学生時代のことではあるが、決して忘れることができない出来事があった。すでに40年ほど前の話だが、授業中に教授が椅子を持ち上げて、私の兄は太平洋戦争で日本軍に殺されたといいながら、それを床に落としたのである。クラスが一瞬凍りついたように思われたが、その行為がクラスでただ一人に日本人である私に向けられたようであり、そうでもないようでもあったが、クラスはその後何事もなく進んでいった。その学期がおわると私は「B」をもらったが、大学院生としては感心できる成績ではなかった。
ここで述べたいことは私のグレードではなく、米国人の多くが戦争を忘れていないし、いまだに多くの人が日本及び日本人に対して好ましくない感情を持っているということを述べたいのだ。戦勝国として、広島長崎に原爆を落とし、真珠湾でのだまし討ちに対してリベンジもし、戦後は占領者として大いに優越感を持ち、現在でもなんでもいうことを聞く日本を今後も米国の軍事的な意味での一つの駒にしようとしている国家においてさえ、憎しみが消えずに残っているということを日本人は知る必要がある。
まして中国や台湾、韓国、北朝鮮にいたっては、一方的に植民地化され、戦場の舞台となり、多くの人民が自分の意に反して、日本軍に協力させられ、侮辱されたまま、リベンジをすることもままならず、戦勝国でありながら、日本に優越を感じる機会もなく、現在に至っているわけで、心の中にある彼らの積年の恨みを日本人は忘れてはならないと思うのだ。
そうゆう現状を理解することなく、韓国、台湾、中国を他の過去に何のわだかまりもない国と同じ目線で理解したつもりになっているならば、恐ろしい結果だけを招くことになるだろう。最近中国が今の日本人の感覚からすると理不尽と思えるような行為や言論が多く見受けられるが、何の理由もなく日本に攻め込んでこないだけでもかっての日本帝国より理性があるのではないだろうか。中国を取り立てて悪意を持って評価したくないのだが、日本としては攻撃の口実を与えたり、攻撃を煽り立てるような政策や行動をとるべきでないと一個人としては考える。
そんな意味で安倍さんは口はうまいが政治家としては国民のためにならないとおもう。
ここで述べたいことは私のグレードではなく、米国人の多くが戦争を忘れていないし、いまだに多くの人が日本及び日本人に対して好ましくない感情を持っているということを述べたいのだ。戦勝国として、広島長崎に原爆を落とし、真珠湾でのだまし討ちに対してリベンジもし、戦後は占領者として大いに優越感を持ち、現在でもなんでもいうことを聞く日本を今後も米国の軍事的な意味での一つの駒にしようとしている国家においてさえ、憎しみが消えずに残っているということを日本人は知る必要がある。
まして中国や台湾、韓国、北朝鮮にいたっては、一方的に植民地化され、戦場の舞台となり、多くの人民が自分の意に反して、日本軍に協力させられ、侮辱されたまま、リベンジをすることもままならず、戦勝国でありながら、日本に優越を感じる機会もなく、現在に至っているわけで、心の中にある彼らの積年の恨みを日本人は忘れてはならないと思うのだ。
そうゆう現状を理解することなく、韓国、台湾、中国を他の過去に何のわだかまりもない国と同じ目線で理解したつもりになっているならば、恐ろしい結果だけを招くことになるだろう。最近中国が今の日本人の感覚からすると理不尽と思えるような行為や言論が多く見受けられるが、何の理由もなく日本に攻め込んでこないだけでもかっての日本帝国より理性があるのではないだろうか。中国を取り立てて悪意を持って評価したくないのだが、日本としては攻撃の口実を与えたり、攻撃を煽り立てるような政策や行動をとるべきでないと一個人としては考える。
そんな意味で安倍さんは口はうまいが政治家としては国民のためにならないとおもう。