脱・平凡主義宣言撤回

シーズン中はF1の話題を中心に、シーズンオフは日常の戯言を記す平凡なブログです。

グッドイヤー、F1復帰を検討?

2005-10-31 00:18:29 | F1

既報の通りコントロールタイヤが導入されれば、この案に反対しているミシュランは撤退し残ったブリヂストンのワンメイクが実現か?といわれていましたが、98年を最後にF1を撤退していたグッドイヤーがF1復帰の検討に入っているようです。

話によると、先頃発表したブリヂストンの06年からの3年間の中期経営計画では、08年にはミシュランを抜いて世界トップシェアとなる20%を獲得し、連結売上高3兆円を狙うという積極策を発表した事を受けてグッドイヤーの危機感が高まっているというもののようです。

また、07年末で更新となるNASCARのタイヤサプライヤー契約にブリヂストンとミシュランが入札すると見られているのでこのまま手を拱いている訳にはいかないというものです。

ちなみにグッドイヤーがF1撤退した時の理由の1つがコスト増だった為、コントロールタイヤだとコストを抑えられるという点もあるようです。

一方、このコントロールタイヤに関しては韓国のクムホもF1参戦の意思をFIAに示す意向だという事で、ブリヂストンのワンメイクになるかどうかはまだまだわからない情勢のようですね!


デュパ爺のお別れ

2005-10-30 15:21:02 | F1

今シーズンいっぱいで定年となるミシュランのデュパスキエが、WRCでもお別れ会を行ったようです。

デュパ爺はミシュランのモータースポーツ部門の責任者なので、F1だけでなくミシュランが参戦しているモータースポーツ全てを統括しています。
なのでF1のプログラムが全て終わっても、WRCやモトGPなどのカテゴリーでの仕事はまだ残っているという状態でした。

ミシュランの顔として名物となっているデュパ爺が現場から居なくなるのは残念ですが、アドバイザーとしてはミシュランに残るそうなのでまた活躍して貰いたいものですね!


ブリヂストンはF1継続

2005-10-29 17:07:01 | F1

改めて示された2006年からのレギュレーション変更によるタイヤルールについて、ミシュランはかなり激しくFIAのやり方を非難しています。

「肝心のタイヤ・メーカーに事前に何も相談がなく技術的な裏付けがないことや、全体としてこれまでFIAが示していたコスト削減という方向に逆行するもの」

とのことですが、私もFIAのコロコロとルールを変える姿勢には疑問を持っています。
ただ、FIA会長に再選したモズレーは

「この(タイヤに関する)規則改定は、F1委員の圧倒的多数、そしてモータースポーツ評議会では満場一致で決まったもの。すべて民主的な手続きを経てね。
ミシュランが何を根拠にこれに異議を唱えているのか、まったく理解できないよ。
だいいち、基本的にこれは2004年時点の規則に回帰するものじゃないか。
そしてその年は、ミシュランのタイヤもインディアナポリスで問題なかったんじゃないのか?」

と完全にミシュランを一蹴。これはかなりの対立になっています。

一方、ブリヂストンは以前から比較的FIAに歩み寄った姿勢でしたが、来年のレギュレーションに関しても受け入れるということを明言したそうです。
2007年からのワンメイクのこともありますし、このままF1のタイヤ=ブリヂストンだけという状態になっていくのですね。何か寂しいですよ


やっぱりコスト増

2005-10-28 11:15:51 | F1

ここ数年はF1のコスト高騰が問題になっていることもあり、毎年のようにコスト削減を名目にレギュレーション変更を繰り返しています。
ただ、そのレギュレーションに合わせた開発をする為のコストが増大することとなり、逆に元よりもコストが増えているという現状があります。

今シーズンは2レース1エンジンというルールになりましたが、来季は大きくV8という構造に変わる為またまた開発費が増えてしまいます。
そりゃこんなに毎年のように変えてれば逆にコストが増えることぐらいは素人でもわかるはずなんですけどね…

「元々これはF1のスピードを抑制するために考えられたものだが、ことは単にV10の2気筒分をカットすればV8-2.4リッターになるというものじゃない。
これは一見同じもののように見えるかも知れないが、しかし実態はまるで別なものなのだ。
点火順序も間隔も異なるし、とりわけ振動の面で全く新しいものになってしまう。
V10の場合、12,000~14,000rpmの辺りに重大なエリアが位置するが、V8の場合には16,000rpmで重大なエリアに突入し、あとはどんどん増すばかりということになる。
これらの問題を解決するためにエンジン・メーカーは巨額の開発費を投入しなければならず、結局これはFIAの狙いとは逆な大幅なコスト増という悪しき結果になるものだよ」

