百歳に向かってもう一度歩いて世界一周

平成7年1月1日より歩いて世界一周に挑戦して居ますので引き続き続けますのでご照覧あれ!

望郷の鐘

2014年05月31日 16時09分56秒 | 随想

          百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 5月31 日(土)晴れ

 先日の日中友好協会の理事会で《望郷の鐘》の制作協力券が10枚入った封筒を渡された。映画の鑑賞券なら売れるが、これから資金を集めてその金で映画を作るなんて云う夢の様な話に、お金を出す人が居るだろうか?そんな物好きを探して歩く暇もない。1枚や2枚なら自分の家で貰ってもいいが、10枚も割り当てられても消化出来そうもないし、第一そんな強制的なやり方は納得出来ない・・・反対意見が続出した。

 24日の総会で事務局は恐る恐る消化状況を聞いて歩いていたが、捗々しくなかったようだ。その時、耳にした言葉に私も頷いた。「この券は売れません。私は全部自分で受けて置いて、映画が完成して上映することになった時点で1000円で売ります。前売り券が1500円で、当日券が1800円ということですから1000円でやれば感謝されながら消化できます」と。

 これこそ正に名案!それ以来枕を高くして眠ることが出来た。今日は月末、年貢の納め時。事務局に10枚消化したと電話した。

 制作意図《山田火砂子監督》談」

   七十年以上前、日本で多くの国民が中国への侵略戦争とは知らずに、満州開拓団に入り、入植していきました。開拓団が経験したような悲惨・残酷な事実を知らない、また、満州国という日本が作った幻の帝国に、中国人の人達の土地を日本軍部が鉄砲で脅し、火をつけたりして追い出し、そこに日本から何も知らない人達を満蒙開拓団として送り出したのである。その人達が戦争に負けて、ロシア軍に散々な目にあう姿を、戦争の悲惨さを通して、二度と戦争をしない国、日本になって欲しくてこの映画を作ります。映画の完成は11月の予定です。

                   百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 5月31 日(土

 

日数「日」

総歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数(歩

今  日

    1        

20,657

14,460

 

今  月

31

645,312

451,718

20,817

今  年

151

2,904,758

2,033,331

19,237

2005年から

3,408

49,821,282

34,874,897

14,619

70歳の誕生から

6,940

131,771,413

92,239,989

18,987

北大西洋グリーンランド島からカナダに到着。ケベックに向かう。あと772,103m

          


四書五経

2014年05月30日 09時26分38秒 | 随想

               百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 5月30 日(金 晴れ

 私は一九九〇年代財団法人ジャパン・シルバー・ボランティアズの一員として河北省人民政府に乞われて、よく訪中した。或る時、石家荘しの郊外正定県の名刹隆興寺に参詣した折、四書五経(全三冊)を見つけた。

 出版元は中国書店、新華書店首都発行所発行で順義県板橋印刷庁印刷で一九八五年11月第二版定価はナントたったの廿弐元だった。

 本を開いてみて驚いた。すべてが繁体字である。書体は楷書あり、活字体あり、四書の収録の労苦が滲む。これでは現代の学生には読めぬ筈、売れぬはずと思った。しかし私にとっては正に幸運。私は直ちに通訳の邢春さんに頼んだ。「この本が欲しい。買って下さい」とお願いすると、彼女は『私が買って先生に進呈します。記念です。私も嬉しい!」と言って呉れた。其の時の感激は今も忘れられない。

 用の無い時、四書五経を開いては論語の解読をしている。余り難しい個所は飛び越してやってしまう。千数百年も続いた中国高級官吏の登竜門《科挙》の試験には四書五経全章の暗記は必須のものだったというが、私の頭など足元にも及ばない。経営指導などと称して未開放地区を廻った自分が恥ずかしい。しかし、あの頃《中国農民のともしび》にならんと理想に燃えてハリキッテいた自分が懐かしい。

                       百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 5月30 日(金

 

日数「日」

総歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数(歩

今  日

    1        

20,921

14,645

 

今  月

30

624,655

437,259

20,822

今  年

150

2,884,101

2,018,871

19,227

2005年から

3,407

49,800,625

34,860,438

14,617

70歳の誕生から

6,939

131,750,756

92,225,529

18,987

北大西洋グリーンランド島からカナダに到着。ケベックに向かう。あと786,563m

          


泰伯第八 (抜粋) ③

2014年05月29日 18時42分40秒 | 四書五経

          百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 5月29 日(木 晴れ 

                    泰伯第八 (抜粋) ③

   原文 曽子曰、士不可以不弘毅。任重而道遠。仁以為己任。不亦重乎。死而後已。不亦遠。

 読み 曽子曰く。士は以って弘毅ならざるならざるべからず、任重くして道遠し。仁以って己が任と為す、亦重からずや。      死して後やむ。亦遠からずや

 意 先生が言った。士は度量が広く、意志が強固でなくてはならない、それは任務が重く、道は遠いからなのである。仁を実践してゆくのを自分の任務とする、なんと重いではないか、全力を尽くして死ぬまで、事に当たる、なんと遠いではないか

