イタリアリーグユベントスからスペインリーグレアルマドリードへ移籍したファビオ・カンナバーロの入団発表開がサンティアゴ・ベルナベウで行なわれた。
背番号5番のユニフォームをディ・ステファノ名誉会長から手渡されたカンナバーロは「レアル・マドリーの一員としてリーガのタイトルを取ることが夢だね。そしてそれを目標にすることで、次のステップを踏むことができるよ」と、決意を新たにした。
背番号5番は作シーズンジネディーヌ・ジタンが付けていた背番号この背番号を受け継ぐことに対して、「なんの問題も無いし、逆に光栄だよ。この5番のユニフォームは平静に着るよ、なぜなら5番は優勝したワールドカップで僕がつけていた番号だし、それにジダンがつけていた番号だしね。彼は世界屈指の偉大なプレーヤーの一人だよ」とコメントした。
32歳でレアル・マドリーに移籍したことについては、「最高の状態で移籍することができたのは、本当に珍しいケースだと思う」と語った。
カンナバーロが移籍したことでレアルの守備軍の統率力がつき攻守のバランスが保たれればレアルがバルセロナに追いつく日も近い。あとはジダンの後継者を獲得するのみ。そのジダンの後継者の最前候補に挙げられているブラジル代表カカに間して元オランダ代表MFクラレンス・セードルフは、「カカは自身の将来について考えているようだ。2日間彼と一緒にいたし、とても元気だった。レアル・マドリー?彼は今、彼にとってベストな選択をするために、何をするのかしっかり考えるべきだ。ACミランが何を言おうとも、誰が何と言おうともね。決めるのは彼自身だからね」とコメントした。
カンナバーロインタビュー
――ジダンがつけていた背番号5を受け継ぐことに関して問題はありますか?―
「なんの問題も無いし、逆に光栄だよ。この5番のユニフォームは平静に着るよ、なぜなら5番は優勝したワールドカップで僕がつけていた番号だし、それにジダンがつけていた番号だしね。彼は世界屈指の偉大なプレーヤーの一人だよ」
―過去数シーズンマドリーのセンターバックが非難を受けていたことについては?―
「彼らが非難されるのはゴールを入れられた時に最初に目につくのがそのポジションだからね」
――カペッロ監督については?――
「カペッロと僕はお互いをよく知っているし、それがレアル・マドリーに決めたきっかけになった」
――ユベントスがセリエBに降格したからマドリーに移籍したのでは?――
「(セリエBから)新たに前を向いて戦うことは、自分にとって想像以上に大変な事だと思う」
――ナポリでのボールボーイ時代のことで記憶に残っていることは?――
「記憶に残っているのは、レアル・マドリー対ナポリの試合で、ブトラゲーニョがゴールを決めたシーンだよ」
――あなたには試合中関わらず常に闘う意思があり人柄も良い――
「それら僕の持っている全てのものをレアル・マドリーに伝えたい」
――ワールドカップで優勝した直後32歳でレアル・マドリーに移籍したことについて―
「最高の状態で移籍することができたのは、本当に珍しいケースだと思う」