Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

秋田内陸縦貫鉄道の旅。(前編)

2006-09-21 06:10:31 | 鉄道(地方・専用線など)
オレンジ色のディーゼルカーはゆっくりと動き出した。
いよいよ、角館から鷹巣までの旅が始まる。

車内を見回すと、想像していたよりお客さんが乗っていた。

それでもワンボックスに一人ずつ、という所だが。

外を何気なく眺めていると、山の深緑と田んぼの黄緑、そして空の青のコントラストが大変印象的だ。
窓を少し開けてみると涼風が吹き込んでくるのが秋らしい。

角館から3駅乗った八津で角館行を待ち合わせ。
運転手に一言断って外に出る。
やってきたのは赤色のディーゼルカー。

ここの主力になっているAN-8800形は単色に塗り替えられているが、見かけた二両を見た限り鮮やかな色なので、どれも田園風景に映える。

角館行の赤いディーゼルカーを見送ってから、こちらも発車。
この辺りから車窓の雰囲気が変わる。
田園地帯から山間に入り、橋を渡り、トンネルをくぐる。
田園風景から人家もない渓谷へ。
こうもドラマチックに風景が変わると慣れるのに一苦労・・・だが、そうした変化もまた楽しい。
後で調べてみると、この辺りが旧北線・南線を繋ぐ新線区間とのことだった。

山を抜け、再び田園風景が広がってきた。
という所で、比立内に到着。
ここで長時間停車する。
何とものんびりとしているが、駅舎を見る時間があると思えば何ともない。

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