2013年 自然体験学習教室はいよいよ4月7日に開講します
自然体験学習教室ではどんなことを経験し学べるのかを、下にご紹介します。
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◆ 類農園・類塾 自然体験学習教室のご紹介◆
類農園と類塾が共同して、1年を通じて自然や農作物にふれ、「仕事」を体験し、地域のさまざまな人と関わる中で、子どもを健全に育むカりキュラム『自然体験学習教室』を開講しています。2000年4月に始まったこの教室も、みなさまのあたたかいご支援のおかげで13年目をむかえます。これまで、長期会員だけでも五百名以上がこの教室を巣立ってくれました。
私たちは、子供たちが将来社会に出たときに通用する人間として、基本的な能力を育む「場」が必要だと考えています。
これからの時代、求められている能力は大きく2つあると私たちは考えます。ひとつは、自然や仲間を対象化して相手の気持ちに同化する能力、もうひとつは現実の生産課題に対して仲間と意思疎通しながら試行錯誤し突破していく能力です。
私たちは、この『自然体験学習教室』を13年にわたって運営してきて、自信を持って言える事があります。
それは、子どもたちが心から「楽しい」と思って主体的に取り組める“仕事=生産課題”を、仲間で協力して達成すること。そしてその成果を、仲間たちや大人たちからも評価される事。こういった充足体験、成功体験が、 “人の気持ちに同化する能力” “仲間と一緒に現実の壁を突破する能力”といった、人間としての基本的な能力を確実に育くんでくれます。
【今年度より新しくなった自然体験学習教室】
将来、子供たちが社会に出て必要となるのは、多くの人に学び評価されながら、自ら考え判断する力や仲間との関係を作る能力です。そのような能力は、現実の生産活動に触れ成功体験を積み重ねることで、より大きな力になっていくものと考えています。
そこで、今年度から、「自然体験学習教室」は、現実の生産課題に触れる機会をより多くとってもらうために、自然体験学習教室用の農場ではなく、実際の類農園の生産現場の農場を舞台とします。また、1回あたりの参加人数は15人以内に絞ることで、参加者がより多く農業者に直接学び、指導を受け、自ら考えながら、本物の農業の現場を体験できる場をつくっていこうと考えています。
実際の作業は、農家が日頃行っている作業の一部を担ってもらいます(個々人の能力に応じ、その日の作業のペースや課題は分担していきます)。また、子供たちが作業の目的や意味が理解できるように、パネルなどを使いながら進めていきます。
子供たちには農園の生産現場の一役を担ってもらうことで、圧力は高まりますが、主体性(やる気)が上がり、より仲間との一体感や、実際生産活動を担っている人へ感謝する気持ち(同化能力)や、段取り能力が身についていくものと考えています。
小学校1年生~3年生のお子様は保護者同伴となっておりますが、お父様方やお母様方も、お子様の成長を見守りながら、作物を育て収穫する喜びを実感してみてください。
今年も、子供たちは初めての経験にドキドキ、ワクワクしながらチャレンジしてくれるでしょう。一年後、この『自然体験学習教室』で貴重な経験を積んだお子様は、見ちがえるようにたくましく成長していることと思います。
私たち類塾・類農園『自然体験学習教室』スタッフ一同、子供も大人も充実感と達成感を存分に得られる楽しい教室をみなさんと創っていきたいと思っています。ご参加を、心よりお待ちしております。
類農園・類塾 自然体験学習教室
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商品の詳細、年間スケジュールやカリキュラムの内容などはこちらのページをご覧ください
年間カリキュラムはこちら―>下の【2013年 “年間カリキュラムのご紹介”】をご参照下さい。
今年も、たくさんの元気な子どもたちの笑顔に出会えるのを、スタッフ一同楽しみにしています。