SUBARUのラトビア便り。

ラトビアの伝統・人・自然・暮らし、全てが大好きな店主がお店のことや自身の活動、ラトビアについて綴っています。

ミグラテールにて連載中!





*お知らせ*
◇2016.03.15 『持ち帰りたいラトビア:SUBARUとめぐる雑貨と暮らしの旅』誠文堂新光社より出版しました。→
◇2017.07.28 駐日ラトビア共和国大使より感謝状を拝受しました。→
◇2017.10.25 ウズマニーブ1stミニアルバムをリリースしました。→
◇2018.09.20 ラトビア投資開発庁のパンフレットを執筆しました。→
◇2018.09.26 関西日本ラトビア協会の常務理事を拝命しました。→
◇2022.11.14 『ラトビアのミトン200』誠文堂新光社より刊行!→
◇2023.08.04 ミグラテールにて連載「SUBARU店主 溝口明子のラトビアの手仕事をめぐる旅」が始まりました!→

ラトビア流?? 揚げ菓子の作り方

2014年02月11日 | 《13'-14' ラトビア生活―暮らしぶり》
ラトビア人の友人に教わったお菓子の作り方をもう一品レポートします♪
子供の頃からおばあちゃんが作ってくれてずっと食べてきたお菓子だそうですが、
“ラトビアの伝統菓子”なのかは分からないそうです(^_^;)

《用意するもの》
揚げ菓子の型(ハンドル付き)、鍋
生地:小麦粉115g、卵1個、牛乳200ml、サラダ油ティースプーン1杯、塩少々、ベーキングパウダー少々
その他:仕上げの粉砂糖、揚げる分のサラダ油

「揚げ菓子の型」と書いたのはこんなものです。名前が分かりません。。
ラトビアではもう新品で売っていない器具です。



1.上記の“用意するもの 生地”の材料を全てボウルに入れてミキサーでしっかり混ぜます。


2.天ぷらのようなイメージでサラダ油を鍋に入れて充分に温めます。
(揚げ菓子の型はフライパンに乗っていますが、火は付けていません。)


3.揚げ菓子の型を一度油に入れて馴染ませ&温めます(毎回必要な工程です)。
油を切ってから、生地の中へ入れます。
生地上部すれすれまで浸すこと!全部入れない!!


4.生地の付いた型を油の中にドボンと入れます。


5.型を振って、生地だけ落とします。


6.生地が花のように開きます。
一度目はまだ型が油に馴染んでないので剥がれにくいです。


7.ほんのりとしたキツネ色になるまで(食感がパリっとするまで)裏表ひっくり返しながら揚げます。


8.油を充分に切ります。


9.仕上げに粉砂糖をまぶします。


完成で~す!!一度に大量に揚げることができないので時間がかかりますが
特に揚げたてはめっちゃくちゃ美味しくて、食べ出すと止まりません!
見た目も可愛くおしゃれなお菓子です(^-^)
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ラトビア流 簡単リンゴケーキの作り方

2014年01月24日 | 《13'-14' ラトビア生活―暮らしぶり》
よく遊びに行くお家で頻繁に出てくるケーキが美味しいので作り方を教わってきました。
リンゴがたっぷりあったのでリンゴケーキになりましたが他のフルーツでも作れます。
友人は全て目分量だったので、ここに書いてあるレシピは調整しながら試してみてください(^_^;)

《用意するもの》
直径23cm・深さ6cm程度の円形焼き型(底が外れるタイプ)
クッキングペーパー
リンゴたっぷり(他の果物でもOK)
砂糖200cc程、卵2個、小麦粉200cc程、ベーキングパウダー ティースプーン1/2杯

1.焼き型にクッキングペーパーを敷いて、下から半分くらいの高さまで切ったリンゴを並べます。


2.砂糖と卵をボウルに入れてミキサーで混ぜます。
砂糖が溶けきるまで混ぜるか、食感が少し残るまで混ぜるかはお好みで。


3.2.に小麦粉とベーキングパウダーを入れてミキサーでしっかり混ぜます。


4.これくらいまで混ぜたらOKです。
この生地を10分間寝かし、その間にオーブンを温めます。


5.1.の上に4.の生地を流し込み、下まで浸透するよう焼き型を振ります。
上からチョコチップやナッツ等のトッピングをしてもOKです。


6.強火で30分ほど焼いたら完成です!
(私は180度~160度で様子を見ながら焼きました。)


