耳は節穴

レコード・CD・オーディオ・歌・楽器などの音楽関係のことを書いていきたいと思います。

電気ポットが壊れた

2010年12月25日 | 雑多

東京の本宅で4年ほど使ってきた電気ポット。
東芝のPLK-25ELという機種ですが、底からお湯が漏れるようになりました。
給湯のモーターが壊れるというのはよく聞くのですが、水漏れっていうのは初めてです。
それにしても4年でおシャカというのはちょっと早すぎるんじゃないでしょうか。


SU-C1000MK2(その2)

2010年12月18日 | オーディオ

タブ付きのニッケル水素電池、1600mAhで1個160円。
大容量の電池は充電中の破裂事故があったので販売中止だそうです。
それでも純正のニッカド電池より容量は大きいです。

これを直列に半田付けして電池ボックスに収納します。
リード線はあり合わせのスピーカーケーブル。後でちゃんとしたものに交換する予定なので、元々ついていたコネクタをとりあえず利用しました。

さて、これを本体に入れて充電開始・・・と思ったら何やら基板のリレーがカタカタと不審な動き。
あわてて電源を切ってバッテリーの電圧を計ると、未充電ながら約10Vの電圧が出ています。
次に基板側のコネクタを外し電池につないで計ってみると、こちらは5.5Vしか来ていません。
電池と基板を結ぶリード線が腐食しているようです。
試みにミノ虫クリップのリード線でバラック配線すると正常に充電が始まっているようです。

70年代のアンプに比べると部品点数は驚くほど少なく、音量調節の可変抵抗器も小さなものです。回路が単純なら、その方がS/N比は良いのかもしれません。

基板側の小さなコネクタは、探してみるとパソコンのファンなどに使われているもののようです。那覇では単品が見つからないので、次回帰省の際に秋葉原で探すとして、自動車のパーツとして売られていた端子を使ってみました。

これのメスの端子を使い、リード線を接続してとりあえず修理完了。
ところで、このリード線をたとえばPCOCCなんかに替えると音は変わるのでしょうか。
電池と基板の間に接点が2ヶ所あるので、大して変わらないかもしれませんが、試してみたい気がします。

バッテリーを本体へ納めるとChargeの赤いLEDが点り、充電開始となりました。
フル充電まで約2日かかりましたが、赤ランプが消え、電源を入れるとバッテリーオペレーションで作動しはじめました。

1997年発売で、当時の定価が65,000円。ペアとなるSE-A1000MK2が75,000円で、合わせて14万円ですから、セパレートアンプにしてはとても安いものです。

音の方は、無色透明という感じ。フライングモールのパワーアンプと似たような感じで、相性は悪くないと思います。チェンバロなど、この上なく涼しげな音で鳴ってくれます。
Lo-DのHCA-9000と比べると、やはり重心は軽いように感じました。本体重量8.4kgと3.3kgの差でしょうかね。

アナログ入力もMMならまあまあ聴けますが、MCはもう一つ物足りない音でした。(ハイゲインイコライザなのかな?)アナログが廃れていた時期での製品ですから、これは仕方ないでしょうね。本格的に聴くならばフォノアンプが別に欲しいところですが、今のところそこまでする気もありません。

しばらく使ってみて、今のところ大きな不満は感じません。
電池がどのくらい持つのか不安だったのですが、バッテリーオペレーションで日曜日の日中聴き続けてもまだ持ちますので、こちらの方も実用上問題なし。
バッテリーが爆発するような様子もないようなので、これで良しとします。

ちなみに、落札価格7,540円。送料・部品代を含めても9,000円ちょっとのコストでこの音なら、充分満足しておつりが来るくらいです。


沖縄そばの店(33)

2010年12月12日 | 食べもの

今日はブルーシールアイスクリームのBigDIp牧港店でクラスマスライブがあるので、浦添方面へ自転車でお出かけ。

その途中で東江そば(あがりえそば)へ寄ってお昼を食べました。
場所はR58の仲西交差点からキャンプキンザーの向かいへ入って少し行った右側。

明るくきれいな店内です。
券売機で食券を買って注文するシステム。その横にメニューが立てられています。

東江そば(¥630)と餃子(¥280)円を選び、食券を買います。

「東江そば」は三枚肉・軟骨ソーキ・本ソーキとかまぼこ、卵焼きが載っていて、きなこ餅が添えられています。
そばは中華の太麺といってもいいくらいで、コシがあって噛み応えがあります。スープはかつお味で濃厚。これはレベルが高い!

