久々に“こんな本読みました~!”は、
中野京子さんの“「怖い絵」で人間を読む”
(「BOOK」データベースより
名匠ベラスケスの手による、スペイン・ハプスブルク家の王子の一見かわいらしい肖像画。 |
中野さんの本は、初めてでしたが
あまりの面白さに“一気読み!!”
中野さんの勧める絵の鑑賞法は・・・
<絵は見るより“読む”!>
その絵が描かれた当時の西洋社会の歴史的背景、画家や注文主の思惑をあばくことで、浮かび上がるそれぞれの絵画の裏に巧妙に隠された「怖さ」のシンボルや暗喩を絵画から“読み”解く・・・面白さ。
引き出し線を用いた著者自身の手からなる詳細な図解解説
も分かりやすい!
そうそう!
本の帯の絵『フェリペ・プロスペロ王子』
昨年“エリザベート皇后”の絵を見たさに行った
国立新美術館のザ・ハプルブルク展で
たしか・・・“見ています!”・・・コチラ
今思えば、この絵の前で、
“分かったふり”をして
『なぜ、スペインなのに金髪なのか?』
って疑問も持たずに見てました。
この本の第一章“運命の章”で語られる王子が生まれた
スペイン・ハプスブルク家断絶までの200年の背景・・・
“高貴な青い血”への“こだわり”で繰り返した
現代人では容認しがたい“近親結婚”のさまが頭に入っていたら
“儚げな王子の蝋のような白い手”
妙に“老成した表情・・・”に
もっと、感慨深いものがあったのではないかしら?
王子は、この絵が描かれて二年後に亡くなったそう
“読んだ”後に“見たかった”というか・・・“絵を読みたかった”
今さらながら口惜しい・・・。
NHKの番組を元に再編集したそうですが
とても見やすく読み易い本です。
それより、その番組を
『再放送して下さ~い!』
ヅカふぁん的には、冒頭に続き
呪縛の章が・・・あの「エリザベート」の肖像画の裏側を
オーストリアのハプスブルク家背景にじっくりと。
憎悪の章が・・・断頭台直前の「マリーアントワネット」のスケッチ
で、革命前後の人間模様が語られるので
出だしからハマる要素大!
まあ、そういう意味でも、オモシロうございました。
猛暑もひとまず終わったし?読書の秋
中野さんの本・・・もっと読みたくなり。エリザベート関連『死の島』関連はこちら
怖い絵は2冊出ていたように記憶しています
お化け屋敷に入るような怖さがありまして・・ちょっとやみつきになるような怖さです(笑)
ところで3月のソルフェリーのチケット最前列が当って以来まったくピアが当らずちょっとむくれていましたが・やっと月組の初日当りました・10月22日なんですが今から楽しみで(笑)
其の間の花はどうするの・・ってナンか暑い日
が続いたので今は休憩中・・体力温存
NHKの番組ご覧でしたか?
この手の番組は、民放じゃできないかも!(笑
“怖い絵”シリーズは、1・2・3まで
早速図書館に予約入れましたが・・・
買う方が早いかな?(
どうしましょ?
怖い絵シリーズの読者でしたか!
>ちょっとやみつきになるような怖さです(笑)
分かるワカル!!
>やっと月組の初日当りました・10月22日なん
>ですが今から楽しみで(笑)
え~~サブリナは休憩?ですか!(笑
ワタシは、早めに一回見ますよ
私も早速図書館で予約しようと予約状況を見たら・・・
買った方が早そうでした。。。
それでハプスブルク家の本の方に予約を入れました。
これはすぐに読めそうです^^
ちょいソソルでしょ?
>買った方が早そうでした。。。
そうなのよね・・・(汗
>ハプスブルク家の本の方に予約
12の物語?でしたら
ハプスブルクにギュッと絞られてて
読み応えがありましたよ!
今週、あさこエリザ観劇なんですが
今までにない角度から、観れるかなって
ちょっと楽しみでして・・・
やぁ~面白かったです!!
面白すぎて一気に読んじゃいましたよ(笑)
これは「怖い絵」も図書館で借りなくては!!
これから予約入れますが、待ち人数が多いので忘れたころに図書館からメールが来そうです^^;;
もう読んじゃったんですか?
「ハプスブルク12」に続いて
「ブルボン12の物語」っていうのも出たそう
これなんか宝塚で取り上げることも多いので
この際読もうかな?って予約したら
意外に早めに(あと5人)で順番が・・・