これはBMWのマリオ・タイセンの弁。
要は来季からのV8エンジンは色々な面で厳しいということになりますが、これはホンダやトヨタ、コスワースがV8エンジンを得意としているので、BMWが苦戦しているといこともあるんでしょうね。


タイヤのワンメイクに関して

2005-10-27 12:46:23 | F1

2007年からのタイヤワンメイク化はもう規定路線として語られていましたが、その主役はブリヂストンであるというのが一般的となっています。
ミシュランはワンメイク化によって競争が無いのなら撤退するという姿勢を示していて、ブリヂストンはワンメイク化してもF1に残り続けると明言しています。

が、FIAの世界モータースポーツ評議会は早ければ2007年シーズンからにもタイヤについてワンメイク化する方針を明確にしたところ、これを受けたブリヂストン、ミシュランのいずれもこれへの入札を拒んでいるとのことですよ。

まぁ最終的には入札するのでしょうが、これはタイヤメーカーとして競争をしたいという意思表示という事になるのでしょうね!

やっぱりF1は競争があってこそ進化発展するものだと思うので、コントロールタイヤは私もあまり賛成出来ませんね


ウィリアムズ、金曜3rdカー出走へ!

2005-10-26 17:19:49 | F1

今季、マーク・ウェバーをエースとして迎え名門復活に賭けたウィリアムズでしたが結果はご存知の通り。
年間1勝すら挙げる事無くシーズンを終えました。
その結果、コンストラクターズランキングは5位になっていまいました。

そんな中、来期も金曜日に第3ドライバーを走らせる事の出来るルールが継続されることをうけ、ウィリアムズも3rdカーを走らせる決断をしたそうです!

金曜日の3rdカーといえば、去年はBARが、そして今年はマクラーレンがその恩恵をかなり受けています。
ウィリアムズとしても転んでしまってはタダで起きる事は出来ないという事でしょう!

来季からワークスエンジンも失い、かなり厳しい状況に追い込まれてしまった名門ウィリアムズ。

2年連続名門チームが3rdカーを走らせるような不名誉ではありますが、前出の2チームのように再び躍進出来る事を期待したいですね!


バーニーガール????

2005-10-26 00:27:50 | F1

F1界のドン、バーニー・エクレストンが28日に誕生日だそうです!
その75回目のバースデーを一足早く祝うパーティがあり、その際に10チームのユニフォームを着た10人のバニーガールがバースデーケーキを運んだそうで。

バニー・エクレストンがバーニーガールのバニーバーニーエクレストンガール…


バリチェロ、フェラーリとの別れ

2005-10-25 11:44:26 | F1

来季からホンダに移籍するバリチェロですが、フェラーリドライバーとしての最後の仕事を終えたそうです。

ムジェロでのイベントで、3万人のファンの前でF2005をシューマッハと共にドライブし、
また3シーターカーで家族を乗せてのラストランを行ったそうですよ!

フェラーリでの最後の仕事を終えたとはいえ、契約は年内いっぱいまで残っているのでホンダのテストに参加する事は許されていないんですよね。
バリチェロ本人はフェラーリに対して懇願したそうですが、聞き入れて貰えなかったと…

フェラーリドライバーとして6年間頑張ったバリチェロですが、最後は決して円満な終わりではなかったという訳ですよね。


スパ、開催危機

2005-10-23 13:24:52 | F1

2003年はタバコ広告問題で開催されなかったベルギー・スパ・フランコルシャンですが、またもや開催危機に瀕してるようです。

なんでも深刻な財政難になっているようで、地方政府による主催者への資金援助が継続されなければかなり厳しい状況になっているそうで…
これを受けてベルギーGPをバーニーの管理下に入れる案やルクセンブルクGPとして開催する案も検討されるようですが、果たしてどうなるのでしょうか。。

スパはほとんどのドライバーが口を揃えて“エキサイティングで大好きなサーキット”と言っているオールドコースで、山間部にある為コースの場所によって天気が異なるスパ・ウェザーなど見ている側も楽しみが多いサーキットである。

誰が主催者になっても良いので、スパでのグランプリが存続する事を願いたいですね!


琢磨の選択肢

2005-10-21 11:37:01 | F1

何かムード的にも琢磨の来季は11番目のチームにかかってるような感じですが、
なんと未だにミッドランドは琢磨を獲得する意思があるようです!!

11番目のチームの話が出る前まではミッドランドで決まりか?とまで言われていましたが、結局その話は無かったかのように扱われていました。
また、ジョニー・ハーバートも左近が欲しいって名言していましたし。。

そんな中で、コリン・コレスが

「どう選択するかはタクマ自身の問題だ。われわれは、彼が望めば来季のドライバーとしてサインできる体制になっているよ」

とのコメントを出しました。
これってオファーをしているという事ですよね??

琢磨、今年は最後の最後までぐだぐだでしたが、意外に来季シートは安泰?