ただなんとなくなにごともなく

いろんなところへ行って来て いろんな夢を見ておいで
そして最後に きみのそばで会おう

汗染みは淡いブルース

2007-09-30 18:42:43 | Weblog
東京ビックサイト「BILLY'S BOOT CAMP JAPAN TOUR 2007」でブートキャンプに入隊してきました。

準備運動も含めて動きっぱなしの1時間。
一度もまともな運動経験のないワタクシ、最初はハイになって笑ってたけどだんだん頭の中がモーローとするほどになり、しかし雀百まで踊り忘れず。
緩急つけてプログラム組んであるからそれもあるだろうけど、とにかくなんとか止まらずにやれました。そして今も元気だ。びっくり。
あたしなんだかやればできる子?





帰りにこれ買いました。こんなのあるんだねー…初めて来たわけじゃないのに初めて見たよ。
お土産らしいからお土産にしまーす。




追記;今朝(10/1)のワタクシ。右の後背筋、臀筋群が痛い。
昨日動いててよくわかったのは、自分の身体の特性みたいなものだった。右半身が硬い。左半身はは柔らかくてよくしなる。私は昔左膝蓋骨脱臼で復元形成術を受けて、そのリハビリを疎かにしたから、たぶん身体の筋力に左右差がある。まあ、もともと筋力なんてどっちにしろ差はないくらいないんだけど。だから今でも右が左を庇ってしまうんだな。そういう身体になっている、というのが、なんとなく良くわかった。

イベントは準備運動で15分、ビリーと娘さんのシェリーさん、インストラクターが3名でステージでエクササイズ。45分間。そのあとは質問コーナーで、ビリーが自身の哲学などについて教えてくれた。
「ブートキャンプは苦しいだろうけれども、そこを越えたら見えてくるものがある、自分を信じよう、外見は内面についてくるものだ。
3つのTが重要だ…Trust(信頼)、Truth(真実)、Time(時間)。自分を信じて行えば、真実が見えてくる(このへんは私はすごい納得。意外に出来る自分がいて、自分の体の特性がわかったからね)
それには時間が必要だ。ブートキャンプは内面を鍛えるトレーニングなんだ。
ペットボトルがある。中の水は自身で、ボトルは外見だ。中の水がしっかりしていればしっかり立っていられる。潰れたボトルは立っていられない。私は昔潰れたボトルだったが、今は違う。内面を鍛えたからだ。私のパワーは毎朝神に祈ることから始まっている。J,E,S,U,S(イエス・キリスト)が私にパワーをくれる」――どうもビリーさん熱心なクリスチャンらしい。ちなみに会場にご兄弟がいらしていたがNAVYの三沢基地の司令官だそうな。そしてシェリーさんは1児の母。
会場がどよめいていた。

ビリーさん、エクササイズの最中に曲に合わせて歌うのがすごくイイ声でした。
すんごい大変だったけど、楽しかった。DVDって家で掛けるまでウダウダしちゃって結局できなかったりするからさ、こういう強制入隊とってもよかったわ。



BALANCE

2007-09-30 02:11:33 | Weblog
歌う、ということは、身体表現である。
歌う身体を使えば、曲の再現性は高まる。技術的な部分で無造作な歌では「音」としての部分の歌を十分には伝えられない場合が多いと思う。
一方で、歌には「心」がある。歌の持つ世界をひとつひとつ相手に伝えることが聴く者の心を動かす。それは技術的な問題ではない。技術は助力にはなるが、それ以上ではない。
そのあたりのバランスが難しい。

今日は(といっても昨日のことになる)中高生のコーラスを見てきた。歌詞の内容を理解するためにイメージトレーニングしたりと貰ったリーフレットに練習は色々と大変そうなことが書いてある。だが、それを伝える歌が歌えなければ気持ちはただの空回りに終わる。正確に曲を再現しながら歌の心を伝えていく技術。それには、やはり身体を意識しながら油断せずに歌わなくてはならない。たとえば、一音をきっちりと出す、歌詞をしっかり聴かせる、腹筋背筋腰筋を使って声をどっしりとしかし前へ響かせる。

