ももの初恋

保育園に入って一か月もしない間に彼氏（？）ができ、毎日のように「ちゅーした」だの
「結婚しゅるの」とのたまっていたプチと違い、ももさんは、ひたすら「白米Ｌｏｖｅ」
「炭水化物命」な硬派な路線一直線のももさん
ここにきて、ももさんにも食物以外への興味がわいてきたようで・・・・

お相手はズバリオットの弟
いやいや、今はやりの「年の差Ｌｏｖｅ」？っていうか、年の差31歳って・・ももさん渋すぎ

もともと、そんなに子供の扱いが上手だとか、子供をあやすタイプではない義弟。
なんなら自分の子供にもあんまり懐いてもらえず、ママがいないとダメというパターンが多い。
それでも、なんだかももさんは義弟が好きらしく、会うとよく義弟にだっこをせがんだり、しゃべりかけたり・・・。
そんなに懐かれるもんだから、義弟の方でもなんだか愛着がわいてきたらしく、よくかまってくれてた。
↑時間をかけて愛をはぐくんできたらしい（笑）

つい先日、うちのオットが土日に出張ということがあり、日曜日に一日中家に引きこもるのもなぁ・・と思ってたら、
義弟嫁が、一緒にプリキュアショーを見に行かない？と誘ってくれた。
なんでも環境関係のイベントが開催されて、模擬店やらバザーやらがでるし、おこちゃま大好きなプリキュアにも会えるし
いとこ同士で一日発散してくれれば・・・さぞかし寝てくれるはず
そんなわけで、大興奮の子豚達を積み込んで、いざ義弟へ

6歳・5歳・3歳半、3歳なりたてと、静かにするのは到底無理な組み合わせの子供をつれて会場につくと、
ももさん、さっさと義弟と手をつないで歩き始める。車に忘れ物をした義弟が取りに行くと・・・ももさん、てこでもうごかない
お弁当を食べるときも、がっつりとなりの席をキープ
保育園の出来事や、大好きなアンパンマンのこと、最近気に入ってる「こんにゃくのうた」のこと・・・
ももさんが一生懸命おしゃべりをしてるのを、これまたふんふんと相槌をうちながら聞いてる義弟（笑）
なんだかこの二人は波長があうらしい

イベントが終わって、義弟家でお茶をしてたらあっという間に夕方になり、義弟嫁がもんじゃ焼きにするから、たべていきなよーと
誘ってくれたので、ごちそうになることに。
もんじゃ焼きは、義弟が焼くのを担当するのがルールらしく、ホットプレートでいろいろなもんじゃを作り始めると、
ももさん、本領発揮
ただでさえも大好きなもんじゃを、大好きな義弟がつくると・・・さらにおいしいらしく、お皿を振り回してまで
おかわりを猛アピール

その時、豚肉を炒めるのがあったので、ホットプレートの隅っこで私が焼き始めると、ももさんに手を持たれて、
「あのね、○○パパがつくってくれてるでしょ。ママは作らないで」とやんわり全否定
・・・毎日ごはんを作ってあげてるママを拒否してまで、義弟の手料理が食べたいらしい

その後も、義弟と甘いひと時をすごして帰る車中で、ももに、「ももは○○パパと結婚するの？」と聞いたら、即答で「うん」
ちょっと意地悪したくなって、「でもさー、○○パパはもう○○ママと結婚してるんだよ。どうするの？」
と聞くと・・・・、思いもしなかったその事実にももさん、絶句（笑）
「それでも、およめさんにしてってお願いしておいて」と頼まれた
小さい子の思考回路っておもしろいなーなんて思って大爆笑してたら、翌朝、さらにおもしろいことが。

保育園に行く前、靴を履かせていたら、ももがおもむろに、
「○○ママってさぁ・・・、もも、だいっきらい」といいだした。
いつも遊んでくれる大好きな義弟嫁のことを突然嫌いって言い出したから、なんで？と聞くと、
「だって、へんなかみのけしてるんだもん」
どうやら昨日の帰り道からずーっとやきもちを焼き続けてたらしいももさん、それでも大好きな義弟嫁の欠点がどーしても探せなかったらしく、
ようやくひねりだしたのが、「へんなかみのけ」って
あまりのかわいさに、さらに大爆笑してしまったてけてけママ。←笑いすぎて怒られた。

それから数日たって、ももさんに「○○パパとまだ結婚するの？」と聞くと、「うん」というので、
「じゃあ、○○ママはどうするの？」ともう一度きいてみると・・・「かーわってってお願いするの。おっきな声で」
と新たな名案が浮かんだ様子のももさん。
ももさんの初恋は、どーしてもまわりが大爆笑しちゃうよなぁ・・と笑いをこらえるのに必死なてけてけママなのでした。