犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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御影石の踏み石を下げる

2022年04月15日 | Do it myself
[あらすじ] 玄関わきのスペースに、駐輪小屋を作りたいよ。
その前に、御影石の踏み石を並べ替えたよ。
サイズは60×90×10㎝くらい。もっと厚い部分も有るよ。
軽めに見積もって120㎏くらいだよ。
駐輪小屋の地面は、コンクリ平板を敷いたよ。
30×30×6cmで、一枚13㎏のを24枚並べたよ。


コンクリ平板を並べる前に、土の上に砂を敷いて、長い板で平らに均した。
それでもなかなか平らに並べるのは難しく、置いてみては砂を足したり梳いたりして調整した。

御影石はもっと大きくて、形も大雑把な四角だから、
並べる際の合わせ方はもうちょっと大まかである。
そもそも、裏側がどんな形かも、確認できない。
真ん中が膨らんでいるかもしれないし、案外平たいかもしれない。

そういう形であり且つ重たい。
それを、梃子の原理の力で押してずらして並べていく。

コンクリ平板をきれいに並べた横に、御影石を寄せる。
高さがうまく合わず、斜めになってしまった。
高いほうは4㎝くらい平板より高い。
斜めなのが見た目に悪い。

修正したい。
今後何年、何十年、快適に使っていけるような場所を作りたい。
きれいに仕上げたい。



踏み石の高さを上げるのは簡単だ。
梃子で一端をグイッと持ち上げる。
わきの土が崩れて石の下に入り込む。
これだけでちょっと持ち上がる。

梃子の上に腰を下ろして、体重で梃子を固定しておき、
持ち上がった石の下に、棒を使ってわきから土を押し込む。
こうすれば、高さはどんどん上げられる。

高過ぎた場合は、石の下の土を掻き出す必要が有るわけだが、
これはもうちょっと作業しにくい。

梃子で充分に石を持ち上げて固定しておき、
できた隙間から土を掻き出す。

問題は、どうやって梃子を固定しておくか、だ。



これはもう、友人Mの手を借りよう。

「日陰の現場で、梃子の上に体重をかける簡単なお仕事です。」
と、軽作業の求人広告みたいな文言でお願いする。
「OK、明日行くね」と快諾してくれる。

LINEした後、私のDIYならぬDIM精神がムクムクと胎動する。
Do it myself。
自分でできるもん!

なんとか自分でできるのではないか。
考える。

友人Mは気持ち良く手伝ってくれる。
他の友人のこともMはいろいろ手伝っている。
けれど、Mはひとの手を借りない。
入退院の時だって、車を出すよと申し出ても、頼ってくれたことは無い。
それじゃあいつ恩返しできると言うのだ?
これはこれで困る。
そんな友人Mの手をなるべく煩わせたくない。私も自己完結したいじゃないか。



シャベルを梃子に使っている。
シャベルの取っ手の所に、何か重たい物を、私の尻くらいには重たい物を
載せれば、石が持ち上がった状態で固定できる。

取っ手の上に乗っかって、滑り落ちたり転がり落ちたりしない物。
重さは有るけれど、軟らかさが有って取っ手の上で安定し、
けれどまとまりが有って崩れたりしない物。

ずっしりとしてクテッとした物?

そうだ!
砂袋が有る!
御影石の通路を挟んで、もう片側もコンクリ平板を並べる計画である。
その下に敷く砂を買ってある。



先端を御影石の下に突っ込んだシャベルの取っ手に、
砂袋を載せる。

ズル、ズルルル、 ドサ。

バランスが悪くて、落ちてしまった。
もう一度、慎重に位置を決めて載せ直す。
袋の重みがシャベルの取っ手に掛かる毎に、御影石の一辺が持ち上がっていく。

そして、砂袋の全重を乗せると、シャベルの取っ手が沈みきった。
御影石の下には、土を掻き出す作業をするために充分な隙間が空いている。
よっしゃ。


バールを使って土を掻き出す。
砂袋をどかして石を下ろしてみる。
平板との関係は、まあまあだ。

御影石を更に平板に寄せる。
それから、
コンクリ平板と接しているのとは逆の辺を梃子で少し持ち上げ、
土を詰める。
反対側を少し上げることで、コンクリ平板と接している線がより細くなる。
いい。
いい~。

石と石の隙間のところに砂を盛り、
石に乗ってドスドス踏んで揺さぶり、隙間に砂を詰めていく。
これで、石がしっかり固定されていく。
翌日は雨の予報なので、砂やもっと細かいのが流れ込んで、もっとしっかりするだろう。

うむ。
余は満足じゃ。
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