猫が所長の総合事務所 メール相談記

行政書士もすなる日記と言ふものを猫もしてみむとてするなり(るー貫之 :法律日記)
ってパクリか?

新経審-業者間の点差つきやすく/小規模階層ほど顕著

2008-08-27 16:20:37 | 建設業支援:業務日誌
今回の経営事項審査(経営規模等評価)の基準改正において
国土交通省が狙いとしていたのは、やはり小規模業者間で評点に
差がつく評価計算システム だったと言うことでしょうか?

建設系ソフトウエア会社のワイズは、建設業者が受ける経営事項審査で、
今年4月に施行された新たな審査基準で再審査を受けた企業の新旧の評点を
調査・比較分析した結果をまとめた。
この調査分析では、再審査データが公開された1万2593社の評点について、
改正前の評点と改正後の評点を比較している。

これによると
土木一式工事の総合評定値(P点)は、
完成工事高100億円以上の企業の平均が84点上昇したのに対し、
同5000万円未満の企業の平均は103点下降するなど全般を通じて
大手業者の点数が上がる一方で、小規模業者の点数が下がる傾向が読み取れ、
全体として改正前より業者間の点差がつきやすくなったと分析しています。

特に完工高が5000万円未満の階層の点数の落ち方が大きいことから



P点の平均点の変動を旧P点の階層別に見ると、
1000点以上の階層では上昇したのに対し、調査対象業者の98%以上を
占める1000点未満の階層は下降傾向が顕著で、旧経審で評点が低かったほど
改正後の下降幅が大きいことも分かった。

この結果、評点分布は改正前より低い点数領域に長く尾を引く形に変化。
特に小規模業者間で点差がつきやすい基準改正だったことが裏付けられた。

一方、Y点が旧経審で1000点以上だった階層と800点未満だった階層で
改正後のY点の平均を比べると、1000点以上の階層は下降、
800点未満の階層は上昇しており、Y点では業者間の
格差が出にくくなったことも分かった。

建設工業新聞 8月 27日 記事掲載


国土交通省の真の狙いは小規模業者の淘汰か・・・

その背景にあるのはやはり裁判員制度も含め、某帝国主義の輸入圧力?



 
山形県での建設業許可経審のご相談は⇒起業法務センター/建設業支援



やっぱり厳しい?経審改正

2008-07-18 22:49:47 | 建設業支援:業務日誌
経営事項審査申請のシミュレーションをしてみますと

やはり大企業でもないと総合評点は下がる傾向があるようです。

各事業者さんにどう説明して納得してもらうか・・


単に点数構成、配分の変化があれこれ・・・

などと説明しても煙に巻いたようなものです。


やはり他者の実例と一緒に従来方式でのシミュレーション結果と

対比して相対的には下がっていないことを視覚的に訴えるのが

一番いいのですが、これをやったからと言って

別報酬が頂けるものでも当然ありません。


今回の改正は行政書士泣かせでもあります。




  
この記事が参考になった方はクリックお願いします。






川村エステート
起業法務センター/川村行政法務事務所
有限会社エステート
相続法務センター
クーリングオフセンター

建設業の新分野進出・経営革新モデル支援事業公募

2008-04-28 21:11:45 | 建設業支援:業務日誌
平成20年度「建設業の新分野進出・経営革新/
建設技能者確保・育成モデル構築支援事業」

の公募開始されました。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/01/010425_2/01.pdf
     国土交通省総合政策局建設市場整備課建設産業振興室

 本事業は、地域の建設業者が行う生産性向上に資する経営革新の取組や、
各種事業者が行う建設技能者の確保・育成に資する取組のうち、
一定の要件を満たすものに焦点を当て、こうした取組の定着に向けた
モデルケースと認められる事業を対象に公募を実施して先導的な事例を発掘し、
当該事業を推進、広く普及・啓発を図ることにより、建設業の新分野進出等の
取組の促進や、建設技能者の確保・育成の促進を図るものです。

 公募期間は4月25日(金)から6月13日(金)

 起業法務センター/建設業支援メニュー