは2番手からのスタートはそれほど悪くはない。1周目のターンまでのストレートはとても長いので、多くのチャンスがある。今年、僕たちはポールがそれほど重要ではないことを何度か目にしている。チャレンジングなレースになるだろうし、レッドブルにも注意しなければならない。メキシコのファンはエキサイティングな日曜日を過ごすことになるだろう。今日は本当に多くのファンに合えてとても嬉しかった。彼らは情熱に満ち溢れているし、トラックに出てそれを目にすると本当に素晴らしい気分になる」

3位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「予選の内容にはとても満足している。僕たちは再び2列目を獲得できたし、スタートから戦える理想的なポジションにいる。週末ずっと僕たちにはいいクルマがある。まだ少しトップスピードが足りないので、予選でメルセデスと戦うのは厳しいけど、それでもかなり近づいているし、良い業績だと思う。Q2ラップは本当に良かったし、速いと感じたけど、Q3では同じグリップレベルを見い出すことができず、それによってわずかに遅かった。通常であれば自分のベストセクターであるセクター1で苦しいんだし、それは数分でグリップがいかに変化するかを示したと思う。それでもラップは厳しいし、全員が同じようなポジションにいるので、滑りやすいコンディションに適当しなければならない。楽しいけど、違った種類の楽しさだ。完璧なラップをまとめられるトラックもあるけど、ここではかなり難しい。ターン1までとても長いし、僕たちはスーパーソフトでスタートするので、すぐに前進できる可能性は高い。レースはペースは強そうなので、明日を楽しみにしている」

4位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「戦えたとは思うけど、正直、僕の最後のラップは酷かった。すでにターン1の立ち上がりで格闘していたし、ターン6までにそれまでのラップよりもほぼコンマ4秒遅かった。いくらか取り戻すことはできたけど、ポールとのギャップを見れば、わずかコンマ4秒だったので、もっと良い結果を出せたかもしれない。でも、もっと酷かった可能性もある。新しい路面だとそんなものだし、まだとても滑りやすいので、妥協点を見つけるのは難しい。Q3の最後の走行では、特にラップの前半で明らかにパフォーマンスを失っていたけど、それでも僕たちは2列目なので、そこはOKだし、受け入れるつもりだ。明日どうなるか見てみよう。良いレースができると思っているけど、このような予選の後に明日どうなるかを予測するのは難しい」

5位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「僕にとってはとても良い予選セッションだったし、結果にはとても満足している。最近は僕たちのクルマはあらゆるサーキットでかなりうまく機能しているけど、予選ではトラックが改善するにつれてどんどん良くなっていると感じた。Q3での最初のラップは最高だったし、シーズンでベストな予選ラップかもしれない。あれ以上引き出せるものはなかったと思う。スタートではトラブルを避ける必要があるけれど、先週僕に起こったことに影響を受けるつもりはない。ターン1に行くたびにその独特なダイナミクスがあるし、とにかく成り行きに任せるしかない。レースでどのくらい位置にいるかについていい考えがあるし、落ち着いて今日の結果から組み立てていくつもりだ」

6位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「Q1でのクルマのフィーリングは良かったし、午前中のFP3よりも良かった。Q2ではタイヤを一貫して働かせて、どこがグリップするかを知るのがかなり大変だった。最後の予選スティントでは再び良くなったけど、1回目の走行でラップの後半に少しおかしいと感じたし、いくつかの場所ではもっと速く走れると感じた。2回目の走行では何らかの理由でストレートでスピードがなかった。何かが正しくなかったし、さらに速く走ろうとすることさできなかった。今日はかなりのスピードがあったと思うけど、それを生かすことができず残念だ。これから何が起こったのか理解しなければならない。もちろん、今日の結果には落胆しているけど、明日何ができるか見てみるつもりだ」

7位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「クルマは速かったので、とてもガッカリしている。Q2はソフトタイヤでは楽勝だった。かなりいい感触だったんだけど、その後のスーパーソフトではどうにもならなかった。昨日はスーパーソフトコンパウンドで大きなゲインがあったけど、今日はまったく得られなかった。いくつかのことを試してみたけど、予選で全てをひっくり返すことはできない。どうしてなのか調べる必要がある。みんなはスーパーソフトで0.5秒くらいは改善していた。僕たち以外はね。クルマは速いし、何の問題もない。それなのに僕たちは不相応な位置からスタートしなければならない。やや後方からのスタートではレースは簡単ではないけど、チャンスはまだあるはずだ」

