相続よもやまin八王子

相続に関連しそうなネタを紹介します

相続手続で最初に問題になること

2013-03-10 02:00:06 | 余話
それはズバリ、戸籍です。
戸籍集めが一番苦労するところです。
そもそも、戸籍に種類があって、沢山存在する事自体、実際に見るまではなかなか理解できないものです。
そもそも。これまでの生活の中で、戸籍謄本、を見ることがなかったからです、もちろん結婚の時なんかに。見る事あったでしょうが。見えるポイントは、自分と、配偶者の名前後は俺の名前ぐらいでしょう。
ところが、相続の戸籍となれば話が違ってきます、特に、古い戸籍というのは、いわゆる世帯主が変わるたびに、戸籍が、作られたのです。その後核家族化ということで戸籍が分散していきます、相続の周り、それらのすべての戸籍が、関係してきます、たとえば自分の父親が亡くなった場合、父親の出生からの戸籍を集めます、この場合。父の父、いわゆる祖父、と祖母の結婚の時の戸籍から、集めることになります。
さらに、本籍地が変わるごとに、戸籍は、作られますから、場合によっては、10通以上。というのは決して珍しくありません。まして、兄弟相続となれば、祖父や祖母だけでなく兄弟上において亡くなった兄弟がいれば、その子供である、甥や姪の戸籍も必要となります。これらの戸籍を集めるのに。相当な時間がかかってしまいます。
戸籍が多いだけでなく、全国に分散している事がほとんどだからです。
兄弟戸籍の場合、戸籍謄本などが30通程度というのも珍しくありません。

つまり相続の際の最初の難関はこの戸籍集めとなります。戸籍については相続人調査と戸籍もご覧ください。