そう言う技術は、思いだけでどうにかなるものでもない。
その辺のバランスはやはり難しい。


GIRLS TALK

2007-09-29 10:28:36 | Weblog
木曜日。

小学校は3時間授業だったので下校後お友達のうちでみんなでゴハン食べて動物公園に行った。
子供4人で大人3人赤ちゃん1人。

子供たちは何か算段をしている。密談とでも言うように親から離れて。
そして親たちは世間話に興じている。ここでは堂々と、しかしやはり自分のテリトリではあまり大声で言えない嫁姑のこと。

女の子同士の話はいつまでたってもヒミツ、である。

あなたの地元の「地のもの」おしえてください(9月21日)

2007-09-26 12:09:35 | Weblog
今日はTB練習板のお題でも。
貯めこんでるのは干支がねずみだからか。それでミッキーも好きか。
たぶん違う。


●「花火大会、行きましたか?」(8月17日)

行ったっていうか…、見えるものを見てました。じぶんちから見えるもの。


●「あなたの夏バテ対策、教えて下さい!」(8月24日)

家から出ない。ひきこもり最強!

…あ、これだけじゃダメ?ダメかやっぱり(笑)

うーん、規則正しい睡眠だね。水飲んでゴハンはちゃんと食べて、よく寝ること。
あと暑すぎてもダメで、適度なクーラーは必要だと思う。
暑さでやられるってほんとにあるってよくわかった今年の夏。


●『あなたにとって「ブログ」って何?』(8月31日)

うーんそれ聞かれるとね…(笑)
自分の中での存在意義はよくわからないな。
書きたいから書いてる。欲望を満たすものですかね。

最初、毎日の中で自分が思うことが、感じることが、そのまま流れてしまうのがイヤだなと思っていて、整理されないままゴチャゴチャになって頭の中で忘れてしまうっていうのがね。
で、ヒマにあかせてこのブログを作ったわけですけど、そういうのって自分のPCの中でやれよと言われればもうまったくその通りなんだけどね。そうしないのって、なんなのかね(笑)
たぶんそれはねえ、多少の露悪趣味と、あと責任だね。レスポンシビリティ。

まったく自己中心的だけど、ネットという「外」に出すという責任を負うことによって、自分の発言や書くことに理性が利くって言う、そういう意味合いがあるのかなと。だから勝手に自制的にするための道具的に使ってるのかな、インターネットという世界を。

あと最近ね、私はブログってのは情報共有だな、ってのを改めて意識してて、というのは自分が観たレミゼ(ミュージカル「レ・ミゼラブル」)の同一日の感想なんかを読ませて頂くのに他の方のブログを巡ったりしてるとね、自分が見落としてるとこが見つかったり、自分の記憶を呼び起こしたり、ああ感動したポイントおんなじだなとか、ああここはこういう印象がほかにもあったのか、なんて、そういう「他者の目線」がわかって、すごくいいなと思ったんですよ。自分がブログ書くより人の感想を読むことに夢中になっちゃったりして、あーそうそうそこはそうだったよね、なんて思ったりして(笑)
それですごく有難かったんですね。レミも今期以前の公演のを遡って読んだり、違う舞台のものも探したり、いろいろと便利に使わせて頂いた。
そういうことを経験したときに、私は、今まで自分が観たもの、行ったものに対して、良かれ悪しかれあんまりはっきりどう思ったかみたいなことは書かないようにしてたんだけど、それってダメだなというか――たとえば他の方で、そういう目的で検索なんかで探して下さった方が私のブログへいらして記事をご覧になっても、お手間の割に役に立たないな、と思ったわけ。まあ私ごときどなたかのお役に立てる、ともとても思えないけども。
自分の感想はあくまで素人なんだけど、それは責任を持とうと言うか、素人なりに。と言っても誰かと論争する気はさらさらないんで、そこは勘弁して頂いて(笑)

まあそういうことで最近は少し自分が書く日々の「ブログ」に関して、多少は考えが変わってきてますね。



●「夏の思い出、教えて下さい」(9月7日)

この夏の想い出は、学校のお友達とのツアー企画でやたら遊んだこと。
専属ツアコンやってます(笑)

