とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

洗顔にまつわる親子喧嘩

2008-06-29 00:47:03 | 育児
その朝は、リリの機嫌が特に悪かった。

ララ(小3)とリリ(小1)のために、朝、顔を洗うお湯を洗面器に用意している。
リリが冷たい水ではなくお湯で顔を洗いたい、というので、用意しているのだ。
ちょうどいいくらいの温度のお湯を洗面器に入れたら

「顔を洗うお湯入れたよ、顔を洗って!」

と声をかける。
ララがまず先に立ち、顔を洗い終えた。
リリはララが先だったことに対して怒り、自分は顔を洗おうとしない。
しばらーく、ソファでゴロゴロ、ぐずぐずしている。
その後ようやくリリが顔を洗おうと手を入れた時には既にお湯が冷めていたらしい。
そしたらリリは

「おかあさんが、ちょっとあついのにしないから、さめてるんだよ!」

と怒った。
この言い草には・・・私もキレた。

「リリがなかなか顔を洗いに来ないから、お湯が冷めちゃったんでしょう!
 朝の忙しい時間に、ちょうどいいくらいのお湯を用意するのは手間なんだよ?
 自分でぐずぐずしてお湯が冷めたからって、お母さんのせいにするの?
 そんなこというなら、今度から水で洗いなさい!」

リリもますます怒った。

「そんなこと言うおかあさん、だいきらい!
 だーーーいっっきらい!!」

と叫び始めた。
朝食の支度ができて、食卓についたが、私はリリの顔もみたくないし、
リリもふくれっつらのまま。
私の隣の席に座ったルル(4歳)が、心配そうな顔で言った。

「おかあさん、リリが、おかあさんのこと、だいきらい、って・・・
 おかあさん、かなしい?」

ルルの方を向いて私は答えた。リリにきこえるように。

「悲しいよ。お母さんは、リリのことが大好きで、リリが気持ちよくあったかい
 お湯で顔を洗えるようにって洗面器にお湯入れてたのに、リリに大嫌いって
 言われて、とっても悲しい。」

そしたらルルが神妙な顔して、ゆっくりと、答えた。

「おかあさん、ルルは、おかあさんのこと、だいすきだからね・・・。」

ああ、この子は。
なんだかもう、笑うしかなくて。

「ありがとうルル、お母さんもルルのこと、大好きだよ」

と言ったけど、リリの方を見たらリリはふくれっつらのままで。

「お母さんはリリのことも大好きなんだよ、リリと仲直りしたいなー。
 仲直り、しよう?しよう?しよう?」

とリリに顔を近づけて頬擦りしたら、リリもくすぐったそうに笑い出した。

ルルもリリもララも、どの子も私の大切な子。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

給料半減、仕事時間半分

2008-06-21 00:55:18 | ワーキングマザー
育児短時間勤務制度というのを利用することに決めて、本日、勤務先に書類を提出した。
どういう制度か、というのは↓をご参照のこと。
http://www.moj.go.jp/KANBOU/SMILE/smile03-09.html

私は国家公務員ではないが、まぁ、こういう感じの制度である。

末っ子ルルはまだ小学校にあがってないので、この制度が利用できる。
給料半分、仕事時間も半分というこの制度、私の職場では初の申請者らしい。
ふーん。
制度を利用できる人は大勢いるだろうけれど、この制度そのものが知られておらず
もし知っていても実際に利用する人がいないというのは個人の問題というよりは
職場側の問題だろう、と思う。人が減ると仕事がまわらなくなるから。

仕事時間が半分になって私の仕事がまわらなくなるかどうか、は…。
たぶん、まわると思う。仕事の能率を強制的に倍にする計画だから。
そういう見込みで制度利用を申請している。
やってみて、もしできなかったら、またその時に考えることにしている。

給料を半減させても、生活にはたぶん、支障は出ないと思う。
貯金は減るだろうが(苦笑)今はお金を払ってでも時間が欲しい。
別に、貯金するために生きてるんじゃないんだし。

