レンズの向こうに・・・・。

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.1208 回向院(えこういん)   (Photo No.8342)

2011年11月05日 18時14分42秒 | AF-S 60mm F2.8G ED
回向院は今から354年前に明暦の大火で亡くなられた約10万8千人の
人達を、当時の将軍の徳川家綱がここに葬ったのが始まりと言われて
います。正称は諸宗山無縁寺回向院(しょしゅうざん むえんじ えこ
ういん)と言います。大相撲の国技館が両国に建てられたのも、そも
そも、昔この回向院の境内で勧進相撲が興行されたのが、今の大相撲
の起源となっているそうですよ。大相撲発祥の地とも言えるんですね。
写真は、万霊供養塚の上に立つ聖観音像です。紅葉前のイチョウの緑
の中で、ここに眠る多くの人々や動物達の魂を、見守っているように
立っていました。

【撮影日】2011/10/23 15:39:22.00
Nikon D80 レンズ:60mm F/2.8G
焦点距離:60mm F/4.5 1/320秒

今日の東京は、朝から曇り空です。天気は明日に向って下り坂のよう
です。また週末の天気がよくありません。せっかくの紅葉の季節なの
に、週末の天気がこれでは撮影意欲もわきませんね。秋晴れの中の
青い空と綺麗な紅葉の写真が撮りたいですね。今日は撮影と言うより
自転車でちょっとしたサイクリングです。8kgのカメラバッグを背中に
背負って池上をスタートです。まず洗足池に向います。距離にして
5~6Kmぐらいでしょうか。緩やかな坂道がありますが、絶対に降り
ないで、登りきります。洗足池を一周して、カワセミを探しますが
見つけられません。カワセミがいる気配すら感じません。代わりに
ユリカモメがいっぱいいます。また誰かがエサをやり始めたのでし
ょう。ボートに乗っている人が餌をやっています。餌を奪い合う時の
ユリカモメの泣き声は、とてもうるさいですね。静かな環境を好む
カワセミは、場所を変えたようです。残念ですね。つい数年前までは
撮影に来るたびにカワセミを見つける事ができたのですが、カワセミ
がいない洗足池は、何だか淋しい感じがします。
洗足池を離れ、環七に出て、約10Kmぐらい先の東京港野鳥公園に向い
ます。途中、坂道でハーハー言いながらペダルを漕いでいると、子供
を乗せた若いママが、電動自転車でスーッと追い越していきます。
「いいなー、羨ましいー!。」と思いながらも「いや、ママチャリで
運動、運動!。」と自分に言い聞かせて頑張ります。ようやく東京港
野鳥公園に到着しましたが、どんよりとした曇り空をみて、撮影意欲
がわかず、そのままUターンして、また7~8Km先の池上に戻ってきま
した。ママチャリでの20Km超のサイクリングはいい運動になりましたが
かなり疲れました。久しぶりに自転車に乗ったので、お尻が痛くなりま
した。今日は、美味しい焼酎を飲んで、早めに寝ましょう。

回向院は両国駅から歩いてすぐです。(Photo No.8341)

2011年11月05日 18時14分16秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
普通の人で徒歩3分ぐらいでしょうか。ここ回向院には
多くの動物の慰霊碑や供養碑があって、可愛がっていた
ペットが亡くなると、ここで供養してもらう人が多い
ようですが、最近はその数が増えてきたので、千葉県
市川市に火葬設備のある市川別院を建てて、そこで供養
をしているそうです。

【撮影日】2011/10/23 15:34:35.51
Nikon D300 レンズ:17-55mm F/2.8G
焦点距離:17mm F/5 1/400秒

左手に見えるのが馬頭観音堂です。(Photo No.8340)

2011年11月05日 18時13分46秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
徳川家綱の愛馬が死亡した時に、上意によってその骸をここ回向院
に葬る事になり、その時に、この馬頭観音堂を建て、中に馬頭観世音
菩薩像が安置されたと言われています。昔、熱病や天然痘が流行って
いた時に、ここにお参りにくると、それらの病気にかからない、と
言われた事もあったようです。

【撮影日】2011/10/23 15:29:37.73
Nikon D300 レンズ:17-55mm F/2.8G
焦点距離:17mm F/3.2 1/3200秒

回向院にある現在の猫の供養碑 (Photo No.8339)

2011年11月05日 18時12分20秒 | AF-S 60mm F2.8G ED
おそらく今の回向院は、ペットの供養の方が人より多いかも
知れませんね。この日も多くの人がここにお参りに来ていま
したが、みんなペットフードやおやつを手に持っていましたよ。
きっと、昔可愛がっていたペットの好物だったのでしょうね。
ここには、ねずみ小僧次郎吉のお墓があって、その隣に猫塚
が建てられています。ねずみ小僧次郎吉は、お金持ちから
小判を盗んで、貧しい人に配っていた、いわゆる義賊でしたが
なかなか捕まらなかったので、その縁起をかついで、次郎吉の
墓石を削って持って帰る人が多くいたそうです。そのため
次郎吉の隣にある猫塚も、次郎吉の墓と間違えられたのか
削られてデコボコになっていました。

【撮影日】2011/10/23 15:36:06.70
Nikon D80 レンズ:60mm F/2.8G
焦点距離:60mm F/4.5 1/100秒

境内には大きなイチョウがあります。(Photo No.8338)

2011年11月05日 18時10分35秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
多くのお墓の中央にこのイチョウが立っています。
黄色に紅葉したら、きれいでしょうね。回向院は
若い参拝者も目立ちます。「毎年、ペットの命日に
ここに来ているの。」という会話が聞こえてきました。
この子は、赤ちゃんの時からペットと共に一緒に育った
んでしょう。ペットが亡くなった時は、号泣したことで
しょうね。長年共に暮らしてきたペットとの別れは
とても辛いですね。

【撮影日】2011/10/23 15:27:19.72
Nikon D300 レンズ:17-55mm F/2.8G
焦点距離:17mm F/3.2 1/800秒

回向院の塩地蔵 (Photo No.8337)

2011年11月05日 18時10分11秒 | DX ED 17-55mm F2.8G
右手に錫杖、左手に宝珠を持たれており、参詣者は願い事が
成就すると塩を供えたことから、「塩地蔵」と呼ばれ親しま
れてきた塩地蔵です。かなり年代が経っているようですが
建立された年代が不明なくらい古いお地蔵様なんだそうです。

【撮影日】2011/10/23 15:27:28.64
Nikon D300 レンズ:17-55mm F/2.8G
焦点距離:24mm F/3.2 1/500秒