8位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「とても良い予選セッションだったし、今日はだいたい僕たちがいるべき場所でフィニッシュできた。オプションタイヤで切り抜けられなかったのは残念だ。スーパーソフトでレースをスタートすることことになってしまったからね。このトラックではタイヤの寿命という点でスーパーソフトとソフト、ミディアムの間には大きな差があるので、僕たちは戦略でよりクレバーになる必要がある。明日はすべてを正しく行う必要がある。レースにむけては良いスターティングポイントだ。僕たちはフォース・インディア勢に割って入ることができたし、彼ら2台の前にできることが重要だ。僕たちは彼らを倒せる」

9位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「とても難しい予選セッションだった。タイヤを働かせることに苦しんだ。準備のラップでもトライしたし、最初のラップでも努力した。やれることは全てやったけど、どうしてもタイヤを機能させることができなかった。僕のベストタイムは、実際には燃料を多く積んでエンジンのデプロイメントを抑えていた午前中に出ていた。予選に向けて全てを完璧にセットアップしたけど、残念ながらそれより良いラップタイムが出せなかった。それでも、僕たちはトップ10に入っている。明日のレースが難しくなることはわかっているけど、フォース・インディアよりポイントを多く獲得することに集中しなければならない」

10位:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)
「とても嬉しいよ! チャレンジングな路面コンディションによってトリッキーな週末だった。本当のことを言えば、Q1のスタートではQ3に進出するのは難しいと思っていた・・・ 僕たちはここで1週間で再び2回連続の10位だ! 僕とチームにとってかなり大きな業績だ! 最近はクルマにとても自信を感じているし、それは僕たちがこのようなポジティブな結果を達成できている理由のひとつだと思う。すぐにプッシュできるし、自分の週末をうまく発展させて、このようなポジションにたどり着くことができる。良い時間を経験しているし、チームと僕の両方がこの結果をかなり誇りにできると思う。この2レースで僕たちが達成したものは簡単なものではない! とても満足している。明日はタフになるだろう。僕たちにはタイヤ戦略のアドバンテージがないし、第1スティントでは後続のドライバーが僕を抜くためにプッシュしてくるので、スーパーソフトをうまく働かせる必要がある。注意深くなければならないけど、楽しめるはずだ!」

決勝

順位 ドライバーチームタイム差ピット
1   L.ハミルトン メルセデスAMG 1:40:31.402 1
2   N.ロズベルグ メルセデスAMG +8.354 1
3   S.ベッテル フェラーリ +17.313 1
4   D.リカルド レッドブル +20.858 2
5   M.フェルスタッペン レッドブル +21.323 1
6   K.ライコネン フェラーリ +49.376 2
7   N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア +58.891 1
8   V.ボッタス ウィリアムズ +1:05.612 1
9   F.マッサ ウィリアムズ +1:11.924 1
10   S.ペレス フォース・インディア +1:13.899 1
11   M.エリクソン ザウバー + 1Lap 1
12   J.バトン マクラーレン + 1Lap 1
13   F.アロンソ マクラーレン + 1Lap 2
14   J.パーマー ルノー + 1Lap 1
15   C.サインツ トロ・ロッソ + 1Lap 1
16   F.ナスル ザウバー + 1Lap 1
17   D.クビアト トロ・ロッソ + 1Lap 2
18   .マグヌッセン ルノー + 1Lap 2
19   E.グティエレス ハース + 1Lap 2
20   R.グロージャン ハース + 1Lap 2
21   E.オーコン マノー + 1Lap 1
-   P.ウェーレイン マノー   0


F1 メキシコGP 決勝:トップ10ドライバーコメント
2016年10月31日

FORMULA 1 GRAN PREMIO DE MÉXICO 2016

優勝:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「今週末は本当に良いペースがあった。クルマにはスタートからフィニッシュまで本当に力強さを感じていた。昨年とは大違いだ。良いスタートを決めたけど、ターン1までがとても長いので、みんなが僕のトウを使っていた。右フロントのブレーキディスクがフォーメーションラップで冷えてしまい、温度を戻せなかった。大丈夫だろうと思っていたけど、ブレーキを踏んだ時に温度が上がったことでロックアップして、芝に飛び出してしまった。幸運にも走り抜けて、コースの違う部分に戻ることができた。でも、大きなフラットスポットができてしまったし、本当に大きかったんだ。振動が激しくてストレートの先はほとんど見えなかったし、サスペンションが最後まで持つか本当にわからなかったくらいだ。でも、もう一度フラットスポットを作ることもなく、タイヤを壊さず、早めのピットストップをしなくて済んだのは本当にラッキーだった。幸運にもタイヤをコントロールできたし、かなり序盤からクルーズしていた。これで僕が51勝を挙げたと思うとちょっとクレイジーだ。こういう結果がシーズン終盤に出るのは残念だし、遅すぎたかもしれない。振り返って言えば、もしマレーシアのことがなかったら、今は違ったポジションにいただろう。でも、これがモーターレーシングだ。僕にできるのは、ベストを尽くして、ここ2週間に起きたことのように流れが運ぶよう願うことだ。歴史を見れば、遅過ぎるということはない。だから、プッシュし続けて、今週のような週末を再現できるように全力を尽くていく。ここでは勝ったことがなかったので、この素晴らしい観客の前で勝ててとても良い気分だ。今、僕の狙いは完全にブラジルに定まっている。ブラジルでもまだ勝ったことがないけど、来週も今日のようなパフォーマンスを持ち込めれば、良いポジションにつけるだろう。最終的に、最後の数戦でベストを尽くせたと感じれば、シーズン終わりにハッピーになれるはずだ」

