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インターネットは3G接続で使っています。ベトナムでVittelの3Gを使ってたので同じ使い勝手だと思い、metfoneのプリペイドにしました。初回は月4ドルのタイプを申し込んだところ1カ月持たずに料金切れになったため以降は月12ドル払っています。たぶん4ドルのカードを買い、料金切れになったら自分でその都度チャージするのが安上がりなのでしょうけど、悲しいことにチャージの仕方が今一つよく分からず、面倒ながらモニボン通りの店まで足を運んでます。
夕方、ちょうど停電した時に明日期限切れの前にとMetfoneの店に行きました。午前中は気持ちよく晴れた空でしたが、いつの間にか雨雲が広がっていました。降るのは時間の問題とは思いつつどうせ5分も掛からぬ作業です。窓口には先客もなく「12ドル/month please」とお願いし、係員はSIMカードを店の携帯電話に装着してプリペードカードの番号を入力し始めましたが、何故か上手く行かないようで、別の携帯で誰かに尋ねているようでした。
10分、15分と時が過ぎ、「雨が降りそうだから早くして頂戴」と心の中で叫び続けましたが、彼女は途中で隣の係とお話したり、上司らしき男性に問われて答えたりで作業は捗りません。ベトナムでもこんな風な場面は珍しくなかったし、時には我慢しきれずに怒鳴ってしまったこともあった、などと少々懐かしく思いだしました。
どうにか雨が降りだす前に店を出ることが出来ました。しかし100mと走らぬ間に降り始めました。家までわずか5分程度の距離ですが5時過ぎの時間帯で交通量は多く、合羽は着たもののズボンと靴の中はびしょ濡れ。
まだ10月の初めですから雨期が明けるには通常でも1ヶ月ほどあります。去年は11月末まで雨が残り、しかも今年の雨期の始まりも早かったように思います。年間に降る雨の地球上の総量にはそう大きな変化はないだろうから、たぶん雨の多い今年の雨期は早めに明けるのではないか、などと自分に都合の良い思いを抱いています。
しかし、メコン河の水位は今だ高く、アンザン省タンチャウでは警報レベル3を越えたまま。
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ラオスでは水位は低下しているもののカンボジアのクラチェの水位は今日もわずかに上がっています。きのう今日、タイでもアユタヤの工業団地が浸水したとのニュースがありました。メコンデルタもまた依然として警戒レベルにあるのかも知れません。
ベトナム中央気象予報センターのサイトで昨年の水位を知ることができます。今朝のタンチャウは、4.72mですが、昨年のこの日は2.86m、一昨年は3.78mでした。2007年以前のデータはサイトには残されていませんでした。
M.デュラスの「ラマン」にヴィンロンを流れるメコン河が速いと書いてあったように思います。カントー同様にヴィンロンの水位も上流と比べるとかなり低くピーク時でも2mそこそこです。水深が浅いから流れが速いのでしょうか?
日本では土木科出身の人にでも聞けば良いのでしょうが、ベトナムには水利大学(Đại học Thủy Lợi-Water Resources University)があります。紅河デルタの洪水と灌漑、メコンデルタ開発にとって如何に水の管理が重要であるかを知る国故のことのようにも思えます。
洪水で思い出すのは日本のテレビドラマ「岸辺のアルバム」と、ベトナムの小説「夏の雨」。
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