今年一番のヒット映画である。
今も上映されている。
新ゴジラもそうだが、
それ以上のロングランになっているようだ。
それほど見る気はなかったのだが、
まあ暇つぶしに見ようかと思った。
そしたら良かったのである、これが。
しかもちょっとどころではない。
期待してなかったこともあって、
最初は筋について行けなかった。
ということで、
二回も見てしまった。
・・・・・
これはちょっとした社会現象である。
だからか、そのヒット要因を探るテレビ番組があった。
悪名高い?あのNHKである。
筋立ては昔語りの「とりかえばや物語」などと同じであり、
陳腐だがそこに普遍的な面白味があること。
個々の描写が素晴らしいこと、何より全体の映像が美しいこと。
等々と。
でも、その要因の一番は「結び」という言葉にあると、
そういうことだったと記憶している。
伝統的な組紐に投影された「結び」という言葉、
その言葉が醸し出す思い、情念・情緒が見事に表現されていた、
ということか。
「結び」という言葉に着目したのは、
さすがだと思った。
・・・・・
「結び」とは、
古事記・日本書紀の冒頭に出てくる神様、
すなわち原初三神の名でもある。
天御中主尊と、
高皇産霊尊(たかみむすひのみこと)、
神皇産霊尊(かむみむすひのみこと)、
である。
天の真中の御神と結びのニ神である。
「結び」とは実に神道の心である。
だから、あの映画は神社が必須で重要な役割をしている。
だが、NHKは当然分かってるのだろうが、
そこは(神社や神道のこと)まったく触れない。
やはりNHKである、筋が通っている。
日本的なものは嫌いらしい。
それでも無視はできないので、
言葉だけは取り上げている。
・・・・・
「結び」とはつまり神の道である。
すべてが繋がっているのだ、人も物も、時でさえ。
全体(宇宙:存在)は全体という一つのものだが、
それは無数の部分の集合であり、合体なのである。
当然、部分と部分はすべて繋がっている。
そのことを紐という物によって表象している。
「結び」こそ現実であり、現実の妙である。
天と地も、過去と未来も、
あらゆるものが縦横無尽に繋がっているのだ。
だから神人一体なのである。
人と神は繋がっているのだ。
もちろん鳥や獣や、山川草木も。
神はすべてのものに繋がっているのだ。
人だけ特別という訳ではない。
それが「結び」である。
何んと素晴らしい言葉だろう。
・・・・・
その紐は道である。
神の道である。
すべてのものを繋ぐ神の道である。
だから祈るのである、
その道を。
今も上映されている。
新ゴジラもそうだが、
それ以上のロングランになっているようだ。
それほど見る気はなかったのだが、
まあ暇つぶしに見ようかと思った。
そしたら良かったのである、これが。
しかもちょっとどころではない。
期待してなかったこともあって、
最初は筋について行けなかった。
ということで、
二回も見てしまった。
・・・・・
これはちょっとした社会現象である。
だからか、そのヒット要因を探るテレビ番組があった。
悪名高い?あのNHKである。
筋立ては昔語りの「とりかえばや物語」などと同じであり、
陳腐だがそこに普遍的な面白味があること。
個々の描写が素晴らしいこと、何より全体の映像が美しいこと。
等々と。
でも、その要因の一番は「結び」という言葉にあると、
そういうことだったと記憶している。
伝統的な組紐に投影された「結び」という言葉、
その言葉が醸し出す思い、情念・情緒が見事に表現されていた、
ということか。
「結び」という言葉に着目したのは、
さすがだと思った。
・・・・・
「結び」とは、
古事記・日本書紀の冒頭に出てくる神様、
すなわち原初三神の名でもある。
天御中主尊と、
高皇産霊尊(たかみむすひのみこと)、
神皇産霊尊(かむみむすひのみこと)、
である。
天の真中の御神と結びのニ神である。
「結び」とは実に神道の心である。
だから、あの映画は神社が必須で重要な役割をしている。
だが、NHKは当然分かってるのだろうが、
そこは(神社や神道のこと)まったく触れない。
やはりNHKである、筋が通っている。
日本的なものは嫌いらしい。
それでも無視はできないので、
言葉だけは取り上げている。
・・・・・
「結び」とはつまり神の道である。
すべてが繋がっているのだ、人も物も、時でさえ。
全体(宇宙:存在)は全体という一つのものだが、
それは無数の部分の集合であり、合体なのである。
当然、部分と部分はすべて繋がっている。
そのことを紐という物によって表象している。
「結び」こそ現実であり、現実の妙である。
天と地も、過去と未来も、
あらゆるものが縦横無尽に繋がっているのだ。
だから神人一体なのである。
人と神は繋がっているのだ。
もちろん鳥や獣や、山川草木も。
神はすべてのものに繋がっているのだ。
人だけ特別という訳ではない。
それが「結び」である。
何んと素晴らしい言葉だろう。
・・・・・
その紐は道である。
神の道である。
すべてのものを繋ぐ神の道である。
だから祈るのである、
その道を。