既報の通りコントロールタイヤが導入されれば、この案に反対しているミシュランは撤退し残ったブリヂストンのワンメイクが実現か？といわれていましたが、98年を最後にF1を撤退していたグッドイヤーがF1復帰の検討に入っているようです。
話によると、先頃発表したブリヂストンの06年からの3年間の中期経営計画では、08年にはミシュランを抜いて世界トップシェアとなる２０％を獲得し、連結売上高3兆円を狙うという積極策を発表した事を受けてグッドイヤーの危機感が高まっているというもののようです。
また、07年末で更新となるNASCARのタイヤサプライヤー契約にブリヂストンとミシュランが入札すると見られているのでこのまま手を拱いている訳にはいかないというものです。
ちなみにグッドイヤーがF1撤退した時の理由の１つがコスト増だった為、コントロールタイヤだとコストを抑えられるという点もあるようです。
一方、このコントロールタイヤに関しては韓国のクムホもF1参戦の意思をFIAに示す意向だという事で、ブリヂストンのワンメイクになるかどうかはまだまだわからない情勢のようですね！
もしそうなれば、ブリヂストンのワンメイクではないかもしれないですね。
F1において、グッドイヤーは最も勝利やタイトル獲得が多い名門ですから、是非復帰してほしいですね。
そして、クムホも参戦の意思があると。以前にもクムホの参戦予定があるという記事をみたことはありますが、こうなると参戦したい思いは本気ということですね。
もし、ミシュランが撤退し、グッドイヤーとクムホが参戦となれば、３メーカーでの対決になりますね。
たしか８０年代にも３メーカーが参戦していた時期がありました。そのときは、ミシュラン、グッドイヤー、ダンロップだったと思います。
でも、今のBS対MIのようなガチガチの競争ではなく、コントロールタイヤだと多少性能が悪くてもバレないという発想があるというのはちょっと悲しい話ですよね…
特にクムホはそういった考えがあるからこその参戦の話のようで。。。