               百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 5月29 日(木

 

日数「日」

総歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数(歩

今  日

    1        

20,901

14,631

 

今  月

29

603,734

422,614

20,818

今  年

149

2,863,180

2,004,226

19,216

2005年から

3,406

49,779,704

34,845,793

14,615

70歳の誕生から

6,938

131,729,835

92,210,885

18,987

北大西洋グリーンランド島からカナダに到着。ケベックに向かう。あと801,207m

          


ホリデー車検

2014年05月28日 19時12分00秒 | 随想

          百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 5月28 日(水)晴れのち曇

 今日は車検の日。私は《ホリデー車検》を選んだ。整備の予定は9:30だったが9:20に到着した。車検証・納税証明書・自賠責保険証を点検して車は工場に搬入された。受付からは車体の確認のために解体するので、それ迄の間、① 車のしたからの確認 ② 横からの確認 ③ エンジンルームの確認を従業員と車の所有者の両者立会いの下で、修理・交換の必要性を説明するので、諾否を確認し、そのための部品代・修理代の確認をして承諾を得てから作業に入るという説明があった。

 暫くして呼び出しがあってゆくと、タイヤが外されていて、夏タイヤへの交換を促される。次いで高く挙げられた車の下に案内されて、油漏れの無いことの説明。部品の点検・マフラーの点検も合格。

車を下げて横からの点検。ブレーキ・ライニングの摩耗、前回車検時より減っては居るが、次期車検までは持つので。今直ぐ交換の必要はないが、交換を希望しますかと言う。次期にすると回答する。デスク。・キャリパーの油漏れなし。タイヤの異常もなしで済む。

 次いでエンジンルームの確認に入る。此処も異常は特に無かったが、右ストップ球が切れていたので取り替え、破損していた左フロントフラッシャーレンズの取替え、エンジンオイル・オイルエレメントの交換、ミッションオイルの取替など承諾。修理交換の作業に入る。

 事務所でコーヒーを頂いている間に計算書が作られ、しその清算を済ましてカルピスを飲んでいると、車が現れた。全ての作業が終了したのでお渡し致します。車検証は明日送ります。それまでは仮の証紙を貼っておくので剥がないで欲しいと要請される。この間1時間。10時半、ホリデー車検を出。昨日便りを頂いた関さん宅を訪ねる。関さんの息子さんから要介護の2級と認められて居るので、昨日から来月4日までショットステーで裏の施設に入った、と言われ息子さんと歓談。昔を語って帰宅する。

                  百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 5月28 日(水

 

日数「日」

総歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数(歩

今  日

    1        

21,657

15,160

 

今  月

28

582,833

407,983

20,815

今  年

148

2,842,279

1,989,595

19,205

2005年から

3,405

49,758,803

34,831,162

14,611

70歳の誕生から

6,937

131,708,934

92,196,254

18,986

北大西洋グリーンランド島からカナダに到着。ケベックに向かう。あと815,838m

          


おさな馴染みから封書が来た

2014年05月27日 19時55分41秒 | 随想

             百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 5月27 日(火)晴れ

 宛名を達筆な筆字で書いた封書が来た。差出人は豊野の関さんだ。懐かしさと嬉しさに飛びついた。

 《謹啓》という出だしだ。《遠山小雪の候と相成り》と畏まってのご挨拶。無くてもイイような?《城山の桜も散り初めた頃と存じ上げます。》さすが飯山の人。高主様始め皆様には益々ご健勝の事と存じ、お喜び申し上げます。やっと前段が終わったが、苦労した跡が見える。

 《扨》と本文。「過日夕食後自室に戻り、テレビのスイッチを入れた所、貴方様がうつし出ておりましたので拝見致しました。どなたもなし得ない快挙をなし、飯山の誇りだと思いお喜び申し上げる次第です。「一回目は一周できたが、今は二周めに挑戦中」ですよ。

 この後、今度は《私ごとで恐縮ですが》と断って ◯妻の死 ◯長男宅に転居 ◯近況を知らせて参りました。日付は昨日になっていた。

関さんとはおさな馴染みで、私が東京から来て以来、七〇年ものお付き合いで、浮き沈みこそあったが、常にお互いを気遣い、消息は聞いて居りました。此処2.3年家の前を通っても姿を見かけなくなっていたが、奥さんが亡くなったので、寡夫暮らしは辛かろうと気を病んでいた。長男と一緒に住んでいることを知って安心した。しかし、杖を頼りのデーサービス通いとは》情けない。あすは車検で近くまで行くので、訪ねて行って見る心算だ。

 

                     百歳に向かってもう一度歩いて世界一周 5月27 日(火)

 

日数「日」

総歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数(歩

今  日

    1        

22,097

15,468

 

今  月

27

561,176

392,823

20,784

今  年

147

2,820,622

1,974,435

19,188

2005年から

3,404

49,737,146

34,816,002

14,611

70歳の誕生から

6,936

131,687,277

92,181,094

18,986

北大西洋グリーンランド島からカナダに到着。ケベックに向かう。あと830,998m