★スカステ：宝塚ニュース 水夏希東宝千秋楽

スカステ：宝塚ニュース

昨日千秋楽だった東京宝塚劇場雪組公演「ロジェ」
“水夏希サヨナラショー”と挨拶の模様が４０分にわたり
流れました。

千秋楽の翌朝にこうして、水さんの挨拶を見られ感謝
スカステさん、サンキュー！



◆今回退団者は、大劇場より一人増えて
水 夏希 ＆愛原 実花のほか、
真波 そら、彩夏 涼、紫友 みれい、悠月 れな、
梓 晴輝、美乃 ほのか、花城舞、琉動 真瑳の１０名


とりあえず・・抜粋で
スカイレポーターズでも活躍した「真波 そら」さんの挨拶
「私は、一度きりしかないこの人生の中で、
“宝塚の男役”というものを選びました。・・・それは、
想像していた以上に私の心を熱くさせるものでした。

憧れの宝塚に「真波 そら」として存在出来たこと！
男役の素晴らしさを味わえたこと！
そして、“人って何て温かいのだろう”と、心から
感謝する気持ちを持てたこと！

これからどんなことがあっても、
前に進んで行けると思います・・・。

（涙をこらえつつ訥々と・・・
　そして、最後笑顔で・・・）

今まで私にたくさんの愛を下さった皆さま！
（にっこり笑って）“大好きです！”
（グッとこらえながら）・・・“感謝しています！”
今まで本当にありがとうございました！」


そして、『ロジェ』の大劇場公演中に
お父さまのつかこうへい氏を亡くされても
休演することなく舞台を務めきった娘役トップ・・・
「愛原実花」さんのご挨拶

「この舞台に初めて立たせて頂いたのは、
タカラヅカ・グローリーというショーのラインダンスでした。
グローリー・・・栄光の宝塚
まばゆい光の中の日々で、たくさんの学びがありました。

人は、自分を見つめて、道を見つけ
前を向いて進むことこそ価値があるのに・・と
宝塚の舞台に教えて頂きました。

今は唯ただ、巡りあえた全ての皆さま
温かく見守って下さったお客様に
感謝の気持ちでいっぱいです。

雪組生として、水さんの相手役をさせて頂きましたこと
“幸せに思います”
本当にありがとうございます！」


◆最後は・・・
最後の大階段を黒燕尾姿で登場・・・雪組トップの「水夏希」
同期生からのお花は、元雪「未来優希」さん
組からのお花は、「音月桂」渡す花は真っ白い“カラー”

「ついにこの時間がやってまいりました。
自分を信じ、お客様を信じ走り続けてきた１８年間
・・・語り出したら、あまりにも・・・
あまりにもたくさんのことがあり過ぎてきりがありません。

でも、今この最後の瞬間に、ただひと言！
“我が宝塚人生に悔いなし！”

素晴らしい１８年間を下さいました全ての皆さま！
そして、宝塚歌劇団に感謝の気持ちでいっぱいでございます。
“ありがとうございました”

明日から始まる・・・音月桂を筆頭に新生雪組
こちらもどうか変わらぬご支援をよろしくお願いします！

私、水夏希は、本日をもちまして宝塚歌劇団を卒業したします
ながい間、本当にほんとうに・・・“ありがとうございました！”」


みんなで歌うのは、“すみれの花咲く頃♪”


カーテンコール

「ありがとうございます。
“え～～らしくなく、しんみりしてしまいました”

え～～タカラヅカを長年愛して下さっている方
また、最近タカラヅカを見始めて夢中になって下さっている方
色んな応援の仕方があると思いますが・・・
皆さまそれぞれのスタイル・スタンスで愛して下さっている
その気持ちが毎日届いていました。

その皆さまのお陰で、
本日こうして無事千秋楽を迎えることができましたこと
心より感謝しております。
本日は、本当にほんとうに・・・ありがとうございました」


カーテンコール

舞台上には退団者１０名だけ・・・

水さんが、退団者一人ひとりと言葉を交わしていきます・・。

「琉動 真瑳」さんへ
　　「ゴエ・・・どうですか？
　　すごく個性的で誤解を受けることも多かったけど（笑
　　私達、分かってました。
　　　これからも新しい未来に向かって進まれて下さい！」

「花城舞」さんへ
　　「チチは、突然お稽古場の笑顔が素敵になって・・・
　　　活き活きとして・・・
　　　何かを乗り越えたのかなって思ってみてました。
　　　・・・卒業おめでとうございます」

「美乃 ほのか」さんへ
　　　「すごく娘役さんとして、しとやかで可愛らしい・・・
　　　　だけども新人公演では、個性的な役作りで
　　　　楽しませていただきました。
　　　　ひとたび楽屋に入ると、意外とオモシロイ！
　　　　仲間だけが知っている一面です」


「梓 晴輝」さんへ
　　　「アズリーとは、キラキラメイクとか・・
　　　意気投合して話してました！
　　　サヨナラショーでもありましたが、
　　　黒天使で踊ってくれましたが
　　　お披露目公演の黒天使の時よりも、
　　　“数段ダンスのテクニックが上がって”
　　　残念だな～って思いながらこの公演見てました。」


