てけてけママの育児日記

サーフィン狂のオットと一緒に、小粒な娘を育てる新米ママの育児日記です。

ピザ窯再び

2010-05-19 22:48:54 | Weblog
5月の連休もあっーっという間に終わり、季節の変わり目で風邪を引いてるてけてけファミリー
ももは熱を出し、プチは知恵熱を出し、オットは咳が止まらず、てけてけも咳&遅ればせながらスタートした花粉症
まさに病のデパート

そんな中、決死の覚悟でてけてけママ本日再び「ピザ窯」に入ってまいりました
事の発端は2008年9月。ももを妊娠中の臨月。おなかが張るとなぜか孫悟空の輪を締められたように頭痛がした
念のため・・・と検診の時に聞いてみたら、もしも出産の時にブチっと血管が切れると危ないので大学病院で検査することに。
結局MRIの検査を受けなければいけなくて、あの巨大なピザ窯のような機械に入ってみたものの・・・。
「もしかしたらこれって動脈瘤かもよ」というものが見つかり、精密検査を薦められた

閉所恐怖症のてけてけママ、産後に検査をうけよう、受けなきゃ、受けたら・・・・
と言い訳を繰り返してる間にあっという間に一年半が経過
仕事を始めたせいもあるんだろうけど、最近頭痛がする以前から肩こりからくる頭痛はあったけど、
ひどいときは3日くらい続く頭痛これはマズイかもよ・・・と思い始めた矢先、
巨人のコーチがくも膜下出血でなくなった
動脈瘤が破裂したらくも膜下出血になるし、どうやら女性の方がなりやすく、40歳~50歳くらいが多いとか
スポーツマンでもあんな若さで亡くなっちゃうんだし、ここは腹を括って・・・ととりあえず以前診てもらった大学病院へ

事情を説明すると、やっぱり頭の中のことだから検査してみないとわからないとの事(当たり前だ)
で、閉所が苦手なパニック障害なんですとカミングアウトすると・・・先生から名案が
MRI検査は狭いピザ窯の中に20分間いないといけないけど、CTなら一瞬ですよ
って・・・でも先生、私造影剤にアレルギーがあるんです・・・・

もう15年位前に、腎臓の検査で造影剤をうったら・・てけてけママ検査中に蕁麻疹が出た
俗にいうアレルギー反応らしいそう話した瞬間、今までCT押しだった先生、いきなり態度を一変
一度目よりも二度目の方がアナフィラキシーショックを起しやすいらしく、そういう患者には造影剤使えないってさ
でも、急に道端でぶっ倒れて意識不明で運ばれて、造影剤使って検査したり手術とかの場合はどうなるんですか?
と聞くと・・・やってる最中にアナフィラキシーが起きたら、それを押さえる薬をガンガン入れてやっちゃいます
命を助ける方が優先ですからって・・・・先生なんだかとっても怖いわ

でも、まだ動脈瘤があるかもよ?っていう段階でわざわざそんな地雷を踏みに行くことはないので、
ここはやっぱり閉所を我慢してMRIで行っときましょうとの事で予約を取った

実はこのMRI検査が苦手と言う人は多いらしい。検査時間が長いし、動くと画像が取れないため拘束された状態で
ピザ釜へINそこから・・・大音響が始まる
頭の真上で工事が始まったかのような大音響と閉所。てけてけママの苦手がここに集結
閉所恐怖症の人じゃなくてもダメな人もいるくらいなこの検査。閉所が苦手な人には・・・まさに拷問
前回と同じく、今回も大音響の中でピザ窯の横にオットを配置(笑)
↑この検査のために有休取得(笑)
パニック防止のホメオパシーや、アロマオイルをしみこませたタオルを持って、いざ病院へ

検査前の説明書によれば、磁場を使っての検査の為、金属・電子機器は一切NG。ペースメーカーを入れてたり、
プレートやボルトを入れてる人もNG。何なら濃いメイクやネイルアートなんかも・・・火傷するってよ・・・
薄いメイクは大丈夫ですよと言われたものの、顔を火傷しちゃったらホントにピザじゃんと怖くなったてけてけ、
検査前にメイクを落とす。
検査技師さんがやってきて案内されたのは・・・・開口部が小さい方の機械
前回使った機械はMRIには珍しくちょっと開口部が大きいタイプのもの。それが目当てでこの病院に来たんだから、
技師さんに「閉所恐怖症なので、あっちがいいですっ」とお願いして、前回と同じ機械に変えてもらうことに。
↑迷惑この上ない患者。
検査服に着替えて機械に寝かされると・・・頭を固定するためにヘッドギアみたいなものをつけられる。
技師さんからは、「動きに弱い検査なので、動いたらダメになります。どうしてもダメなときはこのブザーを鳴らしてください」
と左手にはブザー、右手にオットの手を握って、いざピザ窯へっ
と、ここでてけてけママの緊張がピークにっ
「あっ、怖いですっ」というと、技師さん機械の上昇を一旦ストップ。「大丈夫になったら言って下さいね」と・・

ああ、怖い、帰りたいっ逃げ出したいっ息苦しいっとパニックの典型症状を起すものの・・・・
今ここで逃げてもまた会社を休んで検査しないといけない
みんなもスタンバイしてくれてるし、ここは腹を括っていくしかないっ
「頑張りますっ」と宣言して・・・・いざピザ窯へ

「それでは始めます」との声のあとから始まる工事現場の音
ガガガガガーっ、ガッタンガッタンとひたすら音がする中・・・てけてけママ、すでに酸欠
10分くらいって言われたから、数を数えよう、えーっと10分ってことは1000秒だから、ちょっと余裕を見て1200数えよう
↑いかにも名案のようだが、パニック中のため計算を誤ってる(笑)
必死に大音響の中、数を数え始めたものの・・・・てけてけママに次なる試練がっ

咳、咳がでそう・・・・
もともと気管支が弱いてけてけママ。風邪の後は必ず咳が長引く
しかも横になったら・・・咳が出やすい検査室乾燥してるし
でも、咳をして頭を動かしたら今この我慢がムダになるっ
ただでさえ酸欠気味なのに、必死に咳を我慢することさらに300秒←数は数えてたらしい

ああ苦しい、もうだめですって言おうかしら、咳しちゃおうかしらと必死で考えてると、オットが握ってる手を
きゅっと動かした。もう酸素がなくなってどうしようもなかったら、この手を引っ張ってもらって出してもらおう、
そうだ、もう少し頑張るんだっとオットの手をあてに頑張ること200秒。オットもピクピクと手を握る。

頑張れアタシっとひたすら我慢してたら・・・突然音がやんで検査が終了
ようやく頭を押さえてた機械もはずして貰って自由の身にと思ったら咳が止まらない(笑)
ああ、怖かった、ああアタシ頑張ったと自分をホメ殺してると・・・・
「オレ、検査中ちょっとウトウトしてカクっってなっちゃったよ」とオット・・・・
あの手をピクピクしてたのは、別に「大丈夫だよ」の合図でもなんともなく、単に眠っててピクピクしてただけらしい
あの大音響の中で眠れるのか・・・と改めてオットの図太さを知ったてけてけママ、
検査に立ち会ってもらって感謝するべきなんだろうけど・・・・ちょっとむかつく(笑)

検査の結果は来週発表。もしも動脈瘤が見つかったら三ヶ月ごとにこの検査を受けないといけないとのことで・・・
神様、どうか検査結果がシロでありますようにと祈るばかりです
コメント
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