脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

Strokeハンドブック改訂版、お待たせしました!

2018年02月15日 | 報道・出版関係
Strokeハンドブックの改訂版がリリースされました!
今回は、CHA2DS2-VAScやHAS-BLEDはもちろん、脳動脈瘤破裂予測スコアも含んで大幅な改訂となりました。
担当の大塚製薬の深谷さんには本当にお世話になりました。有難うございました。
新しいこのハンドブックが皆さんの脳卒中診療に役立つことを願っています。
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木下由宇先生

2018年01月31日 | 人物紹介
木下由宇先生は札幌貞心会病院から当科に1ヶ月の血管内治療の研修に来てくれました。今月は私たちの国際学会参加のため血管内治療が少なくなることを心配していましたが、急患が予想以上に多く、十分な経験が出来たとのことでした。滞在中、絵の勉強もされていて、向上心あふれるナイスガイでした。札幌に帰ってからも頑張って下さい。先生のますますの活躍を祈っています。

Dr. Yu Kinoshita from Sapporo Teishinkai hospital has been staying in our department for 1 month to learn endovascular therapy. I worried that the number of cases would be less than usual due to our attendance to the international conference, but he experienced sufficient emergency operations.
He learned drawing during his stay. He was so motivated, and nice guy.
We hope his further success, good luck!
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国際脳卒中学会(International Stroke Conference)2018

2018年01月26日 | その他
国際脳卒中学会(International Stroke Conference)2018@LAに参加しています。
今回は発症6時間から16時間の血栓回収療法の有効性がDEFUSE3で示されました。これはこれまでのDAWN trialよりも軽症例(NIHSS6-9)が含まれており、さらに適応を広げる結果です。
また、EXTEND-IA TNKではボーラス投与可能なtenecteplaseはアルテプラーゼより血管内治療前投与においては優れていること、さらにはCOMPASS試験において血栓吸引デバイスであるPenumbraがステント型デバイスと同等の再開通効果を示し、再開通までの時間が短いことなど続々と新しい情報が発表されています。
私自身は再開通治療に関するレクチャーとRESCUE-Japan Registryの発表、当科のスタッフの発表が続き、濃厚な2日間です。
すごい発表が続き、やや疲れ気味ですが、明日までしっかりと勉強したいと思います。


We are attending International Stroke Conference 2018@LA. This time, DEFUSS 3 showed efficacy of thrombectomy from 6 - 16 h after onset. This study included the patients with mild deficit (NIHSS 6-9), so this will widen the indication of the therapy in addition to DAWN trial.
EXTEND-IA TNK showed superiority of tenecteplase, which can be administered as a bolus injection, compared to alteplase before thrombectomy.
Also, COMPASS trial showed non-inferiority of reperfusion rate of the aspiration technique (ADAPT) to stent-retriever first method. Also, time to reperfusion was significantly shorter in ADAPT technique.
Such new reports has been shown in these two days.
I made a lecture named 'Endovascular therapy for intracranial atherosclerosis' and our colleagues reported several papers.
We'll try to learn more until tomorrow without a break...
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学位取得

2018年01月21日 | 人物紹介
陰山博人先生と桧山永得先生の学位審査が無事終わりました。
診療の合間に本当によく頑張ってくれました。
見事に合格です。おめでとう!
二人とも4月から新たなステージに上がります。
さらなる活躍を祈っています。
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Dr. Frei visited us!

2018年01月17日 | 人物紹介
本日、DenverのFrei先生が当院に来てくれました。
急性期脳梗塞のカテーテル治療に関して、極めて迅速に高い再開通率で治療されており、その結果に驚きました。
年間275例の患者さんに血栓回収療法を行って、治療時間は平均的17分、再開通率が96%で、予後良好患者さんが63%だったそうなのです!
私たちよりもはるかに良い治療成績ですので、色々な技術を教えていただきました。
今後の治療に役立てたいと思います。
この度のFrei先生の訪問に関し、関係者の皆様に心から御礼申し上げます。

Dr. Frei visited us, and made a wonderful lecture regarding acute stroke intervention.
His clinical results were excellent. Door to reperfusion was 17 min (median), and reperfusion rate (TICI 2c/3) was 96%, and good outcome @ 90 days was 63% !!! This was much better than our results.
We learned a lot of tips of the treatments from him today, so we'd like to apply them from now on.
Thank you everybody regarding his visit this time.
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一年間ありがとうございました!

2017年12月29日 | 閑話休題
一昨日は当科の忘年会でした。
100名を超える参加者があり、盛り上がりました。
この一年間お世話になった全ての皆様に心から感謝申し上げます。
どうぞ良い新年をお迎えください。
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12月の誕生会

2017年12月22日 | 人物紹介
昨日はうちのスタッフ5名の誕生会でした。
12月誕生日の人、多いんですね。
右から、立林先生、桑島先生、中村先生、沼先生、そして村瀬さんです。
おめでとうございます!
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馬場先生のメディカルイラストレーション講座

2017年12月14日 | 報道・出版関係
馬場元毅先生のメディカルイラストレーション講座が出版されました!
若手脳神経外科医は必携です。
私も研修医の頃から一生懸命、手術の絵を描いてきました。
みんな、頑張れ!

