ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

一泊を愉しむ方法

2024年05月19日 | 日記

宿泊先を選ぶ際

予約サイトなどの口コミを参考にすることがある。

主に低評価な口コミを見ていく。

指摘箇所が納得できれば候補から外すが

大抵は看過する。

 

宿泊してみて不快だった点が皆無なわけではない。

しかし施設を完璧に整えたり料理を最上級にしたり

いたれりつくせりのサービスをするために従業員を増やしたり

そうなれば当然宿泊代に撥ね返る。

10万も出せば優雅な一日が過ごせるだろうが

私はそれでは落ち着けない。寛げない。

そこそこの値段でそこそこの環境で

ひとつふたつ「おっ」と思える箇所があればいい。

 

老朽化に対処しきれず「ぼっさい」と感じても

「頑張ってるなあ」と思えばいい。もしくは見過ごせばいい。

フロントに人がいなくても「家族経営なんだ」と笑って済ませる。

 

最初に気にしたら 泊っている間中に気になる。

宿の印象はぎりぎりのバランスで成り立つ場合が多い。

マイナスの方に錘を置いたら天秤は簡単に傾く。

ひとつ気になるとあれもこれも気になるものだ。

だから宿を出るまではそちらには錘を置かないようにする。

置きたかったら帰路についてから置けばいい。

 

口コミにある不平不満を読んでいると

確かに「これはなあ」と思える点もあるけれど

ひとつひとつは それひとつだけなら許せることである。

それをどの視点で見るか で過ごす時間は変わる。

どうせ泊まるなら気持ちよく過ごせた方がいいではないか。

 

不満を顔に出せば 相手に伝わる。

自分のためである。不満は感じないようにするのが一番だ。

 

いいことだけを見て過ごす。

ささやかな点を大げさに評価する。

 

先月と今月で四か所に宿泊したが

すぎ嶋はだんとつによかったとしても

それぞれにいいところはあった。

それぞれの苦労や工夫に思いをはせるのも楽しい。

頑張っている宿泊施設は それだけで居心地がいいよ。

 

 

 

 

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