憲法9条にノーベル平和賞を!の会 第9回総会&学習交流会が9月25日文京シビックセンターで開かれ約40人が参加しました。
第一部は総会として、共同代表から挨拶がなされ、秘密保護法など安倍政権の危険性に言及しました。
続いて事務局長より活動報告と会計報告がなされました。脱原発運動に注力していたこともあり、総会ものびのびになっていましたが、安倍政権との対峙を前に活動を再構築する話がなされました。
第二部の講演はミリオンセラー『日本国憲法』の編集者、島本脩二さんから、働き盛りの30代に入院して、己をかえりみてた。軸になるものを探していた際に、教育学部以来に日本国憲法と「再会」してそのスピリットの魅力に気づいた話がなされました。
そして、その魅力をいかに伝えるかという、編集者ならではのアプローチを試みがなされました。
1981年当時でも、40%以上の方が「読んだことがない」世論調査をみて世に出さないといけないと思った。自分はこの憲法が好きだと思ったが 「まずは読んでみてもらわなくてはならない」「憲法とは暮らしであり、身近なもの。一家に一冊あるべきもの」と老若男女の手元に届ける為の工夫が随所に秘められていました。
また、歴史の中から見ていく視点として、カイロ宣言やたポツダム宣言全文を記載した本も編集されたそうです。
自民党草案、秘密保全法の危険性を知り、こちらもまず読んでもらって危険性に気づいてほしいと出版社に企画を持ち込んだそうですが、まだ採用されていないとのことでした。
会場交流会では、文京区の九条の会から参加があり、若い人にどのように伝えるか?といった悩みも出されました。また川崎で私たちと同じく「憲法9条にノーベル平和賞を」と運動がされている方も参加し、共同で何かできないかと言った提案もありました。
次につなげて、共同を広げていこうとして閉会しました。
日時:2013年9月25日(水)18:30~総会 18:45~学習会
場所:文京シビックセンター 5階C会議室(春日駅・後楽園駅徒歩1分)
講師: 島本 脩二(しまもとしゅうじ)さん 元小学館編集者
*学習会は どなたでも参加できます。
参加費:入場無料(カンパのお願いあります)
<プログラム>
第1部 総会 活動報告
第2部 学習会
●講演「愛と平和と自由のために」
ミリオンセラーになった「日本国憲法」
第3部 参加者発言