じゃじゃ~ん!素朴で美味しいケーキの出来上がり♪
バターが入っていないので重くありません。
一日寝かして食べるとリンゴの果汁がしっとり浸透して更に美味しかったです。
コメント (2)
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ラトビアの伝統的なオーナメント/PUZURIS(プズリス)作りを体験♪

2013年12月12日 | 《13'-14' ラトビア生活―暮らしぶり》
友人の計らいで、先日PUZURIS(プズリス)の作り方を教えてもらってきました。
ラトビアの伝統的なオーナメントのプズリス、
フィンランドの“ヒンメリ”の方をご存知の方も多いかもしれません(^-^)

ピラミッドを上下に繋げたようなプズリスの基本形パーツの形には、接点を境に
地下・地上・天空/過去・現在・未来という意味が込められています。
また四角という形には東西南北、四季というった意味が込められています。
このパーツを幾つも使ってより大きなプズリスを作ることで、
小さな細胞から成り立っているこの世界を表しています。
古くは冬至祭や名付けの儀式に多く飾られましたが、
それ以外でも安寧をもたらすお守りとして年中部屋に飾られています。
また部屋に飾ることによって特別なエネルギーを与えるものとされています。
(ヒンメリの方の意味は知らないのですが、同じなのかな~??)

材料にはラトビア語でsmilga(スミルガ)という植物の茎が使われています。


12本、同じ長さに切り揃えます。
細い丈夫な糸(パーツの茎の長さ×12以上の長さ)を通した針も準備。


針を茎に通して、針金のような細い棒(細い茎を潰して代用)で押し出します。


4本茎を通して四角形を作り、針に糸を通したまま玉結びします。
針の通っていない方の糸は10cm程あればOK。


続いて2本茎を通して、写真のような形にして交点でくるくる糸を巻き付けます。


さらに2本茎を通して、写真のような形にして交点でくるくる糸を巻き付けます。


次は1本茎を通して、遠い方の三角形の頂点にくるくると糸を巻き付けます。


また1本茎を通して、四角形の残る1点(上の写真の手前の点)の交点に糸を巻き付けます。


さらに1本茎を通して、プズリスを持ち上げて上の写真の右側の三角形の頂点に巻き付けます。


仕上げに1本茎を通して、残った点で玉結びにすると基本パーツの完成です♪
残った糸はパーツごとをくくりつけるのに必要になるのでそのままで。


ここからは基本パーツをいくつも作って、自在に組合せが可能です。
私はまず半分の長さの茎を用意しました。


小さいサイズのプズリスを6つ。


小さいプズリスを全部の交点にくくりつけていくと・・・


おぉ、それっぽいのが完成!


更に小さいプズリスを2つ。


ますますそれっぽいのが完成!


作り出したら止まりません♪
もう少し小さいプズリスをあと1つ。


わ~い、完成!!!満足、満足(^_^)v


先端には卵の殻や、鶏の羽根、ほおずき等を付けてもいいそうです。
また茎の長さを変えて、長細いor背の低い基本形プズリスを作ってもいいそうです。
教えてもらったこのお宅にはとても素敵なプズリスが飾られていました!!


