近年交通量が著しく増えた幹線道路を、少し
南側へ入った所に、落ちついたその喫茶店は
在った。
ある大事な打ち合わせで待ち合わせとなった、
法律に造詣の深い〇〇先生である。
多忙な日々の中で突然舞い込んで来た余分な
出来事、
それに対応するため打ち合わせの時間を取って
もらった。
広い店内は客足もまばらで、
デ-トに商談に都合の良い造りの店だった。
店員さんも、呼ばない限りそっとしてくれて、
大事な用件には好都合の店だった。
その道の〇〇先生は長期休暇で留守のため、
電話とFAXで打ち合わせを済ませた。
コ-ヒ-が旨かった、
程よいバックミュ-ジックと静かに流れる時に
緊張をほぐしてくれる趣を醸し出していた。
この8月も、息つく間もない忙しさ、
申請案件、組織の大事な役目の仕事の手配と
目の廻る忙しさ、だから専門家に協力を願って
対応の準備に入ったのである。
私の甲斐性はたいした事はないが、
有り難いことに身を案じて助けてくれる同士
が沢山居る、これを何といおう ?
勿体無いことである。
弁護士の〇〇先生の気配りが嬉しい。
長電話と為ったが、その想いが有りがたい。
物事は誰かが動くから始まるのであって、
坂道を転がりだすと本人の意思と無関係に
何処へ向かうか判らなくなる。
為るように為るさ。
その店を後にして、
〇〇社長を訪ねて東進する、陽が淡く
夕闇に代わる時間帯になっていた。
「Uさん、相変わらず若くて元気ですね ?」
笑顔とともに優しい言葉が発せられた。
「いやいや ? 見かけだけですよ ?」
時間は短いけれど・・・
こんな逢瀬の会話が、疲れを癒してくれる、
持つべきものは、良き友人であり知人。
人間ひとりでは生きてゆけない、
人の支えで立っている、生かされている。
夕方から夜は、又大事な予定が詰まっている、
私の巡回の時間であるが、迎えてくれるもの
が居なくなった。
辛くて淋しい別れの曲、
♪ 蛍の光 が、頭の中で流れている、
「わしも 歳を取ったな ?」
誰に言うともなく呟いていた。
ある家の前を通った、
懐かしい顔が浮んで来た、
元県会議長、ひとつ年上の亡き先輩 〇〇君
「Yやん、一息つかんか !そう焦るな ?」
蛍の光の調べに交じって聞こえて来た。
(懐かしい・・・。)
遥かなる鉄砲町、
青春の日々が脳裏に浮んだ。・・・。。。
合掌
南側へ入った所に、落ちついたその喫茶店は
在った。
ある大事な打ち合わせで待ち合わせとなった、
法律に造詣の深い〇〇先生である。
多忙な日々の中で突然舞い込んで来た余分な
出来事、
それに対応するため打ち合わせの時間を取って
もらった。
広い店内は客足もまばらで、
デ-トに商談に都合の良い造りの店だった。
店員さんも、呼ばない限りそっとしてくれて、
大事な用件には好都合の店だった。
その道の〇〇先生は長期休暇で留守のため、
電話とFAXで打ち合わせを済ませた。
コ-ヒ-が旨かった、
程よいバックミュ-ジックと静かに流れる時に
緊張をほぐしてくれる趣を醸し出していた。
この8月も、息つく間もない忙しさ、
申請案件、組織の大事な役目の仕事の手配と
目の廻る忙しさ、だから専門家に協力を願って
対応の準備に入ったのである。
私の甲斐性はたいした事はないが、
有り難いことに身を案じて助けてくれる同士
が沢山居る、これを何といおう ?
勿体無いことである。
弁護士の〇〇先生の気配りが嬉しい。
長電話と為ったが、その想いが有りがたい。
物事は誰かが動くから始まるのであって、
坂道を転がりだすと本人の意思と無関係に
何処へ向かうか判らなくなる。
為るように為るさ。
その店を後にして、
〇〇社長を訪ねて東進する、陽が淡く
夕闇に代わる時間帯になっていた。
「Uさん、相変わらず若くて元気ですね ?」
笑顔とともに優しい言葉が発せられた。
「いやいや ? 見かけだけですよ ?」
時間は短いけれど・・・
こんな逢瀬の会話が、疲れを癒してくれる、
持つべきものは、良き友人であり知人。
人間ひとりでは生きてゆけない、
人の支えで立っている、生かされている。
夕方から夜は、又大事な予定が詰まっている、
私の巡回の時間であるが、迎えてくれるもの
が居なくなった。
辛くて淋しい別れの曲、
♪ 蛍の光 が、頭の中で流れている、
「わしも 歳を取ったな ?」
誰に言うともなく呟いていた。
ある家の前を通った、
懐かしい顔が浮んで来た、
元県会議長、ひとつ年上の亡き先輩 〇〇君
「Yやん、一息つかんか !そう焦るな ?」
蛍の光の調べに交じって聞こえて来た。
(懐かしい・・・。)
遥かなる鉄砲町、
青春の日々が脳裏に浮んだ。・・・。。。
合掌