あとは帝劇通いだねー。基本ひとつの公演で1回しか行かない自分にはリピートするってこと自体がスゴイことだった。作品のコアなファンの方にはとても及ばないけども。
秋の想い出は博多かもしらんね。来年の夏は中日かもね(笑)


●「秋の夜にオススメの映画を教えて下さい」(9月14日)

うーん。どんな気分になりたいですか?なんてね。ははは。

「イングリッシュ・ペイシェント」(1996)
今まで観た洋画でいちばん好きで、これを書くんで最近もいっかい観たけど、やっぱ好きだった。

あとのオススメ。

まあ定番ではありますが、やっぱこれいいよね。歌い出したくなるもん。
てか実際にそうしたし(笑)↓
「天使にラブ・ソングを・・・」(1992)
「天使にラブソングを2」(1993)

めちゃめちゃ楽しくなるミュージカル映画↓
「プロデューサーズ」(2005)

最近観た中でそこそこヒトサマにオススメ出来るもの↓
「シャーロット・グレイ」(2002)
「エバー・アフター」(1998)


●「あなたの地元の「地の物」をおしえてください」(9月21日)

地のもの?なんだろうなあ…駅弁か。違うか(笑)
穴子とか?獲れるのかもしれないけど、獲ったことないからわかんないなあ。東京だからねえ、東京タワー、とか言ってそれは違うわけでしょ(笑)



 ただいまのBGM;PSY.S「See-SawでSee」

世界はSee-SawでSee 揺れながら見えてるよ 世界はSee-SawでSee 微妙に片思い
世界はSee-SawでSee どっちつかずでいいじゃない 世界はSee-SawでSwing
たぶんいつでも 大丈夫さ



で、全然関係ないけど真心ブラザーズ9月12日発売新曲。
SME On-lineのページへ飛んで試聴ができます。








Be A SLAPSTIC

2007-09-25 16:33:11 | Weblog
私こまつ座観るの10年以上ぶりくらい・・・、もっとか?
前が梅沢さんとすまけいさんの「父と暮らせば」だものな。
チケット取れないんでこまつ座あんま観れなかったんですけど、井上ひさしの戯曲の本を愛読していた時期もありました。高校生の頃かもしれない。ずっと忘れてたけど。

そういうわけで観てきました。

世田谷パブリックシアター『こまつ座&シス・カンパニー公演 「ロマンス」』
2007/09/25 マチネ

出演;大竹しのぶ/松たか子/段田安則/生瀬勝久/井上芳雄/木場勝己
作/井上ひさし、演出/栗山民也


井上、段田、生瀬、木場、4氏が交代で演じていくロシアの作家/戯曲家であり医師であったチェーホフの少年期から晩年までの物語。そしてその妹マリヤに松たか子、妻オルガに大竹しのぶ。場面は役者が入れ替わりしながら他の場面のアンサンブル出演もします。

で、盆を使った演出ばっか観てるぞここんとこ、と思いましたが、まあそこは栗山さんだから仕方ねえ(笑)
物語は井上ひさしのチェーホフ観が実によく出ていると言うか、それに尽きるような気がする。その分、思い入れのせいか冗長だなと思う箇所が2か所くらいあったかな。相変わらず(というのは個人的な印象かも)膨大な台詞量で理屈っぽくなりがちな部分もあるが俳優たちの際立った実力でコメディにして押し流していく感じ。全員が甲乙つけがたい熱演であり好演であったと思う。
井上芳雄君の年寄り演技は思いがけず良くていい。木場さんは見かけによらず(失礼)切れのある体捌き、段田さんはどの場面もそつなくこなす、生瀬さんはコミカルパートになると素晴らしい働き。大竹しのぶはもうねえ…リウマチの老婆をやったところで本気で青年チェーホフの生瀬さんが笑い出しそうになってましたからね。こういうアクのある役しかできなくなったのかと思うくらいだ(笑)
後半物語がチェーホフの晩年に切り替わる一瞬で、大竹さんのオルガもやっぱりぱっと10年後ぐらいに切り替わるんだよね。振り返る一瞬くらいで。そのへんはもうね、ほんっとにナチュラルボーンアクトレス(by中村勘三郎)だなと思います。
松さんはよくお出来になるなあって。その透明感が神経質さに繋がって行って、軸になるマリヤの印象を際立てていますね。音楽劇の様相も呈していたんだけど、松さんと井上君はその辺は貫録な感じでした。


