七変化もびっくり

政治や社会について綴る保守系ブログです。
女性天皇、女系天皇の実現に反対、女性宮家の実現に反対の立場です。

久しぶりの優勝おめでとうございます。

2018年10月30日 | スポーツ
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山口茜選手の久しぶりの優勝の余韻に浸っています。
動画で勝利へのポイントとなった箇所を何度も見ています。
よく考えられたプレーの連続で見ていても楽しいのが山口選手の試合です。

F | WS | TAI Tzu Ying (TPE) [1] vs Akane YAMAGUCHI (JPN) [2] | BWF 2018

https://www.youtube.com/watch?v=dBPj9fZYiBM

自分のリズムを忘れるなとヘッドコーチが山口選手にアドバイスしていましたが、
弾むような素早い動きをしているときは、まず負けないです。

もしお時間がありましたら、皆様もご覧になって下さい。
応援したくなる選手です。

茜ちゃん、優勝おめでとう!

2018年10月29日 | スポーツ
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山口茜選手が、タイ・ツーインに2-1で勝ち、見事に優勝しました。
16才でジャパン・オープンに優勝した天才少女の持つ底力を発揮しました。
今年一番の好試合で優勝です。攻撃的な試合運びが、山口選手には
合っていると思います。

おめでとうございます。本当によろこばしいです。真夜中に大興奮です。


山口茜選手、復調の兆しか?

2018年10月28日 | スポーツ選手
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よいお天気の日が続いています。「天高し」「秋天」を使ったよい俳句ができそうな
予感がします。

さて、バドミントンのA代表は、ヨーロッパ遠征中です。デンマーク・オープンを終え、
パリで行われているフレンチ・オープンに参加しています。今夜は、決勝戦が予定さ
れています。Lv3に格上げされたこの大会で、決勝に残っている日本人選手は、女子
シングルスの山口茜選手、女子ダブルスの松本・永原ペアです。

山口選手が決勝に残るのは、3月の全英オープン以来です。山口選手は、昨年来の活
躍の疲れが出ているのか、体調が十分でない様子が見られやや低迷していましたが、
ここに来て復調の兆しが出てきているのでしょうか?対戦相手は、女子シングルスの
第一人者タイ・ツーイン(台湾)です。久しぶりの決勝戦を楽しんでほしいですね。

私の場合、やはり山口茜選手が活躍しないとバドミントンが面白くないです。今年は、
大活躍が見られず残念な年となっていますが、最後に山口茜ちゃんの帳尻あわせが来る
のではないかと期待しています。一時は世界ランク1位だったランキングが、先週の
木曜日に3位に落ちていますし、プライズマネーもまだ10万ドルに達していません。

今年は、アジア団体選手権、ユーバー杯、世界選手権、アジア大会、福井国体と大きな
大会があり、団体戦と個人戦両方に参加する場合もあったので体力の消耗が続いたのだ
ろうと想像していますが、負けず嫌いの山口選手の年末に向かっての頑張りに期待して
います。


紀子さま、国際結核予防連の名誉会員へ 王族や皇族で初

2018年10月25日 | 皇室
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紀子様は、現在単独でオランダを訪問中です。(上の画像は「肺の健康
世界会議」の開会式に出席される紀子様です。)

秋篠宮妃紀子様は、結核予防の国際会議に出席するため、23日未明、羽田空港を出発されました。
紀子さまがお一人で外国を訪問されるのは初めてです。

紀子さまは日本の「結核予防会」の総裁として、現地時間の24日、ハーグで開かれる「肺の健康
世界会議」の開会式に出席され、翌25日、結核予防に功績のあった個人や団体を表彰する「秩父
宮妃記念結核予防世界賞」の表彰式に臨み、みずから賞を授けておことばを述べられました。

紀子さまはまた、20年余りにわたる結核予防の活動が評価され、会議を主催する国際団体から
贈られる名誉会員の称号の授与式にも出席されます。(26日)

紀子さまは、滞在中、オランダの「結核予防会」の総裁を務めるマルグリート王女と交流を深め
るほか、子育ての福祉施設や子どもの本の博物館を視察されるなどして、今月28日に帰国されます。

紀子様こそ、皇后になられる器の方ではないだろうか。結核予防会総裁として単独で海外を
訪問し、秩父宮妃記念結核予防世界賞の授与や英語でお言葉を述べられるなど、大変ご活躍です。
また、歓迎の夕食会や開会式には、和装で出席し艶やかな姿を見せられました。

現在替え玉になっていると思われますが、それにしても望ましい皇族の姿を体現されている
と思います。20年余りにわたる結核予防の活動が評価され、王族や皇族で初めて国際結核
予防連の「名誉会員」の称号を贈られる事になったそうです。紀子様のご公務は、あまり
報道されませんが、この活動こそ国民への慈愛にあふれる活動ではないでしょうか?