私の書評を掲載しておきますね。

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ついに出た!馬場先生のメディカルイラストレーション講座

 私たち脳神経外科医は手術の記録を絵にして残すよう指導されます。私も研修医の頃に、「手術の絵はカラーで綺麗に描いてプレゼンするように」と指導されました。当時からビデオ録画はされており、プレゼン用に動画の編集もするのですが、それとは別に絵を描くように指導されていたのです。そして私は現在、当科の若手スタッフに手術の絵を描くことを推奨しています。それはなぜなのでしょうか?
 一般的には動画は「動き」が分かりますし、慣れれば編集も早くなるので手間もかからないように感じます。それに最近では手術の技術が向上して、無血の術野で手術が進むことが多くなり、動画でもかなりのことがわかります。しかしそれでもなお、絵を描くことが推奨されるのはなぜなのでしょうか?それは、動画では「表と裏を同時に示すことはできない」からなのです。脳神経外科の手術においては、術者は術野に見えているものの裏側を常に意識して操作を行わなくてはなりません。そうしないと器具の挿入や構造物の牽引時に裏側の神経や血管をキズづけてしまう可能性があるからなのです。そのために術者は、吸引管や鑷子を用いて一瞬、構造物の裏側を覗き、それを脳裏に焼き付けて手術を進めるのです。つまり、経験の豊富な術者は「透視」のようなイメージを持ちながら手術をしているということです。では、このようなスキルを身につけるにはどうするか?その近道が絵を描くことなのです。しかし、手術の絵の描き方など誰も指導してくれません。特に、もともと絵の苦手な人はどうしたらいいのでしょうか?
 そこに待望の本が出ました!「Dr. Babaのメディカルイラストレーション講座」です。馬場元毅先生は脳神経外科の手術書で素晴らしいイラストレーションを描かれている「プロフェッショナル」です。そのような方がそのコツを教えてくださるという嬉しい企画なのです。しかもDVDの解説もついている。これは購入するしかありませんね!
 私は2016年に日本脳神経外科コングレスを担当させていただきましたが、会のテーマを「脳神経外科におけるアートとサイエンス」と致しました。これは「脳神経外科においてはアート(技術)とサイエンス(科学)の両輪が重要である」というメッセージだったのですが、もちろん「芸術のように美しい手術」といったニュアンスも含んで企画していました。その過程で、山梨大学の木内博之教授から「アートに関して良い講師がいる」と馬場先生をご紹介いただきました。「あの有名な馬場先生が直接ご指導頂けるのなら最高の企画になる」と直感し、イラストレーションの描き方に関するハンズオンセミナーをお願いしました。予想通り、このセミナーは大好評ですぐにチケットが売り切れてしまいましたし、実際に講習を受けた当科の若手の絵は、まるで小学生のようなレベルからセミプロレベルに一気に変わりました。まるでテレビ番組の「ビフォーアフター」さながらです。
 この本は、馬場先生の講習会に参加するのと同じ、あるいはそれ以上に本格的なイラストレーション指導書です。ぜひ医局に一つ、いや一人に一冊欲しいところです。この本を読んだ若手脳神経外科の皆さんの絵の上達と手術技術の向上を願っています。

兵庫医科大学脳神経外科学講座
吉村紳一
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上山先生との放送

2017年12月13日 | 報道・出版関係
昨日は札幌禎心会病院の上山博康先生と大塚製薬のテレビフォーラムでご一緒させていただきました。
タイトルは「急性期の血行再建 〜血管内治療によるアプローチ〜」で、脳梗塞に対するカテーテル治療の最近の経験や情報を紹介しました。
今回、改めて調査したところ、この4年間に247件の脳梗塞に対する血管内治療を行っており、同期間に脳梗塞に対して行ったバイパス手術は13件でした。これは全体の5%程度に当たります。やはり患者さんをなんとしかして救おうと考えた場合には、外科手術も一つのオプションになることを示しています。
それにしても上山先生のお話はいつも面白く、楽しくなってしまいます。昨日はリラックスした雰囲気でお話することが出来ました。
大塚製薬さんが動画の貸し出しをするようですので、ご興味のある先生はぜひお問い合わせください。関係者の皆様、ありがとうございました。

Yesterday, I talked with Dr. Hiroyasu Kamiyama at TV forum supported by Otsuka Pharmaceutical Co.
My talk's title was 'Acute cerebral revascularization - endovascular approach-'. I introduced new information regarding acute stroke intervention.
This time, we investigated our experience of acute stroke treatment in our hospital, and found that we performed endovascular therapy for 247 cases and bypass surgery for 13 cases for past 4 years. Bypass surgeries were equivalent to 5% of the total procedures. This suggested that surgical approach was also important options when we try to save patients.
By the way, Dr. Kamiyama's talk was always interesting and enjoyable. So, I talked relaxingly.
Otsuka will lend a DVD of our talks, so please ask them if you are interested.
Thank you everybody for their cooperation.
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一年間で最もダウンロード数の多かった論文

2017年12月07日 | 報道・出版関係
当研究室から発表した再生医療関連の論文が、昨年のStem Cells Dev.のダウンロード数第1位となったそうです。写真のように雑誌の表紙にもなりました。
これは当大学の先端医療研究所の中込隆之先生、松山知弘先生のご指導によるものですが、それにしても嬉しいニュースです。
再生医療に今後も貢献していきたいです。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28323540

The paper regarding cell therapy for stroke from our institute was the 1st most-downloaded paper in Stem Cells and Development in the last 12 months!
This paper was on the top pae of the journal.
This study was supervised by Dr. Nakagomi and Dr. Matsuyama in our college.
Anyway, we are so delighted to know this. We are going to contribute this field further.g
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