応用編 あなたなら どうする？

　近所の高級めがね店に、ひやかしの客がいた。

　お客は１万５千円のメガネを半額にしてくれと言う。
　清潔感に溢れたスーツ姿の男性店員が応対に当たっている。

　「少々、お待ち下さい。掛け合って参ります」（電話するフリ）
　「お客さま、大変申し訳有りません！新商品のため無理でした！」

　「せっかく来て頂いた、お客さまに申し訳ないので、　こちらの
　１０００円の商品を９割値引きさせて頂いて１００円で結構です
　明日と明後日、お客さまにはこの値段でご奉仕させて頂きますので
　ご来店下さいませ」

　次の日、お客さまをお迎えしたのは、若くて可愛い女性の店員。
　１００円払ってウキウキして帰る。

　さらに次の日は、なんと高貴な美しい女性店員ではないか！
　「３日間もお越し頂き有難う御座います。明日からは値引きは
　御座いませんが、これを機会にご贔屓頂きますようお願い致します」

　高貴な美しい女性店員、若く可愛い女性店員、清潔感溢れる男性店員
　３名が深く丁寧にお辞儀をして、１００円のお客様を見送った。

　さて、あなたなら　どうする？　次、行く時には　１００円？　値切る？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ユダヤジョーク

　　昔、読んだ本なので、詳細は定かでない。

　　悪ガキ三人がユダヤの洋服店の前で悪口を言っている。
　　「この洋服店はユダヤの洋服店！ユダヤの洋服店」と

　　店主が出て来て悪ガキ三人を呼び、こう言った。
　　君たちに３００円づつ上げるから、表の通りで大きな声で
　　「あそこの洋服店はユダヤの洋服店」と宣伝してくれ。と

　　悪ガキたちは次の日も来たので、１００づつ渡して宣伝を頼む。
　　さらに次の日も悪ガキたちが来たが、「今日はお金がないので、
　　悪いけど、無料で君たちに宣伝して貰いたい。大きな声で頼む」と

　　次の日から、悪ガキたちは洋服店の前に現れなくなった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　めでたし、めでたし。