とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

寝坊の休日

2007-04-30 02:34:24 | ワーキングマザー
休日というと「朝は寝て過ごしたい」と思う人は少なくないだろう。
私もその一人。せめて朝寝坊はさせて欲しい。

しかし最近はララ(7歳、長女)が異様に早起きだ。
決まって6時前に私の布団にもぐりこんでくる。
そして「おかあさん、退屈だよ。お腹すいたよ~。もう起きようよ~」と起こされる。

せっかくの休日。
「いいよ、ララ、起きてクロワッサン(買い置き)食べてて。
 お願いだからお母さんは寝かしといて。」
冷たい対応をして、自分は寝てた。

しばらくするとルル(3歳の長男、足が痛いと夜中に騒いで私の横で寝ていた)が目を覚ました。
「もうアシ、いたくない!おかあさん!たいようがのぼったよ!」
はぁ~。私はまだ寝てたいのだ。
「ララが起きてるから、ララと一緒にクロワッサン食べておいで」と言ったら
「クロワッサン!たべる!!」と喜んで寝室を出て行った。
私は夢の中に戻る。

9時過ぎに目を覚ましたら、枕元にララの置手紙が。
「おかあさん、あさごはんつくったから、たべてね」と。
妙に静かな家の中、起きて台所へ向かった。
食卓には、クロワッサンで作ったサンドイッチと、キャベツとトマトのサラダ。
家族全員分のお皿にサンドイッチが乗り、飲み物まで用意されている。
親にはアイスティ、子供たちはカップスープ。
そして子供たちの姿が見えない。
庭で遊んでるのかな?と窓から呼んだが返事がない。

亭主が起きてきた。
「子供たちは?」と聞かれても私も答えられない。
たぶん、買い物に行ったのだろう。
先日初めて子供だけ3人でお店に行き買い物をするのに成功していた。
今日も、同じようにお店に行ったのだろう。

そしたら、子供たちが戻ってきた。
「お花を買ってきたんだよ!インパチェンスと、ガーベラ!」
教会と、家に飾る花を買いに行っていたらしい。

クロワッサンに切れ目を入れたのはララ、サラダを作ったのはリリ(次女、5歳)、
アイスティはポットに残っていたのをコップに入れてくれたそうだ。
カップスープのお湯は沸かせないので、湯沸し器のお湯をそのまま使ったらしい。
(これはダメとは言わないが、衛生上ちょっと問題かも。
 さすがにコンロはまだ無理だと思うので、今後のために、
 電子レンジでコップのお湯を沸かす方法を教えてあげた。)

親が寝坊している間に、朝食を用意し、お花まで買ってくるとは。
・・・いつの間にこんな子たちに成長したのだろう。
心から子供たちに感謝した、休日の朝だった。
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母も母なら子も子?

2007-04-26 01:42:20 | 育児
話は昨晩、雷が激しかったことに始まる。
子供部屋で寝ていた娘二人が「おかあさん、かみなりが怖いから一緒に寝たい」
と私の布団にやってきた。
その時、どうもリリ(次女、5歳)の呼吸が怪しいなぁと思ったのだが、そのまま
何もせずに寝てしまって朝を迎えた。

朝、6時半に起きた。
リリと朝食にホットケーキを作る約束をしていたのだ。
しかし、起こしてみるとリリの喉からはっきりくっきり喘鳴が聞こえる。
・・・ひさしぶりの、喘息発作だ。
他の子たちを起こして、リリに吸入薬を用意して吸わせた。

リリが吸入している間、ララ(長女、7歳)が「ララも作りたい」とボウルを出したり
卵を割ったり、とホットケーキを作り始めてしまった。
半泣きで起きてきたルル(長男、3歳)も、泡立て器で混ぜ始め、
吸入していたリリは完全に出遅れてしまった。
リリはもともと朝、機嫌が悪いことが多いのだが、今朝はもう最悪。
吸入が終わるなり「リリが作るんだよ!リリにやらせて!!」と怒る。
3人で交代でやりなさい、と言って順番を待たせてもリリはずっと怒っている。
いつまでも交代しないのはインチキ、と弟の手から泡立て器をとりあげたり。

コンロにフライパンをかけ、ホットケーキを焼く段階となった。
ララに濡れぶきんを用意してもらい、私がお玉で生地を流し込んだら、
リリは「リリがやりたかった~」と文句を言い始めた。
今、思うとやらせてあげても良かったのだが、私にはその余裕がなかった。
最近、ホットケーキを焼こうとしたらいつもフライパンで焦がしてしまう。
今日は焦がさずに上手くホットケーキを焼きたかったので、適当に焼くので
はなく、ホットケーキミックスの箱に書かれた説明文通りに、私自身の手で
間違いなく焼くつもりだったのだ。
「見ててごらん、プツプツ穴があいてきて、いい匂いがするよ」と子供の
気をそらしてごまかしたつもりだった。

リリは踏み台を持ってきて、ホットケーキが焼けるのを見ていた。
もっと背が低いルルが同じ踏み台に乗ろうとすると、リリが怒る。
「リリが持ってきたんだよ!ルルは乗ったらダメ!」
ダメといわれたルルが泣き出す。
弟の方が小さいんだから乗せてあげなさい、と私に怒られてリリはやっと、従った。

機嫌の悪いリリは、ララがすることにも次々と文句をつけてばかり。
焼きあがったホットケーキのためにお皿を持ってきたララに、バターを塗って、
と私が頼んだら「リリも~~バター塗りたかったのに!」と怒る。
じゃあ次に焼けた分をお願いね、とお皿を持ってくるようにリリに言ったら
「いやだ~!リリはバター塗りたいの!」という調子。
お皿を持ってきた人にバターを塗ってもらってるんだよ、と説明しても
リリは声を荒げてくりかえすばかり、とうとう床に仰向けに寝転んで泣き出した。

これには私も完全に怒った。
刻々と貴重な朝の時間が過ぎていくのに、何をわがまま言って泣いているのか。
そうやって泣いて邪魔するのなら、あっちへ行け、と台所からリリを追い出した。
追い出されたリリはもっと激しく泣いた。
「お~~かあ~さ~ん!や~め~て~~!!」
リリの激しい泣き声にますますいらだって、私の堪忍袋の緒は切れた。

「わかった。リリがやめて、って言うから、ホットケーキ作るのやめる。」

コンロの火を消した。
泣き叫ぶリリをそのままに「リリがやめてっていうからやめたんだからね」と
念を押すように言い放って、二階の寝室に戻って布団をかぶった。

・・・リリがホットケーキを作りたいっていうから、ホットケーキにしたのに。
朝から喘息のリリに、吸入もしてやったのに怒って泣いて我侭ばかりで。
もう私は知らない。私がフライパンで焼いたのがリリは気に入らないのか。
しかし、私ではリリにフライパンで焦げないように焼かせてあげられない。
亭主だったら私よりも上手に作らせてあげられるだろうから、亭主と作ればいい。
そんなことを考えながら、布団をかぶっていた。

階段を上って来る子供の足音がして、ララとルルが着た。
「おかあさん、リリとけんかして、ごめんね」とルルが言う。
・・・いいんだよ、ルルが悪いんじゃないよ、お母さんはリリに怒ってるんだよ。
そう口に出して言いながらも、こんな小さな子供を心配させてしまった自分の怒り
の噴火を後悔する。
ララは「いいこと考えた!」と部屋を出て行った。リリの懐柔策でも考えたのか。
確かに、ララが行ってしばらくしたらリリの泣き声は止んだ。
部屋に残って心配そうに私に身を寄せていたルルと一緒に、台所に戻ることにした。

戻ってみると、リリは亭主と一緒にホットケーキを焼いていた。
私もいつまでもすねてるのも大人気ないと思い、ホットケーキがすべて焼きあがった
のを機会に、家族そろって食卓についた。

亭主がリリと焼いたホットケーキは案の定、焦げている。
あのフライパンでは、濡れぶきんでちゃんと冷ましてやらないと焦げるのだ。
私が焼いた2枚だけは焦げておらず、リリは焦げてない方がいい、と自分が焼いた
分は食べずに私が焼いたホットケーキを食べていた。

食事の途中、リリが私の顔を見て、言った。
「リリは、おかあさんとホットケーキつくりたかったんだよ。」
おかあさんと、というのは、フライパンで焼く所をやらせてほしかったのだろう。
亭主がさせていたように。
「でも、お母さんはリリが『やめて』って言ったからやめたんだよ」と答えたら
ララが「リリが言ったのは、怒るのやめて、ってことでしょう」と解説した。
リリは黙ってうなずいた。

・・・そうだったのか。それは全然、わからなかった。

「やめて」とリリに言われて、ああこれで朝からリリにギャンギャン泣かれて
不愉快だったホットケーキ焼きからやっと開放される、というのが私の本音だった。
完全に私の願望が入った解釈をしてしまったのだな。
リリがやめて欲しかったのは私が怒ることだなんて、思いつきもしなかった。
「全然、わからなかったよ」と弁解した。
「そういう時は『おかあさん、怒るのやめて』って言わないとわからないよ」と
一応言ったが、こんな子供相手に怒りを爆発させてしまった自分も恥ずかしかった。
「リリ、怒ってごめんね、お母さんもリリと楽しくホットケーキ作りたかったのに、
リリが泣いたり喧嘩してばっかりだから、イライラしちゃったんだよ。
お母さんもイライラしないようにするから、リリもすぐ泣いたり怒ったり
しないで、ちゃんと言葉で説明してね」と言った。
これで仲直り、母と子の喧嘩は終了。

本日の反省、その他。
食事作りやお菓子作りでも、段取りが私自身よくわかっていることならば子供に
させてあげることができるのだが、今回のホットケーキのように説明文をみなが
ら出来具合を気にするような時には、私には子供の手出しは邪魔以外の何者でも
ない。今後、子供と何かをするときには、自分が習熟していることを共有する
よう気をつけようと思った。

それから、言葉をことさらに「文字通り」にとらないよう、注意しなければ。
「やめて」というのが、ホットケーキを作ることをやめることを意味するのか、
それとも他のことを意味するのか、もう少し冷静に考えるようにしなければ。
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神さまの涙

2007-04-13 19:30:41 | 子供語録
明日は保育園の「こいのぼり掲揚」という日。
その日は朝から、雨だった。

こいのぼり掲揚を楽しみにしているリリ(次女、5歳)に
「今日は雨だけど、明日は晴れるといいね」と声をかけた。
それに対するリリの返事は、意外なものだった。

「あめは、天からふってくるから、神さまの なみだ なんだよ。」

ほう。
雨が降って、明日の天気を心配してるんじゃないかと思ったら、
ずいぶん詩的なことを言うじゃないか、リリ。

「だから、あしたは かみさまを 泣かさないようにしないと、ね。」

翌日は朝から快晴。
神さまもニコニコだったろうが、リリもニコニコ、笑顔で登園していった。
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亭主とデート(笑)

2007-04-11 22:59:22 | 育児
月に一回は、子供たちをYさんにお願いして夫婦で(飲み屋に)出かけている。
子供たちはYさんと遊ぶのを楽しみにしている様子だ。
夕食後、7時半に家を出て、いつも同じ飲み屋(寿司屋?)に行き、亭主に酒を
飲ませて私は適当に寿司などを食べ、帰りはシラフの私が運転して帰ってくる。
帰宅時刻は9時半、と決まっている。
酔っ払っておしゃべりになっている亭主は、普段と違っておもしろく、子供たちも
楽しくからかっている。
といっても子供たちはベッドに直行、という時間ではあるのだが。

長女ララは、両親が仲良くデート(笑)に出かけるのも嬉しいらしい。
ある晩、出かける前に「おかあさん、デートってお金がかかるんでしょ?」という。
オイ、7歳児が、なんでそんなことを言うんだ?と思ったら・・・
「はい、お金」と三つ折りになった千円札を手渡された。お年玉の一部らしい。
「おとうさんと、たのしくデートしてきてね」という。
どうしようかと思い、一度は返そうとしたが断られた。
「いいのいいの、おとうさんとおかあさんにあげる」という。
結局、ありがたくデート資金の一部として使わせていただくことにした。

お金の価値がわかってないんだろうなあ、とも思ったが、
両親に仲良くして欲しいというのもあるのかな、とふと気づいた。
ララの友達や同級生には片親家庭も少なくない。
「おとうさんとおかあさん、リコンしないでよね」とよく言っている。
ララは、両親が仲良くするならその資金を自分が出してもいい、と思って
いるのだろうか?
まぁ、ララがくれたお金は亭主に渡し、亭主がその晩の飲食代を払った。

翌日、ララに「お金、足りた?」と尋ねられた。
・・・ちっちっちっ。
おじょーさん、大人のデートはお金がかかるんだ。
千円ではお釣りは来ないぜ。
「おとうさん、デートにいくらお金かかったの?」とララは重ねて尋ねた。
X千円、と聞いて「ふーん」と口では言いながらもちょっと驚いた様子だった。

やっぱりお金の価値がわかってなかっただけかな。
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子連れ日帰りバス旅行

2007-04-02 21:16:41 | 子供と遊ぶ?(at 沖縄)
先週の金曜日、有給休暇をいただいて、子供4人(ウチの子3人+友達一人)を連れて
日帰りバス旅行に行ってきた。

行き先は、沖縄こどもの国。
近くから直通バスが出ていて、去年もバスで行ったのだが、今年はそのバスが
路線統合でなくなってしまいバスを乗りついで行ってきた。
片道、2時間半。結構な長旅である。

沖縄では、子連れでバスに乗ってる人をあまり見かけない。
(まぁ、バスの利用者そのものがかなり限られているような気もする。
 中学生、高校生と高齢者、という感じかな。)
家族連れの交通手段は、たいてい自家用車。
ウチもいつもはそうだ。亭主が運転したり、私が運転したり。
しかし子供はバス、それも大型バスに乗るというとそれだけで大喜びである。
私もバスって好きだ。寝ていけるし、運転しなくていいのは楽。
運転して疲れてイライラして子供たちの相手をするよりも、少しでも楽をして
子供と一緒に楽しく過ごした方がいい、と思うのだ。
だから、年に一回だけど、保育園が新年度準備で休みになる年度末の平日は、
バスで「こどもの国」に行くことにしている。

最初に乗ったバスは、路線番号21番。
終点の具志川バスターミナルまで行くので、一番後ろの席に陣取った。
子供たちは「一番高い席!」と大喜びである。
(・・・高い、というのはシートの位置が高い、ということね。)
海を見て、山道を通って、街中を走っている間に全員が寝た。
終点について子供たちを起こし、次のバス(路線番号22番)に乗った。
22番はずっと街中を走る。
子供たちが「次はこどもの国?」「次はこどもの国?」とバス停のたびに尋ねるので、
乗り合わせた若い女性やおばあさんが「こどもの国に行くの?」と話し相手になってくれた。

無事、こどもの国に到着し、持参したパンを昼食にして、動物園に行った。
改装中でワニなどは見れなかったが、子供たちは「ふれあいコーナー」に長いこといた。
ヒヨコやモルモットの抱き方を教えると、いつまでも抱いている。
小動物を相手に遊ぶ子供たちもかわいいなぁ、と思った。

帰りのバスでは少し疲れて不機嫌になっていた子供たち。
それでも路線バスに乗るのは楽しかったようだ。
また、いつか(来年?)行こうね。
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