hitorigoto日記エッセイコラム

楽しく やさしく おもしろく!

冬来たりなば春遠からじ

2020-12-31 17:44:01 | 日記・エッセイ・コラム
  「寒く厳しい冬が来たということは、暖かい春が目の前まで来ている」
   イギリスの詩人シェリーの「西風に寄せる歌」の一節
    If winter comes, can spring be far behind

   寒いね! なぐさめの言葉だね。来年は良い年になりますように

年齢差別

2020-12-18 09:54:58 | 日記・エッセイ・コラム
   乗り物でも女性専用と男性と別にされる世の中。ある意味安心。
   痴漢冤罪に巻き込まれる心配がないので。

   ある時、デパートのエレベーターのドアが開くと
   女性だけが乗っていたので、尋ねた「女性専用ですか?」

   昨今の居酒屋では若者専用の居酒屋で高齢者は入れない風潮がある。
   最近、そう簡単には高齢者は社会に受け入れられないのである。

   若者と高齢者の区別、差別、年齢差別が生まれているのに気付く。
   若い男女達が高齢者を白い目で睨み、排除する世の中が生まれつつある。

                 高齢者お断りラーメン  アーメン         

  

"May Be This Time" Tony Bennett

2020-12-06 18:34:42 | 日記・エッセイ・コラム
"May Be This Time" Tony Bennett

ライザ・ミネリが映画「キャバレー」で歌っていた。
もう負け犬じゃない。今度はきっと勝利者になる!




どう思う?

2020-12-02 22:34:26 | 日記・エッセイ・コラム
書きたい事を省くが、思い出せた事だけでも宝だ!
母から聞いた、祖母の話である。
母が小さい頃、両親は旅館をしていたそうだ。

今にも霰が降ってきそうな、正月の夕方の事。
10歳くらいのカニ売りの少年が裏口を訪れた。

女中さんに呼ばれた祖母は、少年を見ると居間から
土間に七輪を持って来て、少年に手を温めるように言った。

カニが売れて、お年玉も貰えた少年は喜んで帰っていった。
外は薄暗くなった夕暮れに霰がパラパラと降り始めていた。

エッ?
外の冷たい霰の中に帰るのに、温める必要があるのか、って?
あの少年を温めてくれたのは手だけではない。

きっと、
あの寒い霰の正月の夕暮れ、少年の心はポカポカしていたと思う。