いやしかしものっすごい人だった。チケット激戦だったし、補助席も立見も出てたし。
面白い芝居でも空いてるものもあるし、こういう超満員の人気舞台もあるし、なんか、客入りって難しいねえ…。


 本日のBGM;キリンジ「今日も誰かの誕生日」

あなたが優しく 蝋燭をを吹き消せば 今夜は十五夜
シーツの隙間に 差し込む月明かり



キリンジの今日配信開始のシングル。十五夜の日に十五夜の日の曲を配信開始するなんてニクイねこの!ということは、この曲に出てくる「あなた」は9月の後半生まれなわけですね。毎年十五夜って変わるから特定できないけど。
配信でも取ったけどHMVインターネット、渋谷店などで限定販売しているDELFONICSパッケージもワタクシ買ってしまいました。渋谷通ったから(笑)
ついでにHMV ON-LINEキリンジ特集ページで試聴ができます。
すべてはサビのために、という感じの曲。でも必聴のスーパーハッピーチューン!
ピアノがまたメロディックですごいイイんですよ。









作用の神様

2007-09-24 05:30:10 | Weblog
新橋演舞場「憑神」9/23ソワレ、を観てきました。

出演:中村橋之助/鈴木杏、葛山信吾、野川由美子、升毅、デビッド伊東、コング桑田、藤谷美紀、秋本奈緒美、陰山泰、福田転球、初嶺麿代、他。
脚本・演出/G2、浅田次郎原作。



映画も観ないし原作も読んでないし、予備知識なしぜんぜん期待しないで観た芝居でしたが、これが楽しかったー。
演舞場風味ではあるけどG2らしくもあり、芸達者ばっかりの王道コメディ。
装置の大きい盆と小さい盆でうまく場面転換したり時間軸をずらしたり。2幕冒頭の説明の場面や殺陣のとこなんかも面白かった。橋之助さんはやっぱ歌舞伎役者だわ。殺陣上手いし。剣さばきが上手。

時間も長すぎず、ちょうどいいかんじ。
面白かった。

地球はいつも存亡の危機に晒されている

2007-09-21 16:33:24 | Weblog
ティム・ストーリー監督「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」を観てきました。今日から公開。

ファンタスティック・フォー:銀河の危機<日本語吹替版> - goo 映画ファンタスティック・フォー:銀河の危機<日本語吹替版>


苦手な日本語吹替版の初日の初回上映に行ったのは石川禅さんが声あてしてるからです。エライな自分。

さて原作はアメリカンコミックのマーベル社の代表作品のひとつであるこの「ファンタスティック・フォー」。かつての恋敵でもあり研究上のライバルでもあったビクターから出資を得て研究のために宇宙へ出たリードら4人の科学者は、その作業中に未知の宇宙放射線を浴びてしまい、結果、不思議な能力を持つことに。それを使って人命救助などを行うようになった彼らはやがて「ファンタスティック・フォー」という名前でヒーローとして認知されるようになる。そしてニューヨークを救うべく悪の超人、Dr.ドゥームと対決するが、彼の正体は同じく宇宙放射線を浴びたビクターだった――というのが前作「ファンタスティック・フォー」(2005) まで。
続編となる本作は、チーム「ファンタスティック・フォー」として確立された彼らが次々と惑星を滅ぼすコズミック・ビーイング「ギャラクタス」と、その尖兵である「シルバー・サーファー」との戦いを中心に描く。
主人公のリード、前作ではお金なくて研究出来なかったのに今回はファンタスティックな自前の研究施設を持ってます。いやあヒーローで儲かったんだね。よかったね。

