to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

羊蹄山(京極) 2018年1月28日

2018年01月29日 | 山スキー

昨日は近藤さんとお喋りしながら酒を飲み、気持ち良くなって寝た。
コンは僕が寝た後に小屋に着いたらしい。
今回は一緒に飲めなかったけど次回はぜひ。

倶知安はモサモサ雪が降っていた。
近藤さんが僕らのためにわざわざ早起きをして除雪をしてくれた。
なんか申し訳ないっす。
ありがとうございました。

京極登山口で準備をしていると時折雪を伴った強烈な風が吹き付けてきて先が思いやられる。
コンと2人で淡々と高度を上げる。
雪の柔らかいところを求めて登るが、とうとう1500で板を担ぐことにした。
掟どおりに耐風装備もしようとした時だった。
僕の手からメットがするっと転げ落ちた。
あっ!と思っても時すでに遅し。
一気に東墓地の沢へと吸い込まれて行くが、僕はなす術もなくただ呆然と眺めていることしかできなかった。
メットは後で回収を試みることにし、とりあえずピークに向かう。
とは言っても、板を担いだ辺りがなかなかの地獄だったから、コンと今日は外輪まででたどり着ければよしとするかなんて話もした。


板を担いで登って行くと、風は弱まり、雪面もはっきりくっきり見えるようになってきた。
おまけに薄っすら太陽まで見える始末。
でも、そんな天気のことよりも、メットを回収できなかった時に財布から去りゆく諭吉さんのことで頭がいっぱいの僕でした…。
今日は外輪までなんて話していたけど、気象条件がよくなると、何も話さなくても自然と足はピークへ向く。
外輪は時々風に乗って雪が舞い、視界がなくなるけど、基本的には穏やかでした。


当然ピークから逝くが、1500まではガリガリで、その後は重く締まった雪でまったくもって滑りづらい。
こういう難しい雪を滑る時、自分のスキーの下手さが身に染みる。
きちんとスキー場に行って練習した方がいいのだろうか?
ってゆーか、今シーズンはまだ1回もスキー場に行ってないっす。
だってストックはウィペットしか持ってないから、それをスキー場で使うのは恥ずかしいんだもん。
コンはこんな状況でも安定の滑り。
山スキー部は違うな。


1200くらいからは雪も良くなり楽しく滑れた。
でもメットはなかなか見つからない。
見つからなければ最後まで沢を下るつもりだったけど、下の方の砂防ダムの辺りをペタペタ歩くのは憂鬱だった。
そんな気持ち半分、雪が良くなって良い気持ち半分で滑っていると、前方に黒い物体を発見!
やっとメットを見つけることができた。
メットがあったのは1000。
主よりも先に500も滑走をお楽しみになったようだ(笑)
なにはともあれメットが見つかってよかった。
2度と同じ過ちはしないように気をつけよう。

その後は尾根に戻って自動運転で車へ。
いつものセコマで時間を潰して京極温泉。
いいわぁ、いいよぉ、京極温泉。
開店したばかりなのにちゃんと熱いサウナがよい。
サウナにテレビが付いてるってところもとてもよい。
今度は食堂で飯も食ってみようかな。