(2015年7月7日 Facebookから)
コロンについて若いころの事を思い出した。
大学時代、ある大人の女性から、
香水について教えてもらったことが、
今振り返るとなぜかなまめかしい思い出として残っている。
貧乏学生だった僕は時々ご飯を御馳走になったり、時にお酒を飲ませてもらった。
彼女とは決して特別な恋愛関係で無かったのだけど、
なんやろなぁ・・・思い出しただけで恥ずかしいような気持ちになるのは。
その時の彼女は30歳前くらいだった記憶があるのだが、
当時、大学生だった僕はすごく大人に見えたものだった。
いつも彼女はほんのりいい香りがするので聴いてみた。
「いつも同じ香りがするけど、それって何かコロン?」
「これはね、コロンには違いないけど正確に言うとパルファムと言って
コロンをもっと濃縮したようなものなの。
だから朝一度つけたら、夕方まで香っていて夜にお風呂に入ると
またほんのり香りがたつのよ。」
「ふ~ん。」
「だから、男性には向いていないというより
君が大人の男になっても濃厚な香水は付けないでね。
そういう男性は私はあまり好きでない。
さっと香って尾を引かない人が素敵だな。
いつも背中を眺めているような・・・」
分かった様でなんにも分からなかった。
ただ一つ分かったのは
「パルファムを女性がつける場所ってどこか分かる?
小指にほんの少し濡らす程度につけて両耳のうしろに付けるの。
あと両手首の動脈のところ。
耳の後ろに付けるのはね、
素敵な男性がさっと腕をさらってダンスに誘われた時・・・
それとキスされた時香りが感じられる場所だから。」
あの香水は「ゲラン ミツコ」だったかな・・・
いや「夜間飛行」だったか・・・。
彼女には『ラ・バタイユ』のヒロイン「ミツコ」の方がにあってたな・・・
と大人になった僕は今そう思う。
コロンについて若いころの事を思い出した。
大学時代、ある大人の女性から、
香水について教えてもらったことが、
今振り返るとなぜかなまめかしい思い出として残っている。
貧乏学生だった僕は時々ご飯を御馳走になったり、時にお酒を飲ませてもらった。
彼女とは決して特別な恋愛関係で無かったのだけど、
なんやろなぁ・・・思い出しただけで恥ずかしいような気持ちになるのは。
その時の彼女は30歳前くらいだった記憶があるのだが、
当時、大学生だった僕はすごく大人に見えたものだった。
いつも彼女はほんのりいい香りがするので聴いてみた。
「いつも同じ香りがするけど、それって何かコロン?」
「これはね、コロンには違いないけど正確に言うとパルファムと言って
コロンをもっと濃縮したようなものなの。
だから朝一度つけたら、夕方まで香っていて夜にお風呂に入ると
またほんのり香りがたつのよ。」
「ふ~ん。」
「だから、男性には向いていないというより
君が大人の男になっても濃厚な香水は付けないでね。
そういう男性は私はあまり好きでない。
さっと香って尾を引かない人が素敵だな。
いつも背中を眺めているような・・・」
分かった様でなんにも分からなかった。
ただ一つ分かったのは
「パルファムを女性がつける場所ってどこか分かる?
小指にほんの少し濡らす程度につけて両耳のうしろに付けるの。
あと両手首の動脈のところ。
耳の後ろに付けるのはね、
素敵な男性がさっと腕をさらってダンスに誘われた時・・・
それとキスされた時香りが感じられる場所だから。」
あの香水は「ゲラン ミツコ」だったかな・・・
いや「夜間飛行」だったか・・・。
彼女には『ラ・バタイユ』のヒロイン「ミツコ」の方がにあってたな・・・
と大人になった僕は今そう思う。