組み込みlinuxの毎日

毎日が勉強です。

ホスト名変えたら、「sudo: unable to resolve host」怒られる

2014-07-27 13:39:17 | BeagleBoneBlack
きっと、こんなの常識なのでしょう。
ホスト名変えたら、「sudo: unable to resolve host」という警告が表示されます。
sudo 自体はできます。

/etc/hosts ファイルの127.0.1.1のホスト名が違っていました。
https://www.debian.org/doc/manuals/debian-reference/ch05.en.html#_the_hostname_resolution

ホスト名を変えたら、こちらも変える必要があります。
日々、勉強の毎日です....



データロガーにwatchdogを組み込む

2014-07-21 12:56:02 | Raspberry Pi
残念ながら昨日、「WebDAVの無料ストレージをマウントする」にて仕込んだデータロガーのエージングは1日持たずに死んでしまいました。
今日、ラズベリーパイを確認したところ、telnetが切れ、全く動作しない状態でした。
熱暴走か、電源の不良か、....まあ、電源の環境は最悪ですので、多分それが原因だと思いますが。

原因はともかく、データロガーが死んでしまっては話しにならないのでwatchdogを組み込むことにしました。
参考にさせていただいたのは、こちらです。

ラズベリーパイのCPUにはwatchdog機能がもともと入っているので、これを使えるようにします。

以下、すべてrootにて。

○ドライバの組み込み
modprobe bcm2708_wdog

○Watchdog daemonのインストール
apt-get install watchdog

○watchdog daemonの設定を行う
/etc/watchdog.conf の、
以下の行のコメント外す・編集する。
watchdog-device = /dev/watchdog

○watchdog起動時に自動的にドライバをロードする
/etc/default/watchdogの編集
watchdog_module="bcm2708_wdog"

○Watchdogの起動
/etc/init.d/watchdog start

watchdog daemonが自動的にWDT リセットしてくれるので、アプリなどで特別なことをやらなくても良いようです。
Daemonが死ぬようなシステムダウンが起こると、自動的にCPUがリセットします。





WebDAVの無料ストレージをマウントする

2014-07-19 19:25:52 | Raspberry Pi
記事更新、サボっておりましたが、ボチボチとまた始めます。
今回のネタは、WebDAVインターフェースをもっている無料ストレージをマウントする、です。

○ストレージのアカウント作成
今回は、「box」を使いました。WebDAVだと結構有名みたいですね。
まずはアカウントを作成しますが、無料で10Gってのは、ちょっとありがたいです。

○pi側の準備
# webDAVをインストールします
sudo apt-get install davfs2
# マウント用のフォルダーを作ります。
mkdir /home/pi/box

○マウント(テスト)
sudo mount -o uid=pi -o gid=pi -t davfs https://dav.box.com/dav /home/pi/box
ここで、ID/PASSを聞かれるので、アカウント作成時のものを入れる。

....と、ここまでであっけなくマウントできてしまいました。
これだけだとつまらないので、自動起動してみます。

○自動起動するまでの諸々
# ユーザーグループにpiを追加
sudo usermod -aG davfs2 pi

# ID/パスワードの設定
/etc/davfs2/secrets
ファイルの最後に、
https://dav.box.com/dav username password
を追加する

# マウントの設定
/etc/fstabに
https://dav.box.com/dav /home/pi/box davfs rw,noexec,auto,user,async,_netdev,uid=pi,gid=pi 0 0
を追加する。

以上で再起動すると、/home/pi/boxにマウントされるようになりました。



機器構成:
ラズベリーパイ (無線LANアダプタ)→ルーター(iR660B)→3G回線(docomo)
これで、採取したデータをサーバーへ定期的に送信します。
3G回線は、マツコ・デラックス氏が宣伝している、SIMを使っています。



以下、OCNモバイルoneの宣伝です。

組み込み機器でつかうSIMとしては、とても良いと思いました。
たしかにLTEで150Mbps使えるのは50Mバイトだけですが、
データ採取して、ホストに送るだけのデータロガーなら
200kbpsは十分です。山奥や僻地に置くのだから、どうせ電波の入りが悪いから
LTEなんて使えないですし。
これで毎月ライニングコスト 900円+消費税 ってのは、とっても良いと思いました。
2年縛りもありませんので、使いたいときに契約して、いらなくなったら解約できます。