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ジャックフルーツの粘々の取り方

2014-05-28 22:31:32 | 植物

ベトナムのバンメトートに行った帰りに国道沿いで砂糖黍ジュースを飲み、序にジャックフルーツを一皿頼んだところ外皮の付いたままの一切れが食べ切れないほどの塊でした。半分以上残してしまいました。店の人は小さく切った新聞紙と濡れタオルを持って来てくれましたが手に着いた粘々は上手く拭き取れませんでした。それでもその親切心にちょっと感動して支払いをしようとすると、何とジャックフルーツは無料で代金は砂糖黍ジュースの6,000ドン(30円)だけでした。

庭のアボカドは手の届く範囲のものは既になく、高い位置に生ったものが自然落下するのを待って拾って部屋の中に2・3日置いて柔らかくなってから食べています。それでも毎日アボカド・ジュースとアボカド・サラダの連続。そろそろ庭のジャックフルーツも食べ頃かと思い、外皮がやや茶色くなりかけたものを一つ採って切ってみました。枝から果梗をもぎ取る時に白い液が滲み出たのでこれは未だ早すぎるかも、と思ったわけですが、部屋に持ち帰って悪戦苦闘しつつ包丁を入れるとまったく熟していませんでした。

そのまま生ごみ捨て場に直行。その上、包丁は白い粘々がこびり付き拭いても落ちません。ちょうどチューインガムみたいな感じで粘着力は更に強烈。中性洗剤を使ってもまったく効果がありません。界面活性剤が利かないということで思い出しました。かつて謄写版印刷の後で汚れた手を洗っていた時に吉鶴君が「サラダオイルで落ちるよ」と教えてくれた言葉を。30年以上も前のことでしたが。早速試してみると大正解。気持ちよく粘々は落ちました。

ジャックフルーツは隣家の人に熟したかどうか聞いてみるか、あるいは自然落下するまで待った方が良さそうです。

    

パッションフルーツも今は多くの実を付けています。一番大きいものを採って割ってみたところこれもまた熟しておらず、食べると種は固く柑橘類のような酸っぱさだけでした。リュウガンも皮を剥いて一つ口に入れましたが、果肉は薄くて固くまだ甘味がありません。

    

ライチはきょう見ると赤く色づきはじめていました。

    

ジャンボランの実もそれらしい形になって来ました。肥満解消、糖尿病予防に効果があるそうで、そういう目的で食べるなら良いのでしょうけど、あまり美味しいとは思えず、多くは食べられない果実です。

    

ドリアンの4つの蕾は24日午後から咲き始め、25日には同時に2つ。26日に最後の一つが咲きました。どれも開花は午後で、朝になると雄蕊はすべて地面に落ち、花びらも枯れてしまいました。今残っているのは4本の雌蕊だけです。花の咲いた3日間、午後は雨が降っていたので無事受粉できたかどうかがやや心配。受粉していれば今から3か月後の8月下旬頃に食べられる筈ですが・・・



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