「悠月 れな」さんへ
　　　「しとたんは、同期の中でもシッカリしていて・・ね
　　　　今回ショーの方で、ちょっとだけ絡みがあってその瞬間
　　　　“何て軽くて細いんだろう”こんな華奢な身体で、
　　　　あんなしっかりと務めていたんだなと・・・
　　　　感動した次第でございます」


「紫友 みれい」さんへ
　　　「この男らしい見てくれと裏腹に、結構やさしくて繊細で・・・
　　　　これからは、女性のフジ・あ～本名言ってもいいのかな？
　　　　ウハはは・・・いっしょにまたランチに行きましょう！」


「彩夏 涼」さんへ
　　　「本当に頑張り屋さんで、代役で公演追加で出れたことが
　　　　私も本当に良かったなと・・。
　　　　あなたの努力は、本当に成果が出ていた・・」


「真波 そら」さんへ
　　　「まゆさん！こんなピュアな“まゆさん”なんですけど・・・
　　　踊り出したら本当キザってて、
　　　そんなまゆさんが見れないと思うとホントに残念で
　　　（まゆ・・・私も水さんが見れないのが残念です）
　　　そうか！！（笑」

さわりだけですが、
退団者に一人ずつ声をかける水さん・・・
最後に、“卒業おめでとう”と、
まさに金八先生？じゃなくて水先生でした



そして・・・愛原さんは、みなこさんの方から涙をこらえて
　　「水さんに頂いた言葉で
　　“目指すは遥か彼方!天井である”という言葉を頂いて

　　　いつも前を向いて歩くことができたのは、水さんのお陰です！
　　本当にありがとうございました。」

　　「一年前に急な抜擢でトップになって
　　本当に大変な事がいっぱいあったと思うし・・・
　　私もこんなキャリアの差があるにも拘らず
　　すごく無理なこともたくさん注文してきました。

　　でも、一年間良く頑張って・・・
　　最後の挨拶もきいてましたが・・立派な娘役になりました。
　　“ありがとう！”」

　　「ありがとうございました」
二人のやりとりに会場から拍手が・・・


「そんな私も今日で卒業ですが・・

え～みんな・・・
宝塚という夢の花園から世間の荒波に
小さな舟で、一人で漕ぎ出します。

その第二の人生も、宝塚にいるときと一緒に
精一杯心を込めて歩んでまいりたいと思います。

どうか皆さまの声援が届く場所に
“いられたらいいな”と・・・これも出会いですから。

これから頑張ってまいりたいと思います。
ありがとうございました。」


そして・・・雪組全員揃ったところで
「これからも皆さまに愛される雪組であると信じています。

これからは、私達１０人
客席で雪組を応援したいと思っております。

本日はほんとうに、ありがとうございました！」


カーテンコール
「ありがとうございます。
皆さまの拍手が私達退団者はもちろん
（音月君の方を見ながら）
新生雪組のメンバーみんなにも届いたと思います。

（音月くんが一歩前に出て・・）
新生雪組音月桂率いる新しい雪組も、
色々な発見がある新しい時代になると信じております。

（ココで、隣の組長に促されたキムちゃん・・・
「水さんの思いをシッカリと引き継いで・・・（照）シッカリと」


「さっき、黒燕尾の場面で、胸にグッとやる場面があり
私・・・今日だけは、センターにキムを是非と思って・・・
　　　ちょっとズレてたんですね。（無理やりセンターに
走ってきたキムが“アッ!センターだ！”って怯んで（笑

明日からは、あなたが０番です！」

「頑張ります!」（キム）

「皆さんと一緒に新生雪組を応援したいと思います

長い間本当にほんとうにありがとうございました」


カーテンコール

緞帳前・・・水さん花を持って一人

「私も本当に・・・楽しかった！です！毎日。

もちろん大変なこともありましたが
それを全て打ち消す素晴らしいこと、感動が
こんなにも！ここ数日間の楽屋入り出に
大勢の方が駆けつけて下さって

“夏祭り”のようだ！・・・誰？私か！！

“私が辞めるからこんなに大勢の方が・・・”って
いうのが若干信じられないような嬉しい気持でした。

毎日頂くお手紙に、皆さん悲しいで下さって
とても辞めることを寂しく思って下さって・・・

でも私は、本当に充実した１８年間、
“一ミリたりとも悔いなく”今日の日を迎えることができまいした。

本当に皆さまのお陰です。
目が良いので、二階のてっぺんまで見えます。
大体の人が白を着ていらっしゃいます。

こんなに大勢の方と、対一でお話することは
もうないのかなとおもいますけど・・・。

今日のロックオンも最高に盛り上がり・・・
こんなに幸せな時間はありませんでした。

この熱い思いを胸に明日から歩んでいきたいと思います。

本当にほんとうに・・・もう限がない
どこまで本当にを言ったらいいがワカラナイ

もう～～言葉は・・・“言葉にできない”ですよ。

また、皆さんと一緒に宝塚を楽しみたいと思います。
本当にありがとうございました」



しかし、水さんの挨拶は・・・いつも上手ですが
組内トップ引き継ぎ儀式も織り込んだ挨拶も・・流石で
最後の最後まで、心配り充分のトップさんでしたね。


個人的には、この夏色々ありまして
水さん卒業公演「ロジェ」を
一回も生観劇できなかったことが・・・

『ホントに残念で・・・』

しかし、水さん！！
また、どこかでお会いしましょ！！