ま、そういうわけで戦いは中心なんだけど、Mr.ファンタスティックと呼ばれるようになったこのリードと前作で婚約したインビジブル・ウーマン、スーとの結婚話も軸になっており、後半から一気にSF化してくる、って感じ。男の子向けのコミックが原作だからかもしれないけど、こういう「SF大作」ってなんとなくドラマを得意な展開に持っていくためにその動機とか原因の部分がないがしろにされがちなものがあって、この作品に関しても「シルバー・サーファー」や「ギャラクタス」についてはちょっと説明不足、もしくは尺が足りないかな、という印象。コミック読んでるとわかってる話なんだろうけど、私みたいなのもいるわけで。特にアメコミって日本ではなかなか手に入らないしねえ。
ところどころの超展開はまあコミック原作だからこそなのか。アメリカ陸軍がなんでドイツとかイギリスとかで単独作戦が取れんだよ、ってちょっとツッコミました。でもリードが作った飛行メカ「ファンタスティック・カー」がDODGEってマーク入っててそっちのが内心大ツッコミだったかな。

あ、あと日本の描かれ方ですが、あれはまあいいとしても冒頭の。駿河湾にはあんな地形であんなショットで富士山見えるところはないです。てか富士山見えてれば日本て言うのはちょっと違うからね、監督!それに「銀河の危機」ってよりは「地球の危機」だからね。勝手にオオゴトにしないように。


とは言え、まあそういうわけで固いコト抜きのこの作品、観る方も気楽に観られるのがいいところでしょうかね。描かれ方の雰囲気からするとまたそのうち続編がある感じ。特にシルバー・サーファーに関してはちょっとその後が気になるかな。もうちょっと次回はちゃんと出自を……あ、いや、固いコト抜きなんでした。
まいっか。





your will

2007-09-20 19:16:17 | Weblog
今年は遊び呆けるつもりだったのが、誘いに断れないまま小学校のベルマーク委員を引き受けることになった。

全校600人強の家庭からひとりひとりに収集袋を渡しPTAが集めたベルマークは、60リットルくらいの大きなポリバケツ1杯にはゆうになる。その中身をぶちまけて、整えて、会社ごと、商品ごとのナンバーに振り分けて点数を集計する作業。
結構な量に小さく切り取られたそれは、ヘタをすれば爪で弾いてどこかへやりそうなものもあり、書いてある点数は確認するのも大変で、思わず背中をのけ反らせてしまうのに自分のトシを感じざるを得ない。隣のお母さまは、その小さな欠片を見詰めながら、これは私は読めないわ…と呟いてふっと笑った。
あまりに途方もない量のように思えて、昼食を挟んでもまるで終わらないのにだんだん焦り出してくる。マークの付いているパッケージの材質によっては読み取りにくかったり目がちかちかする様な色遣いだったりと、たわいないことが不機嫌を呼び起こした。こんな小さな場所にわかりづらい色で印刷する方もする方だが、切って寄こす方も方だよ、なんて、誰にも言わずに思ったりもしてみた。
そう、最後の方は何か言う気力もないほどうんざりだった。
学校のためと思うからやれるのだ。

作業効率なんてそんな状態では無縁と決まっている。結局来月に余して、バタバタと帰って来た。
人海戦術だからまだ迷惑にはなっていないと思われるものの、人間には向き不向きがある。適性がないものには適性はないのである。
集計した点数がどの程度間違ってしまっているかと、今はなんとなくそのあたりが気になっている。



Vestaige

2007-09-19 00:06:16 | Weblog
久し振りに幼稚園へ行って来た。用事があったのである。
バザー品に提供したいものがあった。

園に最後に行ってからまだ半年も経っていない。それでも、何か違うと思った。
外装のすべてを新しく塗り替えていた。なるほど、建物がよく反射する。
夏休みにしたのだそうだ。新しい遊具も入っていた。

去年のこの時期から、10月の終わりまで、PTA会長だったあの時の私は、毎日どうやって暮らしていたのだろうと思うほど忙しかった。起きてから寝るまでやることが山ほどあって、それなりに零しつつもこなせてはいた。今はもう、たぶん同じことは出来ない。あの時間は、怠惰と快楽に溺れやすい自分にたまに来る運命の試練だったのだろうと思っている。
そしていま、観劇だのライブだの映画だのと少々遊び捲くっている自分には、その名残はない。幼稚園にも、私の仕事の名残はなかった。

