友人の計らいで、先日PUZURIS(プズリス)の作り方を教えてもらってきました。
ラトビアの伝統的なオーナメントのプズリス、
フィンランドの“ヒンメリ”の方をご存知の方も多いかもしれません(^-^)
ピラミッドを上下に繋げたようなプズリスの基本形パーツの形には、接点を境に
地下・地上・天空/過去・現在・未来という意味が込められています。
また四角という形には東西南北、四季というった意味が込められています。
このパーツを幾つも使ってより大きなプズリスを作ることで、
小さな細胞から成り立っているこの世界を表しています。
古くは冬至祭や名付けの儀式に多く飾られましたが、
それ以外でも安寧をもたらすお守りとして年中部屋に飾られています。
また部屋に飾ることによって特別なエネルギーを与えるものとされています。
(ヒンメリの方の意味は知らないのですが、同じなのかな~??)
材料にはラトビア語でsmilga(スミルガ)という植物の茎が使われています。
12本、同じ長さに切り揃えます。
細い丈夫な糸(パーツの茎の長さ×12以上の長さ)を通した針も準備。
針を茎に通して、針金のような細い棒(細い茎を潰して代用)で押し出します。
4本茎を通して四角形を作り、針に糸を通したまま玉結びします。
針の通っていない方の糸は10cm程あればOK。
続いて2本茎を通して、写真のような形にして交点でくるくる糸を巻き付けます。
さらに2本茎を通して、写真のような形にして交点でくるくる糸を巻き付けます。
次は1本茎を通して、遠い方の三角形の頂点にくるくると糸を巻き付けます。
また1本茎を通して、四角形の残る1点(上の写真の手前の点)の交点に糸を巻き付けます。
さらに1本茎を通して、プズリスを持ち上げて上の写真の右側の三角形の頂点に巻き付けます。
仕上げに1本茎を通して、残った点で玉結びにすると基本パーツの完成です♪
残った糸はパーツごとをくくりつけるのに必要になるのでそのままで。
ここからは基本パーツをいくつも作って、自在に組合せが可能です。
私はまず半分の長さの茎を用意しました。
小さいサイズのプズリスを6つ。
小さいプズリスを全部の交点にくくりつけていくと・・・
おぉ、それっぽいのが完成!
更に小さいプズリスを2つ。
ますますそれっぽいのが完成!
作り出したら止まりません♪
もう少し小さいプズリスをあと1つ。
わ~い、完成!!!満足、満足(^_^)v
先端には卵の殻や、鶏の羽根、ほおずき等を付けてもいいそうです。
また茎の長さを変えて、長細いor背の低い基本形プズリスを作ってもいいそうです。
教えてもらったこのお宅にはとても素敵なプズリスが飾られていました!!
作り出したら止まらないプズリス。とっても楽しいです♪
こんな機会を作ってくれた友人と、教えてくれた方に感謝感謝です(*^_^*)