シーソーブログ

さすらいのペガサスboy“シーソー”が、既成概念に縛られず曇りなき眼で世の中を斬る!か、又は斬られるブログ。

日米野球の存在意義は?

2006年11月09日 12時08分06秒 | 時勢・出来事
日米野球、日本全敗。しかし、そんなに悔しさはない
「どうせベストメンバーじゃないしさ」という言葉が頭の中をよぎったりもする
日米野球の存在意義はもうないのか?
選手会は「日米野球の役割は終わった」とまで言っているらしい。
それに対して「もう学ぶ事がないなんておごった考えだ」とか
「野球の発展とファンの事をもっと考えて!」という意見もあるが、
さすがに「もう学ぶ事がない」とか「野球の発展を考えてない」とかいうわけではないだろうと思う。
辞退者続出の背景には、
やはりWBCやアジアシリーズという国際的な真剣な場ができ、親交や興行的要素の強い日米野球に対する意味を考えると共に、アジアシリーズを押しのけてこの時期に開催すると言う事への不信感や抗議の気持ちがあったんではないか?と思う。
1人も出場していない中日のオーナーは、
「結果として負けたけどアジアシリーズへ出場するつもりでいたから、その直前というのはコンディションを整えたりする大事な時期。それを優先しながら日米野球に参加して、選手・チームの都合で出たり出なかったりするのがかえって迷惑と考え早い段階で辞退した」と話していた。
ファンとしては日米野球でも活躍する姿を見たかったが、
ここで怪我でもされたら困るのでそう言う判断になったのも理解できる

本当に野球の発展を考えるなら、アジアシリーズを先にするべきだと思うし、
セ・リーグ5位だった巨人(しかも1軍半のメンバー)vs米国選抜というカード自体が「読売のイベントじゃんか!」と思えてしまう
悪い言い方をすれば、選手は「読売の金儲けに利用されている」と考える人もいるんではないか?
そりゃ経費を出して積極的に動く事は悪い事ではないが、
時期や内容(カード)を考えると野球界の為なのか?と思ってしまう。

今後、日米野球のあり方を変えて、ミニWBCのようにするとの案もあるらしいが、どうだろう?
こまごま別々のイベントを入れるなら、アジアシリーズの延長、つまり、真のワールドシリーズの実現を目指しても良いんではないだろうか?
ソフトバンクの孫社長が言っていたように、サッカーのTOYOTAカップのような「クラブチームの世界選手権」だ
WBCが国別対抗なら、チーム対抗のワールドシリーズだ
アジアシリーズのチャンピオンと、例えばア・リーグのチャンピオン、ナ・リーグのチャンピオン、その他ドミニカやオーストラリアなどから勝ち抜いたチャンピオンの4チームによるリーグ戦、又はトーナメント戦だ。
4チームというのは1つのアイデアだけど、ミニWBCをやるより、そちらの方が面白いと思うんだけどな~
そうすれば、日本人選手のメジャーへの流出も抑えられるんではないか?
「今のチームで世界一になりたい」と