目に浮かぶ、遠いあの頃雛祭り

　♬　灯りをつけましょ雪洞に、お花を上げましょ桃の花、五人囃子の笛太鼓、今日は楽しいひな祭り　♬　3月3日ひな祭りになると。やはりこの歌を、つい口ずさんでしまいます。遠い日のことを、今もなお思い出します。場面は幼稚園の講堂でみんなで歌っている風景。
　今、TVを付ければ森友学園の籠池理事長の国有地払い下げ問題のニュースばかり。8億円の値引き？上手い事立ち回ったんだろうなと、決して自分にはできない芸当で、ある意味やっかみ？ある意味尊敬？と大きな憤り！
　そんなことよりも、一番呆れたと同時に怒りが湧いたことは、先日のニュースで流れた森友学園が運営する幼稚園の運動会の宣誓。「中国や韓国は間違った歴史教育をしないで・・・安倍総理がんばれ！・・・」園児たちに唱和させていたこと。もう本当にビックリポンでした。あれじゃ、中国や韓国の反日教育と、同じことをやっている。完全に園児を洗脳しているのと同じじゃありませんか？日本の品格が疑われるようなことをやっている。この幼稚園はこども達に論語の素読をさせたりとユニークな教育をしているという事を雑誌致知で読んだことがあるのですが、言ってることとやっていることは大違いだと、あのニュース映像を見て思いました。
　いろんな勉強をした上で「中国、韓国の歴史教育は間違っているんじゃないか」と高校生が言うのなら分かりますが、幼稚園の子供たちがそんなことを言うのは、どうかしている。びっくりして腹立たしさでいっぱいでした。
　今日、幼稚園は、あの少しもの悲しいような、そして暖かい「ひな祭り」の歌をみんなで唄う日です。そのことが大事だと思います。