慈愛慈愛と自己アピールに余念のないミテコさまとは凄くちがいます。


言ってもどうしようもないことでしょうが、、、紀子様に皇后になっていただきたかったです。
残念です。

ーーーーーーーーーー朝日新聞より転載ーーーーーーーーーーーーーーーー
紀子さま、国際結核予防連の名誉会員へ 王族や皇族で初
斎藤智子
2018年10月23日10時33分

秋篠宮妃紀子さまが、国際結核肺疾患予防連合から「名誉会員」の称号を贈られることになった。長年の予防活動への貢献が国際的に評価された。王族や皇族では初めてという。23日未明、オランダ・ハーグでの授与式(26日)に出席するため日本を出発した。
 紀子さまは24年前、日本の結核予防会の総裁を秩父宮妃から引き継いだ。眞子さまを育て、おなかに佳子さまがいた時期。「はじめは結核についての知識もなく、ゼロからのスタートでした」と振り返る。
 全国各地で結核予防の活動を担った関連団体「結核予防婦人会」の毎年の講習会に参加し、最先端の研究や海外の状況などの講義を、各都道府県代表の女性たちの一番後ろの席で熱心にメモを取って学んできた。この数年は、自身が学んだ情報を会員にも共有してもらおうと、閉会前の30分間に手作りの画像などでレクチャーもしている。
 同会の木下幸子会長(81)は「開会のあいさつなどをすれば総裁の仕事は終わりのはずですが、全行程を受講されていく。背筋が伸びる思いです」と話す。
 2010年から複数回、婦人会のメンバーや女子大学生ら計約千人を対象に結核予防に関する意識調査を実施し、社会心理学的な手法で解析して博士論文にまとめた。学会で発表し、受理したお茶の水女子大は13年、紀子さまに博士号(人文科学)を授けた。
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ーーーーーーーーーーNHKニュースより転載ーーーーーーーーーーーーーー
紀子さま オランダで「結核予防賞」をパキスタン医師に授与
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181025/k10011685841000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_013
2018年10月25日 19時25分
オランダを訪れている秋篠宮妃の紀子さまは、結核予防の国際会議に出席し、結核予防に功績のあった個人を表彰する「秩父宮妃記念結核予防世界賞」をパキスタンの医師に授けられました。
紀子さまは、日本の「結核予防会」の総裁として、現地時間の24日、オランダのハーグにある国際会議場で開かれた「肺の健康世界会議」の開会式に出席されました。そして、翌25日午前、会議のなかで行われた「秩父宮妃記念結核予防世界賞」の表彰式に臨まれました。

この賞は、結核予防に功績のあった個人を毎年表彰するものです。

表彰式で、紀子さまは英語で「今後、社会のあらゆるレベルにおいて、異なる分野の人々とも協力しながら、結核をなくすための取り組みに参画し、行動していくことが、これまで以上に求められます」と述べられました。

そのうえで、ことしは、パキスタンの医師で、結核の治療と予防に取り組んできたムハマド・アミール・カーンさんが選ばれたことを紹介し、功績をたたえ、アミール・カーンさんに表彰状を手渡されました。

受賞したアミール・カーンさんは「結核に対する私の一生の仕事の中で名誉ある賞をいただき感銘を受けています。母国パキスタンだけでなく世界でも貢献していきたいです」と話していました。
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美智子様、「マクワウリ」に隠された意味が

2018年10月23日 | 皇室
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20日、美智子様は84才になられました。今の美智子様は、ご成婚の美智子様より20cmも背が
高いらしいです。白髪のカツラの下から黒髪が覗いています。実際は84才より若いのでしょう。
白髪のカツラとは・・・黒く髪を染める人はいますが、白髪のカツラで黒髪を隠しているとは、凄い
です。誕生日当日は、美智子様を持ち上げる報道が凄まじかったと思います。美智子様は、慈愛では
なく自愛の人でしょう。この人の裏の顔は恐ろしいのだろうと思います。それにしても自己アピール
が凄まじいです。