2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「メキシコのファンは本当にすごかった。レース前のドライバーズパレードのときにスタジアムですでに鳥肌が立った。でも、その後に表彰台で人々が僕の名前を呼んでくれた時が、今週末で一番感動した瞬間だった。このイベントを実現してくれた全ての人々、今日トラックに来てくれたメキシコのファンに感謝したい。チェコ・ペレスとエステバン・グティエレスは、母国のファンを本当に誇りにしてもいいね。今日はタフなレースだった。スタートの走りだしは良かったし、ルイスが大きくロックアップして芝に飛び出したのを見た時、リードを奪えると思った。そしたら突然、フェルスタッペンもロックアップして僕に激しくぶつかってきて、コースの外に押し出されしまった。幸運にも僕のマシンにダメージはなかったし、ポジションを失うこともなかった。ルイスは今日ちょっと速かったし、僕の目標には届かなかった。またここで勝つことができなかった。それでも、全体的に2位はそれほど悪くない。長い2週間を終えて、家に帰るのを楽しみにしている。家族とちょっとリラックスして、もっと強くなってブラジルに戻る準備をするつもりだ。ブラジルは勝ちに行く。インテルラゴスのコースは僕たちのクルマにもっと合っていると思うし、ブラジルに行って何ができるか楽しみにしている」

3位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「もちろんポイントを獲得できて嬉しい。これで僕はドライバーズ選手権で3位になることが決定した。この1年を誇りに思う。表彰台に上がって楽しめたら良かったけど、今日はそういう状況だったということだ。楽しいレースだった。いろいろあってレース後はフラストレーションもあったけど、それでも楽しいバトルだった。最後にハンターになれたのは、一人で走り続けるよりずっと楽しかった。あれでレースが生き生きしたしね。ちょっとスパイスが効いていたけど、クールな一日だった。もちろん僕はレースがしたいし、レース後のペナルティというのは理想的ではないけど、今日は仕方なかったと思う。僕は自分の動きに専念していたけど、彼は僕を押し出した。レースで抵抗するのは当然だし、手を振って見送ってくれるとは思っていないけど、ブレーキングの進路変更についてはみんなで話し合って、明文化したはずだ。僕が唯一がっかりしているのは、表彰式の瞬間にスタジアムに立てなかったことだ。でも、表彰台はまだそこにあるから、これからみんなで記念撮影に行ってくるよ」

4位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「終盤にコースオフしたとき、1周目の1コーナーのルイスとまったく同じだと思った。彼はコースオフしてアドバンテージを得ているのに、僕はアドバンテージを得てさえいない。僕はブレーキングで前にいたし、トラックに戻ったとき、前に同じ距離があった。だから、ペナルティは理解できない。スチュワードがセブにペナルティを科すと決断したのはちょっとした正義だったね。明らかに正しくない動きだったし、ルールによって処罰された。毎週末ルールに忠実でいられる限り、レース後にフラストレーションを感じることはないだろう。力強い走りをしたダニエルが表彰台に上れて本当にうれしいし、チームにとって最高の結果だ。コンストラクターズ選手権2位という僕たちのポジションが少し前と近づいたし、確かダニエルはドライバーズ選手権で3位になるはずだ。若干のストレスがあった後、僕たちは笑顔で週末を締めくくった。スーパーソフトであと何周か走れれば、ニコをオーバーテイクするためにもっと近づけただろう。でも、結局、ストレートスピードのせいでここでオーバーテイクするのは常に難しい。メキシコのファンはやっぱり素晴らしかった。雰囲気と歓声は最高だった」

