アメノチハレ

曲が先の場合


大事に大事にひとつずつ積み上げてゆくよりも
頭に浮かぶものをどんどん出して言って
そこから要らないものをザックリ無くしていく方が
いい作品になる

ピアノメロを入れてみるのは最初だけで
景色が見えて来たら 早目に自分の声で聴いてみる

唄い方も含めて その声メロを基準にすると
うまく行く場合が多い

ただ
歌った流れの良さは大きな決め手にはなるが
あくまでそれでだけはワンパターンになりがち
歌う人の息づかいや唄い方の特徴も
充分にイメージすることはもちろん大事



曲っていうのはバランスが取れてることが
いつも良いわけではなく
例えば健康体以外の美しさの方が
魅力的な場合も多々ある

一旦完成しても作っている場所とは違う環境で
必ず聴いてみるのもいい
その曲がどうなのかが客観的にわかる

僕にとっては車の中が絶対的な場所
こういう風なメロの流れがあったのか!と
嘘のように目の前がひらけてゆく
そのままボイスレコーダーにメロや変更する要点を
メモしておいて仕事場で実行する

そんな作業を何度か繰り返して推敲し
最終的にこれで良しとする

そしていちばん大事なのは
必要以上に時間をかけないこと

それ以上にいいものは出来ないか?

出来ない

数は書けても決め手がないから 
それがイケてるのかそうでないのかも
わからず堂々巡りをするだけ

時間をかけるのはむしろ
普段聴く音楽の中のアイデアに
気づいてゆく作業かと思う

色んなジャンルの音楽の良さを
自分の中に取り込んで引き出しに入れとく
そこが空っぽなほど時間はかかるしかけたがる

同じクオリティーなら早く作れる人の方がいい
僕がクライアントなら迷わずそちらに発注する
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