この餃子もおいしいですよ。
お昼時を外したので空いていましたし、これはいいお店を見つけた。

おなかがいっぱいになったので、R58を更に北へ走ってライブ会場へ。
駐車場にステージが設えられて、もう始まっていました。

最初の出演は「ダスタマーズ」。
日本語・英語・スペイン語・中国語を駆使したラップはすごい。
DJの女性も格好良かった。

2番目は夫婦デュオの「Soluna」。爽やかな歌声とめっちゃうまいギターで、ワタシ、個人的にファンです。
このあたりから陽が傾き西日が強くなってとても暑かった。
沖縄のクリスマスは半袖で迎えることもあるらしい。

3番目は「Lucky Color’s」。13歳~17歳の中高生ダンシングユニット。
この日が初ステージだそうです。いや~、可愛いなぁ。

4番目は「RYCOME」。ブルーシールのCMソングを歌っています。
左のマーミーさんはFM沖縄のRadio Dubという番組でおしゃべりをしているのでお馴染み。

ラストは「ZUKAN」。ロックバンドだけど子供達に人気があるらしい。
ブルーシールのクリスマスCMで「メリー」という曲を歌っているので、沖縄ではよく耳にします。
ボーカルのじゅんぼさんは声がめっちゃ大きい!

というわけで楽しい日曜の午後を過ごすことができました。
しかし12月というのに日焼けして、帰ってから顔がヒリヒリしました。


SU-C1000MK2(その1)

2010年12月11日 | オーディオ

ネットオークションで何気なく入札したら落札してしまいました。
テクニクスのプリアンプ「SU-C1000MK2」とCDプレーヤの「SL-PS770D」のジャンクセット。
CDプレーヤーの方は、CDは認識するけど再生はできないという症状のため、おそらくピックアップの交換が必要なのでしょう。
これは後回しにして、アンプの方に手をつけます。

この機種は充電電池で駆動する仕組みになっており、それが売りです。
そして、この電池がネックでもあります。

電池を出してみるとこのとおり。液漏れして、それが白く固まっています。
電池ボックスから外へ漏れていなければ、本体は使用できる可能性が大きい。

前オーナーが無理に開けようとしたらしく、こんなところが欠けていました。
動作には関係ないし、普段使うときには見えない部分なのでこのままでよいでしょう。

フタを取ってみます。
うん。本体内部には浸出していないようでした。よしよし。
ACコード(メガネケーブル)をつないでみると、動作には問題ありません。

バッテリーをつなぐ本体側のコネクタが激しく腐食しています。
この機種を修理した記録を発表しているサイトがあるのですが、そちらによるとこれは汎用の部品とのことです。
秋葉原のパーツショップへ行ったら難なく見つけることができました。「SM7755-2P」という番号です。


沖縄そばの店(32)

2010年12月05日 | 食べもの

先日、ふと見つけたお店「たけや」。ここへ入ってみました。
場所はひめゆり通りの壺屋交差点から三原の方へ曲がって少し行ったところ。
ガイドブックにはほとんど紹介されていないのですが、家族連れで結構混雑してましたので、繁盛してるお店なのかも。

入り口で食券を買ってカウンターで注文するシステム。
メニューを見ますと、そば屋というより大衆食堂ですな。
たけやそば(¥550)を選びました。

三枚肉・軟骨ソーキ・本ソーキの3種類がのったそばでした。
肉は軟らかく煮えていておいしい。麺もわりと弾力があります。
量は多めで、これ1杯で充分な感じ。
でも、ダシがちょっと塩辛く、ラーメン風。これはちょっと残念。
もう少しあっさりでもいいかな。でも、味は悪くないと思いました。