それでも、聞けば問題は相変わらずで、誰かの愚痴の原因も変わらない。
そこだけはせめて爪痕くらいにしてもらいたかった。


 ただいまのBGM;アルファ feat.ハナレグミ「宇宙ハワイ」





不機嫌も寝静まる夜

2007-09-17 17:41:07 | Weblog
日比谷野外音楽堂「キリンジ KIRINJI PREMIUM LIVE TOUR 2007」に行ってきました。
17:00open、18:00start。

で、16:40頃の二重橋。強風に乗って、リハの音が聞こえます。曲がはっきりわかります。
17:00前後。まだやってます。曲がはっきりわかります。

このままここで聞いててもいいんじゃないか?客入れはいいのか?いやむしろキリンジが客入れ時からずっと「いらっしゃーい」とか舞台上でやってくれるからプレミアライブなのか?とか、いろいろ思いましたが、結局ただのスケジュールの遅れだったみたいでフツーにこっちも会場へ。
野音がいいのはビール飲みながら聴けるからっすね!時々吹いてくる風と一緒に穏やかにまったり座ってたい感じで。
そして聞く兄弟の噛み合わないMC。

  
そんな感じでセトリ。たぶん今回は間違ってない…といいなあ。

YOU&ME
Drive Me Crazy
汗染みは淡いブルース
あの世で罰を受けるほど
雨は毛布のように(バージョン違いのやつ)

クレイジーサマー
ブラインドタッチの織姫
Golden Harvest
グッデイ・グッバイ

Bluebird
ジョナサン
ladybird
ロープウェイからこんにちは
唐変木のためのガイダンス
冠水橋

ムラサキ☆サンセット
ロマンティック街道
今日も誰かの誕生日(9/25配信開始新曲)
サイレンの歌

アンコール;
エイリアンズ
きみのことだよ
茜色したあの空は


キリンジ;堀込高樹、堀込泰行(g.,Vo.&cho.)/中森泰弘(g&cho.)、真城めぐみ(cho.)、沖山優司(b.)、伊藤隆博(key.)、小松茂(dr.)


バンドサウンド重視でいろいろとバージョン違いだのアレンジ変えてやったりしてたのと、たぶん風や天候等の会場の関係で結局はPA調整難しくてリハずっとやってたのかなあ、って感じ。笑っちゃったのは外で聴こえてたのはオープニングからの曲だったってこと。確認してたんだね。
コーラスだけ時々エフェクトかかってたけどVo.マイクはほとんど掛けてなかったと思う。で、と思うとですね、去年のAXの時は作り込みのあるライブだったわけですね。一説によると入っていたテレビカメラはWOWWOWだったそうです。

「雨は毛布のように」のバージョン違いは何に入ってたやつだったか思い出せん…。
9/25配信開始のシングル「今日は誰かの誕生日」は聴いているだけでハッピーになれる感じの曲ですね。お兄ちゃんのロマンティックシティポップ路線炸裂。高樹さんてなんで時々こういう感じなんでしょう。大好きだけど。で、時々歌謡曲路線なのよね。
あ、ちなみに会場で配ってたこの曲の販促用ハガキのキリンジコメント。
「嬉しい日がみんなにひとつずつ。皆さん、お互いに祝福しあいましょう。そうした日には殺伐とした職場の雰囲気もきっと和やかになるでしょう」
毎月25日は給料と引き落とし、そしてキリンジのチェックをお忘れなく!、だそうで。こういうこと書くセンスですキリンジって。つか公務員は15日だよ給料。
そんでMCで「今日誕生日のひと~?」って聞いといて、あ~なるほどとか言ってさらっと流しちゃうセンス。
セトリは雨降ってもいいようになってたそうで、むしろ降った方がよかった風で。
全然時期違うけど「千年紀末に降る雪は」が聴きたかった。


会場入りする途中でシャボン玉が空にまいあがりまして、お、なんだなんだと思ってたら、客席に入ったあともちょっとだけまた飛びまして、ななめ前方のメガネのお姉さんだったんだけど、野音ぽかったですね。そういう浮世離れした空間な感じ。
今度からルールにしたらどうだろう。