お金がいっぱいあっても不幸、という家庭をいっぱい見てきた。
このままいくと自分の家庭がそうなりそうで、ちょっと怖かった。
家の中が荒れてきているのは感じていたし。
(電球きれっぱなしで放置されてる部屋がある、とか。)
時間的に余裕が全然ない生活をこのまま続けると、どっかに「ひずみ」がくる。

ここ数年、私は思いっきり仕事した。
ちょっと休んでみよう、と思う。
いや、仕事の能率(効率)を倍にあげて、休む時間を作るのだ。

こういう、自ら起こす変化、というのは、かなりワクワクする。
うまくいくといいなー。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そっくりさん

2008-06-19 01:43:51 | 育児
今日は仕事を終えて、私も夫も疲れていて子連れで外食。
でもこの近辺の店は定休日が水曜で、数軒、車で回ったけど入れず。
結局「年中無休」という某店へ。

そのお店はちょっと高めの価格設定ということもあって、滅多に行かない。
でもずっと前に行った時には店員さんに「ウルトラマンマックス」に変身する「トウマ カイト隊員」に似てる人がいて、その人が傍を通るたびに末っ子ルル(男)の背筋がぴしっと伸びて面白かった。
もちろん、本人じゃないとわかってても、それなりにイイ所を見せたいらしい(笑)

「あのトウマ カイトみたいなひと、まだいるかな?」と言いながら入店した子供たち。
席についたら子供たちがヒソヒソ話をはじめた。
??と思っていたら、説明してくれた。
「『ヒビノ ミライ』みたいなひとがいるんだよ!メビウスだよ!」

注)『ヒビノ ミライ』について解説しよう。
 平成ウルトラマンシリーズは
「ウルトラマン マックス」→「ウルトラマン メビウス」と続く。
「ヒビノ ミライ」はウルトラマン メビウスに変身する主人公。

見たら・・・たしかに、似ていると言えば似ている店員さんがいる。
他の店員さんで「イカルガ ジョージ」(ヒビノ ミライが属するクルー・ガイズの仲間)に似ている人もいる!と子供たちはヒソヒソ話しながらも、興奮した様子。

注文をとりにきたのは別の人で、子供たちガッカリ。
でもルルの食事を持ってきたのは「イカルガ ジョージ」似の店員さんで、ルルはちょっと緊張し、去った後に嬉しそうな顔をして。
その後、私の食事を持ってきたのが「ヒビノ ミライ」似の店員さん。
子供たちの目は店員さんの顔に釘付け。
目の前からいなくなったあとが大騒ぎ。

「ホントに、にてるよ!」というのはルル(4歳男)。
「あんまり、わらわないのも、ヒビノ ミライとおんなじ!」と観察したのはリリ(6歳女)。
「『キツネウドンをお持ちしました』って言った、声も似てたんじゃない?」と視覚と同時に聴覚も生かしたララ(8歳女)。

食事の途中で遊んでしまったりすることも多いルル。
だが今日は「ヒビノ ミライに似た人が『あの子、食べてるかな』って見てるかもよ?」などと声をかけると一生懸命食べていた(笑)

食事と支払いを終えた後も、ルルがあんまり一生懸命その店員さんを見ているので、握手してもらうことを思いついた。
ルルに提案したら、超乗り気で、大喜び。
手が空いたところを見計らって、ルルを連れてくだんの店員さんの前へ。

「すみません、握手してもらえますか」と言ったら怪訝な顔をした店員さん。
「『ウルトラマン メビウスに似てる』って子供が言うので」と説明した。
近くに立っていた若い女性店員が先に大笑いし、その店員さんも笑いながら握手してくれた。
爽やかな笑顔。

ルルはすごく真面目な顔で握手したあと、店を出てからもしばらく無言。
「お母さん、何て言ったからあの人たち笑ったの?」
「笑った顔もヒビノ ミライに似てたよ!」
と口々に言う姉たちにも頓着せず。
家に帰ってから「きょうは、ルルだけ、すごくいいことがあったね」と言った。

憧れのヒーローのそっくりさんと握手できたルル、ホントに良かったね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする