ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

フレンチだよん その後地獄だったよん

2018年02月02日 | 
てなわけで

(というのは実家父が想定より動けると分かって安心して)

今年一発目のフレンチランチに行って来た。ペルージュである。
前菜1 さわら であった。さわらのたたき(みたいなの)は初めてだ。


その2 フォアグラとブロッコリーのテリーヌ。


旦那は「俺はフォアグラは嫌いだ」と言ったが
テリーヌだから「焼いただけ」とは違う筈だと勧めてみる。
したらばぺろりと食べた。

これは一口目より最後の一口の方が美味しかった料理だ。
「ふうん」と食べていて はっと「これは美味しい」と気づいた時は
終っていたという悔しい一皿であった。

魚はホウボウ。肉は豚ちゃんにした。


料理は美味しかったのだが 隣の客がいかんかった。
ずーーーーーっと海外旅行の話をしている。
事あるごとに旅先のエピソード
次に行く旅行の話を持ち出して
給仕役の奥さんまで巻き込もうとする。

一番どたまきたのが
「美味しかった。フランスで食べたより美味しかった」
である。

話題の中で「なんとかの奇跡の なんとかの泉」が出てきた。
どうやら思い出せないようである。あとのふたりは黙ったままである。
繰り返し「何でしたっけ」と繰り返すのだが 誰も言わない。

ルルドだ 馬鹿め。

ど忘れは誰にもあるが 他のふたりまで思い出せないなんてわけがない。
知らないのだ。

へっ。


何かと奥さんを引き留めようとするから
こちらは遠慮して話し掛けないようにしていのだが
各テーブルの料理が出終わるのを待って
「一年前に食べた料理のこと」を訊いてみる。

ものすごく美味しくて
かつ これなら似たようなもの作れるんじゃないか
とずっと思っていたのだ。
他の料理は繊細すぎて真似できないけれど
これなら。

奥さんは厨房に確かめに行き
更には私の携帯にある写真を確認して
作り方を教えてくれた。
勿論店の味など出せない事前提である。
すっかり真似しようとしたら手間だし。材料も調味料も違うし。

訊いてみるもんだ。
今度作って うまくいったら報告するね。


そしてその後の「地獄」というのは

夕食を食べ過ぎ、更には賞味期限当日のケーキを食べ、
夜中に腹痛を起こしたのであった。

いや まいったまいった。今朝は起きられなかったよ。
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実家七不思議

2018年02月02日 | XDAY
数えればそれくらいあるだろうが
とりあえずの不思議ちゃんは

「なんでこんなものがなくなるんだ!」
であります。そして
「どうして出て来るんだ!」
であります。

急須のふたとか靴とか。
ないないと探し回って見つからず
代わりのものを買ったり諦めたりすると
ある日どこからかひょっこり出て来る。

実家は広いことは広いが
現在の父の行動範囲など知れてる。
だが見つからないのである。

「見つからない」最大のブツはあれだ。金塊だ。
水害の時父から見せられたそれは名刺型だった。
娘が貰ったのはブロックだった。
「もうひとつあるよね」と訊いたら「うちにはそれしかない」
と父は答えた。
もうひとつ見つかれば娘と息子と一個ずつで面倒がない。
そう思って片づけをしているのだが出てこない。

あ。先日商品券が4万円分出てきた。


家の中の歩行さえ覚束なくなっている父。
これまで「タバコ目当てに買い物に行く」と
切れそうになっても知らん顔をしていたのだが
もう無理だろうと旦那に買い置きを頼んだ。

だがしかし。

昨日実家に行ったらば
買った覚えのない雑誌キャラメルなどが並んでいる。

コンビニに行ったのだ。
いくらコンビニでも 普通に歩いて片道5分。
父のあの様子では10分は掛かると思われる。
それを往復行って来たのだ。

なぜ。

なぜ一番の冷え込みと言われる今。
てかそんだけ動けるのならどうして家の中でも動かない。


ほんと分からん。
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