山猫の黄金のどんぐり

日々の生活の中で見つけた、黄金のどんぐり拾っています

福岡旅行報告3

2011年12月30日 | 旅行

こんにちは。

今日も朝はよく晴れていましたが、例によって今は曇っています。今年も、今日を含めてあと2日となってしまいました。年々、年末・年始という意識が薄れるような気がします。以前よりも、正月に関係なく開いているお店が増えていますから。それと、私の友人にも年末・年始に関係なく仕事がある人が多いので、それも関係しているのかも知れません。

 

昨日の続きです。

関門海峡をくぐったら、小倉です。小倉から乗り換えた14時44分発の電車は、がらがら。かなり豪華な電車なのに、違和感があったそうです。

私は写真を見て、シートの模様に違和感を持ちました。JR九州の個性豊かな電車のデザインというと、岡山県出身の水戸岡鋭治さんが有名です。鹿児島まで新幹線が開通した時のテレビの特集番組でも、水戸岡さんが紹介されていたように思います。このヒョウ柄シートも、水戸岡さんがデザインしたものなのでしょうか?

以前、私自身が九州に行った時にも、このヒョウ柄シートにはびっくりしました。ヒョウ柄と言えば、大阪のおばちゃん。それなのに、なぜ九州?頭の周りに、?マークがくるくると回ります。九州の人がヒョウ柄が好きなのか。それとも、水戸岡さんの出身地の岡山の人が好きなのか。でも、水戸岡さんがデザインしたとは限りません。

 

小倉から、沿線の風景は一変。工業地帯の建物や施設が続いたそうです。「八幡」という駅があり、友人は、子供の頃に八幡の製鉄所を歴史で勉強したことを思い出しました。さすがに福岡だけあって、「スペースワールド」という洒落たカタカナの駅名もあった、となぜか友人は自慢げに話していました。同名のアミューズメント・パークが近くにある駅なんでしょうね。

今見てみると、友人には悪いですが、車はぶれているし、コンビナートの様子もよくわかりません。でも、電車から写したものだから仕方がないのかも知れませんね。その写真を借用してブログを書いているのは、私なんだし。

 

 

博多に到着したのは、夕暮れ迫る16時過ぎ。結局、電車にその日10時間以上乗ったそうです。それでも、ヨーロッパに飛行機で14時間かけて行くよりは疲れなかった、と言っていました。外を見ればのんびりした風景が広がっているし、自由にトイレにいけるし、電車は空いていたからです。

友人は改装後の博多駅を知らなかった、というか博多は通過したことしかなかったので、新しい博多駅を歩いてみて、その斬新さにびっくりしたそうです。

まず目に飛び込んできたのは、壁一面に貼られた有田焼のタイル。 

写真をとおして見ても、その清潔感に心が洗われるようです。でも、このタイルが有田焼だと思ったのは友人と私だけで、ただの推測です。本当はウェッジウッドなのかも知れませんが、九州だから有田焼かなあと思っただけです。

他にも、なにか近未来の建物ではないかと感じるくらいの洗練されたつくりの駅構内のように見えます。

私はこの写真を見て、以前行ったことのあるパリのモンパルナス駅を思い出しました。モンパルナス駅は至る所に鉄骨が剥き出しになっており、それが鳩のいい止まり木になっていました。そのため、その鉄骨、床をはじめ多くの場所が鳩の糞だらけ。思わずその汚さに目をそむけたこともありました。それに、駅の建物の場所によっては使われていない薄暗い廃墟のような場所があり、風情があると言えば聞こえがいいのですが、とても行く前に想像していたようなオシャレなパリの駅、というものではありませんでした。

でも博多駅は、とてもきれいで清潔感があります。これから歳月を重ねたらどんな雰囲気になっているか、楽しみです。

友人が気になったのは、中国語のアナウンスが目立ったこと。友人の九州にいる知人は、博多が近いうちに中国人だらけになるのではないか、と心配しているそうです。

 

 

 


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