美智子様の誕生日談話の中に「大変な瓜田に踏み入るところでした。」があり、宮内庁の入れた解説は
広く知られている言い習わしに「瓜田に履を納れず」(瓜畑で靴を履き直すと瓜を盗むのかと疑われる
のですべきではないとの意から、疑念を招くような行為は避けるようにとの戒め)がある。〉そうですが、
ネタリカによれば、これは、地位のある人は疑われるようなことをしてはならないという安倍首相へのメッ
セージとなっているのだそうです。美智子様は、どこからやって来た人か知りませんが、自分の行動を
棚に上げて、日本国民の代表である総理大臣に意見しているのでしょうか?美智子様は、決して慈愛の
人ではなく策略家のようです。

「瓜田に履を納れず」は、李下に冠を正さずの対となっている中国のことわざだそうですが、美智子様
は、中国のことわざに詳しいことです。去年の秋の園遊会には立冬を過ぎていたのに、夏のお着物で
お出ましだったそうです。和装の事は知らなくても中国のことわざはよくご存じです。「瓜田に履を納
れず」は、美智子様自身に返っていく言葉ではないでしょうか?

和装のご婦人と大会などでよく会いますが、明るい色目の着物を着ている人が多いです。美智子様の装
いは、地味すぎて華やかさに欠けると思います。お着物もそうですが、マント服や人民服を思わせるパ
ンツスタイルは、ねずみ色が多いです。高貴な人の装いとはとても思えない色合いです。

そして、近年の美智子様は、疑念を持たれる行動が多いです。複数のティアラやネックレスの行方が知れ
ない件、憲法に違反する生前退位を画策疑惑、小室Kとマコ様の婚約内定話を操り疑惑など、皇室の黒幕
として存在しているかのように感じます。小室Kとマコ様の婚約話を成就させようと必死ではないでしょ
うか。どうしようもないKKとの話が、中々終わらないのは、裏にミテコ様の動きがあるからではないで
しょうか?これは、何としても秋篠宮家を貶めたいがための動きでしょう。こうしてみると本物の秋篠宮
ご一家は、しっかり保護されて生存されているのではないでしょうか?

ネタリカには、美智子様のしてきた政治的な動きが書かれています。天皇は政治的な権能を有しない
ため、政治的な動きは禁止されていたはずですが、、、その妻である皇后は政治的な動きをしていい
のでしょうか?お二人は、先頃亡くなった仙谷元官房長官も驚いた左翼色のきわめて強い思想を
お持ちだそうですが、美智子様がA級戦犯に触れたのは非常に拙かったです。天皇の責任を肩代わりし
てくれた皇室の恩人ではないですか。随分A級戦犯に厳しい言葉を発せられました。本当の皇族なら
言わないような言葉を。

美智子様は、平成皇室の「発言する存在」だそうですが、発言内容は極左に徹し保守派の日本人を
辟易とさせています。語る内容は、政治に口出ししてこなかった皇族らしくない内容で、日本人らしく
ないとさえも思わせます。

A級戦犯発言は、戦時中無理矢理戦争に加担させられた多くの日本人を貶める動きでもあります。明治
時代から急に好戦的になった皇室を中心とする政治制度は、太平洋戦争で300万人の日本人の戦死者
を出しています。このA級戦犯に触れた発言の辺りから、私は美智子様の本物度を疑うようになりました。

ザウルスでござる様ブログやでれでれ草様ブログの画像分析によって、沢山の偽者の皇族が今も発見され
続けています。そして、その情報が徐々に国民の間に浸透しつつあります。

偽者が何を語っても気にしないことが大事でしょう。昨年のお誕生日文書では、美智子様は〈奨学金
制度の将来、日本で育つ海外からの移住者の子どもたちのため必要とされる配慮〉に言及していたそ
うで、驚いています。これは、朝鮮学校の補助金停止問題を憂慮すると受け止められる文言だそうです。
保守派の安倍首相を目の敵にしているようです。中道を行く日本国民の感覚からはかけ離れた動きだと
思います。美智子様は慈愛の人であるならば、まず恵まれない日本国民の子どもの教育支援や食事支援の
必要を言うべきではないでしょうか?外国人の子どもの教育支援だけに触れるのは、どうもおかしいです。

日本国民の今の生活に心を尽くしてこそ、皇后ではないでしょうか?それが、日本国民の上に立つ人の
務めだと思います。それを飛ばして、外国人の子どもの教育の支援ばかりを取り上げるのは非常に残念
な行動です。どこの国の皇后でしょうね?