作り出したら止まらないプズリス。とっても楽しいです♪
こんな機会を作ってくれた友人と、教えてくれた方に感謝感謝です(*^_^*)



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音楽鑑賞シーズンの到来

2013年10月09日 | 《13'-14' ラトビア生活―暮らしぶり》
ラトビアは(恐らく)世界でも有数の音楽の国です。
大概の子供はフルートやバイオリン等様々な楽器を習ったり合唱団、舞踊団に入っています。
もちろん大人用のオーケストラや合唱団、舞踊団もラトビア全土にあります。
いつもビックリするのが音楽関係で生計を立てている人が多い事!そのジャンルも様々です。
路上ミュージシャンも多く、また国の規模からするとコンサートホールやオペラ座など立派な施設が多いと思います。

夏の間は自然の中で時間を過ごす事に夢中だったリガっ子も秋とともに街に戻ってきました。
今度は室内で楽しむ季節です。オーケストラやオペラなどが本格的に始まりました。
私も9月下旬から立て続けに色々鑑賞してきました。


まずこのブログでもご紹介したことがありますが、大聖堂のパイプオルガンコンサートへ。
通年で昼はパイプオルガンのみのミニコンサート、夜は本格的なジョイントコンサートが開催されています。
今回はJUBILATE混声合唱団とパイプオルガンのコンサートに行ってきました。
大聖堂を響き渡るパイプオルガンと歌声がたまらなかったです。
●プログラムはこちらで確認を→ 公式HP



久しぶりのオペラ!演目はTOSCA。
前回の教訓を忘れて事前にシナリオを読んでいかなかったので細かいストーリーが分かりませんでしたが(汗)、生オーケストラと歌は圧巻!
特に主人公の男性カヴァラドッシ役のANDRIS LUDVIGSの歌声に心打たれました。
●プログラムはこちらで確認を→ 公式HP


一般的にオペラ座やホールには簡単に飲んだり軽食をつまむ事の出来るバーコーナーがあります(最初の大聖堂にはないですが)。
大人の社交場を垣間見る気分になるので、バーコーナーをのぞいてみるのも私の地味な楽しみの一つだったりします。
オペラ座ではこんな部屋で♪



これはラトビア国立交響楽団の今季の杮落し公演です。
会場は大ギルドホール。曲目はムソルグスキー、ラトビアの作曲家カールソン、ラフマニノフより。
間近で見て聴くオーケストラは大迫力!アンコールの拍手が鳴りやまない素晴らしいコンサートでした。
●プログラムはこちらで確認を→ 公式HP


大ギルドホールのバーコーナーはこちら♪



そして「秋の室内音楽コンサートフェスティバル」の杮落し公演にも。
ドイツからArtemis Quartetを招いて、小ギルドホールでのコンサートでした。
ちなみに私はこの小ギルドホールで音楽を聴くのが一番好きです。
雰囲気はもちろん、広さや響き方がとても心地良く感じます。
曲目はメンデルスゾーンやシューベルト等より。
第一バイオリンのVineta Sareikaはラトビア人女性で私のバイオリンの先生の大親友との事(@_@)
このカルテットは本当に凄まじかったです。余韻が強烈に後に残りました。素晴らしすぎました!!
●プログラムはこちらで確認を→ 公式HP


小ギルドホールのバーコーナーはこちら♪



ハイレベルな音楽が日本では考えられない程の手軽な価格で鑑賞出来るので、これからも行ってみようと思います(^_^)
チケットは簡単に買えますのでお時間があれば是非鑑賞してみて下さい。
コメント (2)
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こけもものジュース

2013年10月06日 | 《13'-14' ラトビア生活―暮らしぶり》
先日遊びに行った友人の冷凍庫は田舎でもらってきたというコケモモで満杯!
普通の家庭用冷蔵庫の冷凍庫部分がコケモモで埋まっているのを初めて見ました(^O^)
私もお裾分けをいただきました。


ジュースの作り方を教えてもらったので、さっそく挑戦してみました。
まず沸騰したお湯にコケモモを入れます。


そのお湯の中で実を潰して漉します。皮は捨てます。


漉し上がったのがこちら。コケモモの果汁だけだと酸っぱいのでお好みで砂糖を入れます。
私はコケモモを入れすぎたようでかなり酸っぱくなってしまったので、その分砂糖もたっぷりに・・・(^_^;)


じゃじゃ~ん、完成!
見た目も鮮やかで美味しいジュースが出来ました(^_^)v
1日寝かした方が何となく酸味が落ち着いて美味しさがアップしました。


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