甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

9月のマンスリー 広島カープの優勝

2016-09-28 19:47:56 | Weblog
    広島カープ25年ぶりの優勝
 10日、東京ドームに於いて広島カープが、25年ぶりにセントラルリーグの優勝を決めた。敵地にも関わらず、東京ドームの真っ赤に染まったファンの大歓声の中、緒方監督、黒田、新井が胴上げされる雄姿に思わず目頭が熱くなった。
昨年、メジャーリーグから、黒田、阪神から新井が帰って来た。エース前田健太、ジョンソン、黒田、大瀬良、野村と投手陣は充実、戦力は整ったにもかかわらず、若い大瀬良、野村は伸び悩み、打線は不振、結果4位と低迷した。
今季、前田はポスティングシステムでメジャーへ。開幕前、評論家の予想は皆こぞってBクラス。ところが6月、オリックスとの交流戦で鈴木誠也が2試合連続のサヨナラ本塁打。劇的な幕切れに、緒方監督が「神ってる」と発言。
急成長の鈴木誠也、丸、菊池、ベテランの新井、石原らが、攻守に上手く絡み合った。前半リードされていても後半でひっくり返すねばりのある打線。投手陣も今季覚醒した野村、ジョンソン、黒田の3本柱。穴はヘーゲンス、福井、九里らが中継ぎ兼用で埋め、今村、ジャクソン、中崎らで7回以降の後半をしのいだ。逆転勝利は41と勝ちゲームの半数。投手では、支配下選手32人中27人が投げ、チーム防御率は3.22。野手は39人中26人が出場した。チーム打率は2割7分3厘。盗塁118。投手陣が「うちの打線は6回くらいまで2~3点負けていても逆転してくれる」と言わしめた。走攻守すべてがそろっていた。
13日の中国新聞に黒田の手記が掲載された。「6月3日のソフトバンク戦で3者連続本塁打を浴びた。僕の野球人生は順風満帆だったわけではない。当然こういうこともあるし、いつかそういう時が来るもの。年を重ねて、若い選手にああやって打ち返される。これでもか、とボールを投げても打ち返される。気持ちが弱くなる。自分を疑い出す。辞めていく選手はそれで引き際を感じる。
しかし、それでも疑う中で、それを受け入れて次のステップにいかなければいけない。そこから目を背けてしまうと、次がない。
今年1年、カープと契約している。この世界で生き抜くためにはどうするか。それは準備、体のこと、技術的なことを全部含めて。それらをずっと日々考えてやってきた。ソフトバンク戦は、その中でも大きな試合になった。・・・
米国で学んだ一番のことは、生き残る難しさだった。向こうは契約社会であり、プレーヤーとして駄目になったら、すぐに球団からリリースされたり、首になったりする。甘える場所が無い。だからこの年齢までできたのではないか。過去の実績だけでは勝負できない。今持っているパフォーマンスを全部発揮して、結果につなげる・・・」   (13日中国新聞・赤い絆、万感・より抜粋)
広島カープ、25年ぶりの優勝は、やはり黒田抜きには考えられない。
追伸 1984年32年前、安佐南区の立専寺で仕事をしていた。ご住職が広島市民球場での、日本シリーズ対阪急戦に招待してくださった。25年ぶりの優勝が当時のことを思い出させてくれた。   2016年9月28日 笹原 真二
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