リーガ・エスパニョーラ第36節、首位レアル・マドリードはサンティアゴ・ヘルナベウで13位と低迷しているデポルティーボ・ラ・コルーニャと対戦しました。
スターティングメンバー
レアル・マドリード GK 1 カシージャス DF 3 ロベルト・カルロス DF 4 ラモス DF 5 カンナヴァーロ DF 38 ミゲル・トレス MF 6 ディアッラ MF 16 ガゴ MF 23 ベッカム FW 7 ラウル FW 10 ロビーニョ FW 17 ファン・ニステルローイ |
選手 | デポルティーボ・ラ・コルーニャ GK 1 アヴァテ DF 5 コロッチーニ DF 14 アンドラーデ DF 15 カプデビラ DF 18 ロポ MF 6 デ・グズマン MF 8 セルヒオ MF 20 クリスティアン MF 23 エストヤノフ FW 10 アリズメンディ FW 16 ロドリゲス | ||||
DF 11 チチーニョ MF 14 グティ MF 20 イグアイン |
控え | DF 19 バラガン MF 24 ベルドゥ FW 7 ボディポ |
前半戦
試合開始からデポルティーボに攻められたレアルは、攻撃をベッカムのセンタリングとフリーキックに頼る展開が続きます。
前半28分、ベッカムのセンタリングからファン・ニステルローイがヘディングで合わせようとしましたが、ボールがファン・ニステルローイの手に当たるアクシデントが発生、その手に当たったボールのこぼれ球をセルヒオ・ラモスが合わせてレアルがゴール。
主審はファン・ニステルローイのハンドを取りませんでした。
その後、レアルは罪悪感からか、なかなかチャンスを作り出せずに前半終了。
ラッキーなゴールでレアルが1点リード。
後半戦
後半5分、ベッカムのフリーキックがクロスバーを直撃、レアルが正当な形でのゴールを逃します。
後半7分、デポルティーボはアリスメンディのセンタリングを起点にエストヤノフがシュートを放ちますが、カシージャスがセーブして同点を許しません。その1分後にもクリスティアがレアルゴールを襲いますが、カシージャスがセーブ。
ところが、後半9分にデ・グスマンのセンタリングからカプデビラに決められて1-1。レアルが同点に追い付かれます。
優勝するためには勝利が必要なレアルは、同点直後にロビーニョのパスからベッカムがシュートを放ちますがゴールならず。1分後の後半12分、ベッカムのセンタリングからラウル・ゴンサレスが決めて2-1レアルが勝ち越し!
その後もベッカムがチャンスを作りだしますが、ゴールは奪えず。逆に同点ゴールを決めたカプデビラにシュートを放たれますが、カシージャスがセーブ。
後半29分、ロビーニョのセンタリングをかつてACミランでもプレーしたコロッチーニがクリアミス、そのミスを突いたファン・ニステルローイが決めて3-1。レアルが2点リード。
後半43分にもファン・ニステルローイがシュートを放ちますがゴールならず。試合はそのまま終了。
総括
先制点こそ不正なゴールでしたが、同点に追い付かれた後は2ゴールを奪い去り6連勝を記録。試合途中は引き分けの匂いましたが、気迫に満ちたデポルティーボ相手にベッカムを上手く活かして勝利。
リーグ戦はあと2試合で終了という状況。ヴァレンシアは今節ヴィジャレアルに敗北して優勝争いから脱落、レアルと同勝ち点差のバルセロナはヘタフェを1-0で下し、セビージャは明日サラゴサと対戦します。
残り試合、レアルはアウェイでサラゴサ、ホームでマジョルカと対戦。
サラゴサはUEFA杯出場という目標が残っているために、本気で戦いにくるため、厳しい試合となるでしょう。マジョルカは完全な消化試合として望んでくるためにそこまで厳しい試合にならないでしょうが、やはり一癖も二癖あるために油断は禁物です。
2位のバルセロナはホームでエスパニョール、アウェイでヒムナスティックと対戦。
エスパニョールはカタルーニャ・ダービーということもあり、消化試合とは考えていないでしょう。ヒムナスティックはもう2部降格が決まっていますが、1部最終戦ぐらい一花咲かせようという気持ちで来てくれれば、レアルにもチャンスはあります。
日程
リーガ・エスパニョーラ第37節 6月10日(日)
サラゴサvsレアル・マドリード