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もやもや病について その4 治療:血流を増やす バイパス術3

2010年08月10日 | 脳梗塞
もやもや病のイメージをお示しします。
正常では太い脳の血管が、右のもやもや病では非常に細くなっているのが分かると思います。
こうなると脳への血流が減少してしまい、ある程度を超えると脳梗塞になってしまいます。
このため、代償機構が働き、脳の細い血管が拡張してきます。
これがもやもや血管です(矢印)。
つまり、もやもや血管というのは、それ自体が病気なのではなくて、脳を守るためにできているのです。
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1 コメント

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ありがとうございました。 (さわえみ)
2010-08-15 00:14:54
分かりやすいコメントをありがとうございました。モヤモヤ病の知識が少しでも増えると、私も安心します。甥っ子は検査入院が終わり、手術の日程も決まったようです。幸いにも片側のみのモヤモヤ病みたいで少し安心しましたが、大変な手術にはかわりないですね。成功を祈るばかりの叔母です。
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