降版時間だ!原稿を早goo!

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「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★外科部長が「いかがですか?」=入院編(3)

2013年05月10日 | 新聞


【5月9日付の続きです。
写真は朝6時の病院朝食。ただ、僕は性欲・食欲・物欲はないので、お粥すら残しました】
朝8時30分、A外科部長が
「お早うございます。いかがですか? お具合は?」。
「あ、お早うございます。昨夜は痛みもなく、少し良かったです」。

僕が担ぎ込まれた大阪のK病院では毎朝、外科部長のほかG施術医師らが具合を聞きに来られる。
以前、東京で入院した折は、こんなこと全くなかったので、大阪の病院の慣習なのかしらん(←まあ、大阪っていっても病院はたくさんあるのだから、この病院の好い慣習なのでしょう)。
東京在住の僕にはアウエーで心細かったけど、いろいろな方が「体調いかがですか?」と話かけてくれる。
大阪ってえーやん。大阪、好っきやで、橋下はん(→橋下さん個人はさておき、だははははははははは)

看護師たちスタッフの無償の献身的介護と看護に、とにかく頭が下がる。
ウルウルきちゃう。胸が熱くなる。
高齢者の小便・大便・オムツなどの下の世話をはじめ、体拭き、シャワーや入浴サポート、話し&食事相手、数十メートル歩くだけでも同行........とにかく動いている。
夜間は各部屋見回り、薬の確認、アラームが鳴れば駆けつける対応の素早さ........夕も、夜も、深夜も、未明も、朝も働いている。
誰かの小説で読んだけど、彼女たちは身近に「苦しむ人」がいたから看護の道に敢えて入るコが多いのだという。

同世代のコおなじみのスマホなんか見ないのかしらん? と思っていたら
深夜2時、トイレに行こうとナースステーションを通ったところ、うつむきかげんにメールを打っていた。
ーーお疲れさま。


m(_ _)m

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