~ ヤモえもん ~

休日は毛鉤釣り…自然に触れ、酒を楽しむ。

End of the rainy season.(梅雨明け)

2018年06月30日 | ブログ
朝、昨日までの雨が止んで、日差しが出できた。Rain bringer(雨男)返上か…?しかし、白神山地一帯の増水した河川の濁りは、当分おさまりそうにない。渓流釣りのため、東北まで来たのにロッドを振れないなんてと思ったが、秋田県でも宮城県との県境付近の河川は、水量も安定していそうだと言うことで、秋田道を150㎞程南下することに。車窓からは、遠くにまだ雪の残る鳥海山を見ることができた。

その川は、国土交通省の川の防災情報のデータのとおり、水位も安定して水も澄んでいて、釣りになりそうだ。天気は、まるで梅雨明けしたかのように晴天のままだ。入渓して、直ぐに岩魚がフライに飛び付いた。


釣道具のトラブルがあって、iwameさんとの合流に遅れ、1時近くの昼食となってしまった。今日の「釣りメシ」は、焼そば、昆布のおにぎり、ゴボウのサラダ。

夏日を感じさせる日差しに、ふき出る額の汗を袖で拭きながら、更に上流を目指す。



ゆったりした流れから、岩魚がフライに飛び出してきた。しばらくすると、魚の反応が途絶え、身体に暑さが伝わってきた。今日のところは、この辺で宿に帰ろう。今から帰れば、夜の酒宴にちょうど良い頃合いだ。
今宵は、地酒で酔いしれることにしよう。


天気予報では、関東地方は梅雨が明けて、猛暑日だったと言っていた。東北地方は、明日も晴れるだろうか。

Rain bringer(雨男)⁇

2018年06月29日 | ブログ
週間天気予のとおり、今回の釣行は雨となった。雨降りは、いつものことでなれてはいるものの少しぐらい梅雨前線が、北上してくれないかと期待したが、叶わぬものとなった。東北自動車道を北へ向かう途中、宮城県、岩手県を流れる河川はカフェオレ色の増水となっていた。もし、我々が雨不足の地に行けば、きっと歓迎されるに違いない。
高速道路をひた走り、昼前には宿泊地の能代に着いた。今日の釣りは諦めるしかない。宿のチェックインまで、JR五能線で日本海を見ることにした。先ずは、駅前食堂で腹ごしらえ。そして「飲み鉄」ならではのビールとつまみを買って、束の間の電車旅となった。
今日の「鉄メシ」は、かつ丼(ご飯少なめ)、なめこの味噌汁付き。


飲み鉄旅のスタートは、バスケットの街 能代市の能代駅から。

車窓から見る米代川は…。

終点の駅まで、雨に煙る景色を眺めて、グビッと。


そして、今宵の反省会は…


明日は、何処へ…。雨男の旅は続く。

the summer solstic

2018年06月20日 | ブログ
人間ドックの帰りに、渋谷の街をぶらりと歩いた。雨の中、傘をさしていても服が湿っぽくなる。鬱陶しい季節だが、道行く人が少ないのはありがたい。街を歩いているうちに、無性にカレーライスが食べたくなった。検査の事を考え、しばらくカレーの様な料理を控えていたこともあり、昼時のお店から美味しい香りが食欲を誘った。何種類ものスパイスから醸される独特の香りと味を求めて、食通と言われたある作家が、足しげく通った店に入った。
著作の中に「ライスを、ヒマラヤの高峰のごとく皿の片隅へもりあげ、チキンカレーを、ライスの山腹の草原のごとくにみたす」と表現したとおりの一皿が、テーブルに置かれた。チャツネをチキンカレーに混ぜ、二種類の福神漬けを添えて、スプーンを口に運ぶ。スパイスの独特の香りと辛さの中にある、上品な味わいが口の中に広がった。なるほど、「日ごとに食べても飽きなかった。」と書かれていたこともうなずける味である。暑い中、汗をかきながらこのカレーを頬張るのも悪くない。
明日は、暦の上で夏至(the summer solstic)にあたるそうだ。梅雨空が切れて、暑い夏の日差しを感じる日が待ち遠しい…。



藁焼きには意味がある。

2018年06月08日 | ブログ
鰹という魚は、春を迎えると九州方面から、イワシなどの小魚を追って黒潮にのり、夏頃にかけて三陸沖まで北上するそうだ。この時期、太平洋側の各港で水揚げされる鰹は「初鰹」、「上り鰹」と呼ばれ、初鰹はあっさりとしていて、脂肪分が少ないので、さっぱりとした味わいだと言われる。初鰹を食べる時、藁焼きして身に香ばしさを加えて、いろいろな薬味と一緒に食べる。どうして、こんな食べ方をするのだろうか。その訳を調べてみた。
回遊魚である鰹は、泳ぐためにたくさんの酸素を筋肉まで運ぶ必要がある。そのため、ミオグロビンと呼ばれる物質を血液中に多く含んでいるらしい。この物質が鰹の独特な臭みの原因なんだそうだ。この臭みを軽減するために、藁の煙であぶったり、薬味と一緒に食べるタタキ等の料理法が発展してきたんだそうだ。薬味には、山葵より生姜、ニンニクが臭いを消すには良いらしい。
また、鰹に含まれる栄養素には、血中のコレステロールを抑え動脈硬化を予防し、肝機能を強化してくれるタウリンがあったり、コレステロールや血栓を予防するEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれている。
また、鰹は生食する事によって美容や健康にも良く血中のコレステロールや血圧を下げて疲労回復にも効果があるらしく、良いことづくめの魚なんだって…。驚きです。
なので、今日の飲み会では、鰹の藁焼き(タタキ)をニンニクの醤油づけで、さらし玉ねぎ、ゴマと浅葱を添えて食べてみました。藁で炙った鰹は、確かに臭みがなく美味かった。

梅雨入り前に…。

2018年06月02日 | ブログ
5月末、九州地方と四国地方は梅雨入りとなった。
本州の各地域も間もなく、梅雨入りの知らせを聞くことになるだろう。鬱陶しい、長雨の季節は遠慮したいものだが、空梅雨で夏の様な天気が続くのも、農作物の収穫に影響が出てくるので、心配だ。
それにしても、今日も暑かった。梅雨明けに飲もうと思って、昨日買った、にごり純米酒、「夏霞」で、喉を潤した。梅雨明けにはまた別なお酒を買ってくることにした。