SUBARUのラトビア便り。

ラトビアの伝統・人・自然・暮らし、全てが大好きな店主がお店のことや自身の活動、ラトビアについて綴っています。

『SUBARUプロデュース ラトビア森の民芸市6日間』のレポート

2017年06月10日 | イベント情報(旅行関連、各種講演)
ラトビア雑貨の専門店SUBARUプロデュース ラトビア森の民芸市6日間/7日間』から皆様がご帰国されたということで、
フィンツアーさんからたくさんお写真をいただきました。
今回は事情により私は同行できなかったのですが、添乗員さんや通訳の方のお力で無事にツアーを終えることができました。
いただいた写真で私の妄想を含むツアーレポートを書きたいと思います。

往復はフィンエアーを利用。ラトビアへ行くのに一番便利!
成田、中部、関空からヘルシンキ直行便が出ていて、その先はヨーロッパ全土に路線がある使い易いエアラインです。


今回ホテルは旧市街南端にあるHotel Avalonを利用。
朝食のビュッフェメニューの種類が豊富だったそうです。


ツアーのタイトルにもなっている民芸市へ!
広い広い園内は慣れるまでは道に迷ってしまいます。




この民芸市ではラトビアのあらゆる伝統工芸品を買うことができます。










最近は作家さんのハンドメイド品も多く並んでいます。


食品を販売しているブースも色々ありますので、味のおみやげも購入可能。


お買い物の合間に是非楽しんでいただきたいのがステージプログラム!
ラトビア民謡の合唱や合奏、フォークダンスなどを見学できます。


お腹が減ったらフードコートエリアへ!


ラトビアの郷土料理を指差しで選べます。


今回のツアーでは民芸市は1日滞在、ご希望で1.5日滞在とお選びいただきました。
民芸市のあとはもちろんリガ市内観光です。
丸ごと世界遺産の旧市街は歴史の重みがあり、どこを切り取っても絵になる美しい街です。




きっと旧市街でのお買い物も楽しんでいただけたはず。


この日の夕食はLIDO ATPUTAS CENTRSにて。
タクシーや公共交通機関でしか行けませんが、遊園地を併設した大きな木造建築のレストランで
カフェテリア方式でラトビア料理を選ぶことができます。
チェーン店なので複数店舗はありますが、ここが一番の品揃えでライブなども開催されます。


ツアーのもう一つの目玉、工房訪問とワークショップへ。
まずはラトビア北部のLimbaziにあるLimbazu Tineという織物の工房へ。
ラトビア建国より長い創業100年を超える歴史ある工房です。
糸作りから織り上げるまで全ての工程が行われており、
この工房があったからこそ歴史の荒波の中でもラトビアの民族衣装が守られたと言える会社です。
じっくりとその工程を見学。






代表自ら各工程を説明してくださったそうです。






途中、ティータイムも。私が訪問する時もいつもお茶とお菓子を用意して待っていてくれます。
手前の葉っぱはミントティー用です。
ラトビアはハーブティー大国ですが、この季節の醍醐味は摘みたての葉っぱを直接お湯に入れて飲めること。


民族衣装を地域ごと、村ごとにきちんとファイリング。


何とこの民族衣装の生地のかけらを皆さんにお土産としてプレゼントしてくれたそうです。じ~ん。


ランチタイムの休憩は森の中にあるレストランSidrabini krogsにて。
ラトビアの凄いところはどんなに田舎のレストランに行ってもきちんと調理され、美しく盛りつけられたお料理が出てくること。
そして、どこに行ってもお手洗いが綺麗でお洒落!


続いてワークショップへ。
私がオーナメント作りをずっと教わっているイネタ先生に講師をお願いしました。


この水辺に生えている草を材料に・・・


こういうものが作れちゃいます!


最後の夜の晩餐は旧市街にある人気レストラン、3 Pavaru restoransにて。
ここのレストランの売りは美味しさ、美しさ、の他に楽しさも!
これは紙のテーブルクロスに直接描かれたソースです。


あぁ、美味しそう♡




翌朝の最後の自由時間のあとは空港へ。
今まで気づいたことがなかったのですが、出発エリアにこんな表示があるそうです。
「恋人や大切な家族とのお別れを惜しむキスゾーンはここまで。」
こういう演出が本当にラトビアらしくて、大好き!


以上、長いブログになりましたが妄想レポートを終わります。
ラトビアは辛く苦しい時代の長かった国です。
それでも伝統を守り続け、ラトビア人であるということに誇りを持ち続けた心優しく強い人達のいる国です。
ツアーを通じてラトビアのそういうところも感じていただけていたらいいなぁと思っています。

ご参加いただいた皆様、気にかけてくださった皆様、本当にありがとうございました!
フィンツアーさんと時間をかけて練り上げたツアーでしたが、
少しでもラトビアの素顔を見てほしいという私の想いを組んでくださって感謝しています。
このブログを見ていないラトビアの皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シンポジウムのお知らせ:ラ... | トップ | ラトビアのバレエ »

コメントを投稿