犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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六角レンチ地獄

2014年07月05日 | Do it myself
自転車の、クランクとスプロケットを、自分で交換しよう。

なんてなことを初めてやってみようと、
部品や専用工具を買い集めた。

さていざ作業を始めてすぐの2工程目くらいで、
さっそく工具が足りないことに気付いた。

クランクの中心を緩めるのに、六角レンチが必要だ。

モンキーレンチで径を取って、そのままホームセンターへ。
太いものは種類が少なかったので、ほぼ迷わず、
8mmの六角レンチを購入。

うきうきと帰宅して、さてと差し込もうとするが、
入らない。
微妙に、太い。
穴の方がサビて膨らんで狭くなってしまったわづかな分か、
と思うくらい微妙な差で、入らない。

実は、六角レンチの太さの規格には、2系統ある。
ミリ単位と、インチ単位だ。
ミリ単位の物は1.5mm 2mm 2.5mm 3mm 4mm 5mm 6mm 8mm 10mm…
という具合に太さがある。
インチ単位だと、5/64" 3/32" 1/8" 5/32" 3/16" 7/32" 1/4" 5/16" 3/8"…
と太くなっていく。
分数刻んで行くとは、なんとものの見方が違うんだろう。

この、価値観の異なる2系統の太さが微妙に絡み合っているので、
パッと見ではどの径だかわかりにくいのだ。
8mmで微妙に合わないということは、きっとインチ規格なのだろう。
ひょっとすると、自転車で用いられる六角レンチは全てインチ規格
なのかもしれない。私がそれを知らないだけで。

さて、気を取り直して。
自転車にペダルを取り付け直して、また別の近所のホームセンターへ。
ここは店員さんがベテラン揃いで、商品知識も豊富だ。
分からない物を買う時は、ここに来る。

呼び出しを受けて、見慣れた店員さんがやってきた。
わけを話すとすぐ分かってくれて、しかしこう言う。
「インチの太いのはあんまり置いてないんですよね。」
あんまりというか、置いてない。
では他店に探しに行くとして。しかし、8mmに微妙に欠ける太さというと、
何インチなんでしょう??

「えーと・・・」
電卓を取り出して、別の棚のボルトの規格を見ながら、計算してくれる。
「この、16分の5というのが、7.9mmですね。」
電卓を覗き込むと、7.9XXXXXとかいう数字。

なるほど。それですね。ありがとうございます。

翌日、手付かずの自転車に乗って、また別のちょっと離れたホームセンターへ。
有った。
最初からここに来れば良かった?
いや、最初からここに来たら、8mmを買って帰るか、
5/16インチを買って帰るか、はたまた両方買って帰るか、
ひどく迷っただろう。
(自転車コーナーに行って、自転車専門の店員に質問すれば良いが。)

一本が200円しないような物だからいいけどさ。
なんだかひどく手間取ったわい。

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