ーーーーーーーーーーーーーーーーネタリカより転載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

美智子皇后の誕生日談話「マクワウリ」に隠された意図が? 天皇夫妻が発信し続けた護憲・平和への思い、安倍改憲への危機感
2018/10/21 17:24 リテラ

 昨日20日、美智子皇后の誕生日に際した恒例の文書コメントが発表された。来年4月をもって今上天皇が退位することで、「皇后」として最後の誕生日コメントということもあり、皇太子妃、皇后として明仁天皇とともにした道のりの回想が主だったが、そのなかに、美智子皇后から安倍首相への“メッセージ”とも解釈できる部分が隠されていたのをご存知だろうか。
 ほとんどの人は気がついていないと思うが、それは文章の終盤、今後皇后の公務から離れたら何をしたいかについて語っている箇所にある。美智子皇后は、これまで手をつけられなかった小説などをじっくり読みたいと記してから、唐突に、こう筆を進めている。
〈また赤坂の広い庭のどこかによい土地を見つけ、マクワウリを作ってみたいと思っています。こちらの御所に移居してすぐ、陛下の御田の近くに1畳にも満たない広さの畠があり、そこにマクワウリが幾つかなっているのを見、大層懐かしく思いました。頂いてもよろしいか陛下に伺うと、大変に真面目なお顔で、これはいけない、神様に差し上げる物だからと仰せで、6月の大祓の日に用いられることを教えて下さいました。大変な瓜田に踏み入るところでした。それ以来、いつかあの懐かしいマクワウリを自分でも作ってみたいと思っていました。〉
一見、自らの“引退後”のささやかな夢を思い出深く語っているようだが、ここに、さりげなく意味深長な語句が挿入されている。「大変な瓜田に踏み入るところでした」という部分だ。実は、誕生日コメントが掲載されている宮内庁のホームページには、今回の文書の終わりにわざわざ「(参考)」として、こんな解説文が添えられていた。
〈「大変な瓜田に踏み入るところでした」
 広く知られている言い習わしに「瓜田に履を納れず」(瓜畑で靴を履き直すと瓜を盗むのかと疑われるのですべきではないとの意から、疑念を招くような行為は避けるようにとの戒め)がある。〉
「瓜田に履を納れず」は「李下に冠を正さず」の対句としてしばしば使われる中国由来のことわざである。「李下に冠を正さず」のほうは聞き馴染みのある人も多いはずだ。
 そう、このフレーズは、昨年からの森友学園、加計学園をめぐる一連の疑惑で、しばしば登場した言葉なのである。
「自分には関係がない」といいはる安倍首相に対して、野党やメディアが、「政治家、ましてや総理大臣には『李下に冠を正さず』という姿勢が必要だ」などと追及。安倍首相自身も国会で「(加計孝太郎理事長は)長年の友人でもあり、そうした疑いを持たれるということももっともなことだ、こう思いますから、李下に冠を正さずという気持ちで注意を払わなければいけなかった」などと繰り返す事態に追い込まれた。
 こうした安倍首相を諌めるために使われた慣用句の対句となる言葉を今回、美智子皇后が発した。これは単なる偶然なのだろうか。
 実際、皇后の誕生日文書をよく読むと、そこに強い意図があることは明白だ。語られているエピソード自体は、皇后がそうとは知らずに神聖な瓜田のマクワウリを取りたいと言ったところ、天皇から止められたというもの。ところが、そこにいきなり前述した「大変な瓜田に踏み入るところでした」という強い表現が加えられ、わざわざ「瓜田に履を納れず」の“注釈”がつけられる。つまり、マクワウリをめぐる夫妻の思い出話が、「地位のある者は疑われるような行為をしてはならない」というメッセージに発展しているのだ。
●護憲、戦争責任、反核、反ヘイト…美智子皇后が発し続けた安倍政権へのカウンター
 もとより、皇后は詩を愛し文学を研究するなど、深い教養をもつ人だ。例年、誕生日に際した文書コメントは、皇后自らが推敲を重ねてつくっていると言われる。今回の宮内庁による“注釈”も当然、皇后の指示によるものだと考えるべきだろう。
 そうした点を考えても、皇后は、マクワウリのエピソードを安倍首相に警句を発するために、あえて持ち出したのではないか、そう思えてならないのである。
 無論、こうした解釈が成り立つのも、
美智子皇后がここ数年、婉曲的にではあるが、安倍政権の改憲や政策に警鐘を鳴らしてきたからに他ならない。