ヤマハ YP-800(その3)

2010年12月04日 | オーディオ

付属のゴムシートがダメダメだったので、これにもパイオニアのJP-501を敷いてみることにしました。
ブチルゴムの柔らかいシートで、故長岡鉄男氏が推奨していたもの。
ところで、ターンテーブルには直径15センチ、深さ2ミリほどのくぼみがあるので、これを平らにしなければ敷けません。
間に合わせで、厚紙数枚をサークルカッターで丸く切って、深さに合わせて敷きました。

これで平らになったので、JP-501を載せます。黒いので全体のデザインと合いませんが、仕方ない。
金属やガラスの硬質系シートもよいかもしれません。でも、モーターが強くないので、重いのはダメかも。
本宅の1号機では、600グラムのディスクスタビライザーを乗せると回転が不安定になりましたので。

カートリッジはADCのXLM2improvedをつけてみました。
UA-3Nの前所有者から「軽針圧のカートリッジが合う」と聞いていたもので、針圧1グラムで試してみます。

さて、音を出してみます。

トレースは全く問題ありませんが、ありゃりゃ、ひどくレンジの狭い音。このカートリッジはわりと派手な音調だと記憶していたのに。
オルトフォンのVMS30Ⅱに替えて聴いてみましたが、これもなんか変な音。
っていうことは、アンプがいかんのか!

念のため、HCA-9000からSY-C15Kに取り替えてみると、断然この方がいい。所謂フツーの音です。
HCAのフォノイコライザが性能低下していたのでした。ライン入力では気にならなかったのですが、やはりくたびれているのですね。
修理に出さねばいかんかななぁ。(いくらかかるんだ?)
プリアンプをどうにかしないとレコードが聴けません。P-3030は本宅へ送り返したけど、これは判断早まったなぁ。

YP-800に話を戻して、インシュレータのゴムがひび割れて弾力が落ちています。

このため高さ調整が効かず、本体の水平が取れないので、何か代替手段が必要です。
市販のインシュレータは高価なものが多いので、何か安く済むようなものはないかな。
ソルボセインとかハネナイトといった非反発のゴムがいいかもしれません。

とりあえずこれで単身宅のアナログプレーヤーとして使えるようになりました。
やはりスタックスのアームはいいですね。UA-7もそうですが、S/Nがとても良いです。
FRやSAECはもっといいのかもしれませんが、あまりに高価で手が出ません。

つぎのグレードアップはアームコードかな。あと、リフターもつけないと使い勝手が悪くて仕方がありません。


ヤマハ YP-800(その2)

2010年12月03日 | オーディオ

まずは裏返して裏蓋を外します。モーターは小さいですね。回転制御の基板も簡素なもの。
クオーツロックがまだなかった頃のことですからね。
アームコードは簡単に外せなかったらしく、ついていました。これをとりあえず使いましょう。

アームコードを表面へ出して。アームベースを取り付けます。
実はアームも入手できたのです。
真鍮のネジ(山本音響工芸の木製ヘッドシェルに付属していたもの)がピッタリ合ったので、ベースの取り付けにはこれを使用。
色が合いませんが、まあいいか。アームレストの取り付けも忘れずに。

手に入れたのはスタックスのUA-3N。
アームリフターがなかったせいか、そこそこのお値段で入手できました。
スタックスのサイトで見ましたら1968年発売で、当時の定価が¥12,800。
なんと42年前の製品です。オーバーホールした方がいいと思うけど、もう無理だろうなぁ。

上位機のYP-1000にはスタックスのUA-7がついており、YP-800もキャビネットは同じなので、何の加工もせずに取り付けることができました。
実にシンプルで、姿の良いアームです。

なお、ヤマハのプレーヤーについては「ヤマハマニュアルライブラリー」から取扱説明書がダウンロードできます。
これはありがたい。