「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

今年もいた

2017年03月03日 |   中3 
今日は卒業式が終わって手持ちぶさたの中3クラスの希望者に
自習室を開放しました。
ちょうど中2で修学旅行のためお休みのクラスがあり
手のあいている講師が交代で自習監督をすることに。

ここまでくると「質問」というより「確認」のために声をかけられる感じ。
それも理科と社会が中心なので、私は見守り役に徹していました。
あとは受験を不安がる生徒に「大丈夫!」と太鼓判を押したり。

でも、ちょっと信じられなかったのが
まだ呑気にゲームなんかやって遊んでいる生徒がいたこと。
そんな調子だから、集中力も全然なくて、入試直前なのに
1時間じっと落ち着いて1つの教科を勉強し続けることができず
20分もしないうちに他の生徒にちょっかいだそうとするのを
引き留めついでに話をして発覚しました。

何度も言っているように、ちょっとした息抜き程度ならいいんです。
そうじゃなくて、どうやら
すでに私立や高専の合格が決まった生徒と一緒になって遊んでいる様子。
ナニやってんの? とつい語調が厳しくなってしまいました。

だって、その少年が受験する高校は50人以上の定員オーバー。
ライバルたちは目の色を変えて勉強しているはずなのに。
ていうか、実はこの教室の中にも同じ高校を受験する生徒が自習をしていて
かなり真剣に集中して勉強しているんですけど。本人同士は知らないハナシですけど。

この時期には、生徒たちには絶対に「落ちるかも」「危ない」というような
不安にさせる言葉を言わないようにしていますが
今日、この生徒には言ってしまいました。

最後の最後くらい、本気を出して勉強しなさいよね!