5位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「今日の僕たちは全てを正しくやったと思う。良いペースだった。予選でもっと上位につけていれば、さらに良いレースができただろう。でも、昨日はもう変えられない。今日は非常にポジティブに臨んだし、スピードがわるとわかっていたので、レースには自信があった。僕らは誰よりもタイヤを持たせることができた。僕たちの方が速かったので、フェルスタッペンにプレッシャーをかけることができた。もちろん抜くのは楽ではなかったけど、彼はミスをしてコースをカットした後、そうするよう言われたのにポジションを譲らなかった。ダニエルとのバトルに関しては、僕は彼にとても敬意を払っているし、接触してしまったのは決して理想的ではなかった。防戦しながらハードに戦い、彼にスペースを開けようとしていた。実際にそうしたと僕は思う」

6位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「スタートはそれほど悪くなかったし、良い状態で走っていた。でも、1回目のピットストップ後、ミディアムでは良いグリップを引き出せなかったし、同じタイヤの新品セットだったらどうなるか試してみることにした。でも、正直、リアのグリップはあまり良くならなかった。僕がこのタイヤで走ったのは初めてだったし、もしかしたらそういうタイヤなのかもしれない。後から言うのは簡単だし、正しい判断ではなかったかもしれないけど、試したことには満足している。ヒュルケンベルグをパスするのは簡単ではなかった。グリップがない時に近づくのは難しい。接触したかどうかはわからないけど、彼がスピンするのが見えた」

7位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「悪くない頑張りだったのは間違いないし、レギュラーな状況の中で僕たちに望めるベストの結果だった。最高のスタートを決めたけど、1度ピットに入った後はかなり孤独な午後だった。そのおかげでタイヤとペースを管理することがきた。最後のキミとのバトルは、タイヤ的に彼のアドバンテージがかなり大きかったのでずっと厳しかった。あれだけの間、彼を抑えられたことには驚いた。インサイドでできるだけ守ろうとしたけど、60周したタイヤを使って汚れたライン上でブレーキをかけるのはかなりトリッキーだったよ! 彼が僕の方にターンインしてきて、僕がマシンを止める術はなかったし、クラッシュを避けるためにスピンを強いられた。全体としては良い週末だった。予選が僕のハイライトだったし、今日は堅実な結果を残すことができた。僕たちはコンストラクターズ選手権4位を強化してメキシコを後にするし、今夜は笑顔で溢れるはずだ」

8位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「今日はチームとして戦略と作戦で良い仕事をしたし、僕たちが期待したとおりにうまくいったした。なんとか1ストップ戦略を実施することができたし、パーフェクトなタイミングでのピットストップも助けになった。残念ながら、まだフォース・インディアの方が僕たちよりも少しペースがあるし、今日彼らの一台に前に出られてしまったのはそれが理由だ。彼らとのバトルは非常に接戦だったし、次回のブラジルではさらに良い仕事ができるようにしていく必要がある」

9位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「本当に難しいレースだった。1周目は多くのオーバイテイクをして6位まで順位を上げることができたので本当に満足できた。ミディアムタイヤに交換するためにピットインして最初の15周は苦労した。プラクティスと同じようにね。そのあとはラップ毎にグリップが得られてきたし、レース全体でペレスと戦うことができた。前に居続けるのは本当に難しかったけど、最後までプッシュしたし、結果にはとても満足している。1ポイントを失てしまったけど、僕たちは彼らと戦い続けていくし、それがシーズン最終戦まで僕たちがやっていくことだ。メキシコのファンへ、ありがとう。みんなのサポートには本当に感謝しているし、今週末のことは決して忘れない。みんながF1とモータースポーツをどれだけ愛しているかを目にするのは驚くべきことだった。みんなのことはずっと僕の心に残っているだろう」

10位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「今日はポイントを獲得することはできたけど、とてもフラストレーションの溜まるレースだった。ウィリアムズの2台に引っかかってオーバーテイクすることができなかった。やれることは全てやったけど、彼らの方がストレートスピードがあるので簡単ではなかった。何度かフェリペに仕掛けるために接近したけど、結局駄目だった。僕たちは違った戦略を試せたと思う。ミディアムタイヤの効果を過小評価してしまったし、思っていたよりずっと長持ちしたからね。おそらく、もう少し早めにピットインして、ミディアムでもう少し長く走れたかもしれない。それが結果に違いを生んだかどうかは分析して理解する必要がある。今日はたとえ10位だとはいっても、ファンが僕を応援してくれた。彼らはとても誠実だ。いつでも僕を支えてくれるし、毎週、彼らがポジティブなエネルギーをくれる。もっと良い結果を彼らに届けたかったけれど、それでも一年で一番楽しいレースだった」


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