たとえば、2013年の誕生日文書コメントでは〈今年は憲法をめぐり、例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます〉としたうえで、基本的人権の尊重や法の下の平等、言論の自由などを定めた五日市憲法草案など、民間の憲法草案に触れて〈深い感銘を覚えた〉と回顧した。美智子皇后は〈市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして、世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います〉と最大級に評価し、日本国憲法と同様の理念をもった憲法観が日本の〈市井の人々〉によってもつくられていたことを強調したのだが、これは、安倍首相ら右派の言う「現行憲法はGHQの押しつけだから改憲せねばならない」なる主張へのカウンターとしか思えないものだった。
 翌2014年には、自らA級戦犯の問題に踏み込み、その責任の大きさについて言及した。皇后は「私は、今も終戦後のある日、ラジオを通し、A級戦犯に対する判決の言い渡しを聞いた時の強い恐怖を忘れることが出来ません」として「その時の感情は、戦犯個人個人への憎しみ等であろう筈はなく、恐らくは国と国民という、個人を越えた所のものに責任を負う立場があるということに対する、身の震うような怖れであったのだと思います」と記したのだが、実は、この皇后発言の2か月前には、安倍首相がA級戦犯として処刑された元日本軍人の追悼法要に、自民党総裁名で哀悼メッセージを送っていたことが報じられていた。連合国による裁判を「報復」と位置づけ、処刑された全員を「昭和殉難者」として慰霊する法要で、安倍首相は戦犯たちを「自らの魂を賭して祖国の礎となられた」と賞賛したという。そうしたタイミングで皇后は、宮内記者会からの質問にはなかったA級戦犯の話題を自ら持ち出す、異例のコメントを発したのだ。
 そして昨年の誕生日文書では、ノーベル平和賞に「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」が選ばれたことを取り上げた。ICANは昨年7月の国連核兵器禁止条約の採択に貢献したことなどが評価されてノーベル平和賞を受賞したのだが、日本政府は条約批准を拒否、安倍首相は受賞に一言もコメントを出さないという時期に、美智子皇后はICANについて掘り下げて〈ようやく世界の目が向けられたことには大きな意義があった〉と大きく評価したのである。また、自身のエピソードを交えて軍縮の意義を強調し、〈奨学金制度の将来、日本で育つ海外からの移住者の子どもたちのため必要とされる配慮〉に言及するなど、安倍政権下での軍事増強やはびこる排外主義、ヘイトスピーチ、相次ぐ朝鮮学校の補助金停止問題を憂慮すると受け止められる文言も盛り込まれた。
●天皇は平成最後の誕生日に何を語るのか? メディアはその真意に迫れるか
 慎重に言葉を選びながらも、安倍政権とは対照的な姿勢を表現してきた美智子皇后。こうして振り返ってみても、やはり今年、「マクワウリ」の思い出話にあえて「瓜田に履を納れず」を織り込んだのは、森友・加計学園問題に代表される安倍首相の政治姿勢への“警句”の意味が込められている可能性は決して低くない。
 いや、森友・加計問題だけではなく、何重のも意味が含まれている可能性もある。たとえば、美智子皇后はこのマクワウリが「6月の大祓の日に用いられる」ことを天皇から教えられたとも語っているが、大祓の儀というのは、天皇がツミやケガレを祓い清める儀式。以前は成年男性の「親王」に限っていたのを、2014年から女性皇族も参列できるよう改められたもの。この「大祓」にふれたのはなぜか。
 また、「大変な瓜田に踏み入るところでした」という言葉も、もしかしたら、いま、日本が踏み込もうとしている改憲への動きを戒める意味もあるのではないか。そんな推察まで頭をもたげてくるのだ。
 いずれにしても、美智子皇后のこれまでの姿勢と、深い教養を考えると、そのメッセージに、表向きの言葉以外の真意や隠された意図があることは明らかだろう。
 ただ、残念なのは、こうした解釈や分析が、皇室タブーと政権タブーという二重のタブーに阻まれて、マスコミでは議論の俎上に乗せることすらできなくなっていることだ。
 12月には、今上天皇の「平成最後の誕生日談話」が発表される。否応なく注目をせざるを得ないが、メディアには、この“最後のメッセージ”の真意にまできちんと迫る姿勢が求められる。
(編集部)

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平成皇室の「発言する存在」皇后美智子さまは、何を語ってこられたのか
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181020-00009374-bunshun-soci