昨日のお昼にNHK-FMで冨田勲さんをゲストに迎え「イーハトーヴ交響曲」をベースにした宮沢賢治ワールドの紹介をしていました。車のラジオで偶然の遭遇です。私はラジオ番組に夢中になってしまい同乗者の事など…ほったらかしでした。そして・そのままCD屋さんに直行し首題のCDをゲットです。
全般的に素晴らしい出来であることは言うまでもありません。宮沢賢治さんの世界を冨田勲さんの音で表現すると・こうなるのですね。それは私が抱いていた彼の世界を崩す事無く・また新しい表現として素直に私の心に溶け込んできました。
冨田勲ワールドに初音ミクさんの出演にビックリ…富田さんは今人気があるから取り入れるなんて事は絶対しない人と確信しています。今回の作品にピッタリと判断されたかと、そのせいか…初音ミクさんの音域が全般に高かったですね。また、ミクさんを風の又三郎に仕立ててしまう所など…「ほぉ~」の一言です。
冨田さんはシンセサイザーとは全く別の観点で初音ミクさんに出演を依頼されたんでしょうね。
そうそう、ラジオ番組の中で宮沢さんの有名な写真が話題にあがり…これはベートーベンさんの真似をしている所なんだそうです。これにも「ほぉ~」でした。
アンコールだったのでしょうか、CDには「リボンの騎士」と「青い地球は誰のもの」も入っていました。富田勲さんの代表的な作品ですものね。
東京オペラシティでのコンサート風景…(著作権問題はさておいて)YOU TUBEで探してみたのですが…NHK(TV)の超下手編集版しかなく、あれでは…この世界の紹介が出来るレベルではないので、リンクしておりません。超下手編集…NHKさん勘弁して下さいよ。
そうそう…このCD、家で5回程聞き込んでしまいました。コンサート風景を丸ごとブルーレイで発売して欲しいですね(NHKの超下手編集なしで…お願い致します)。
過去に宮沢賢治ワールド、本ブログで何度となくテーマとさせて頂きました。冨田勲さん・初音ミクさん・リボンの騎士や青い地球は誰のものも、それぞれ個別にテーマとさせていただきました。今日のブログ…総出演です。まさか…こんな事があるとは思ってもいませんでした。