七七ブログ

タダの詩人「七七」による人心体実験の記録 

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2008-11-14 01:20:06 | 自動書記
始まるまで あと100歩
複雑な気持ちだ
純粋な問いだ
形に託した 物語だ
ひとつしかない真の物語
それがこの世界だ

嘘にだまされた
無理矢理押しつけられた
それはもう捨ててしまった
不安にかれられて走った
もう登れない もう歩けない
後頭部の北壁に消えた

全体から部分に分かれた
同じ形だった 
割り切れない計算だから
無限に続く
宇宙は割り切れないので
無限に続く

くり返すのかと思ったら
一回きりだった
それが繋がってるだけだった
一回ごとに違っていた
二度とくり返さなかった
毎回違っていた
飽きるということがなかった

想像を絶する変貌を遂げたが
何の違和感もなかった
始めから想像を絶していた
想像を絶するものしかなかったから
それが普通だ
想像が決して追いつくことができない速度で
全てが変貌してゆくからだ

世界(仮)
真実(仮)
自分(仮)
神(仮)
愛(仮)

素晴らしい世界だ(仮)
くそくらえだ(仮)
俺は自由だ(仮)